女性シオニストからみるアメリカ・シオニズム-イスラエル建国に至るハダッサの展開-
女性シオニストからみるアメリカ・シオニズム-イスラエル建国に至るハダッサの展開-
批准号:
13J03164
负责人:
大岩根 安里
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
26年度は、以下の3点を中心に研究を進めた。1)アラブ人とユダヤ人との共生を目指すシオニスト団体として知られるハダッサ(アメリカ・ユダヤ人女性シオニスト団体)は、1940から1943年にかけて立ち上げた研究会において、共生を目指すことよりも、ヨーロッパで難民化した同胞の救済が先決であるという結論に達した。その背景には、ダビッド・ベン=グリオンや男性中心的なアメリカ・シオニストらの、「女性は政治的活動には不向きである」という認識がハダッサのシオニズム理念を政治的な領域で実現するのを阻む圧力となっていた。このことを、『ユダヤ・イスラエル研究』に纏めた。2)今年度も、11月末から約二ヶ月半にわたり、The American Jewish Historical Society(AJHS)(ニューヨーク)において研究調査を行った。2014年11月より、旧ハダッサ・アーカイヴの全ての資料が正式にAJHSに移行したため、昨年度閲覧することができなかった資料を収集することが可能となった。これにより当該研究に必要な資料の95%を収集した。調査を行った結果、研究調査の時点では、ハダッサの他の指導者による書簡や個人の日記に関する資料のほとんどが未整理であることが判明した。そのため、残りの5%程度は資料を確認することができなかったが、博士論文執筆において支障はないものと思われる。3)ハダッサの設立者、ヘンリエッタ・ソルドと彼女の盟友ユダ・L・マグネスのシオニズム観を、「道義心」というキーワードをもとに纏め、『一神教世界6』に投稿した。このテーマは、文化的シオニズムのアメリカ化の分析にも繋がるため、引き続きその詳細を分析していくつもりであり、その一つとして、2015年6月に開催されるAssociation for Israel Studiesの第31回年次大会で報告することが決まっている。
英文摘要
26年度は、以下の3点を中心に研究を進めた。1)アラブ人とユダヤ人との共生を目指すシオニスト団体として知られるハダッサ(アメリカ・ユダヤ人女性シオニスト団体)は、1940から1943年にかけて立ち上げた研究会において、共生を目指すことよりも、ヨーロッパで難民化した同胞の救済が先決であるという結論に達した。その背景には、ダビッド・ベン=グリオンや男性中心的なアメリカ・シオニストらの、「女性は政治的活動には不向きである」という認識がハダッサのシオニズム理念を政治的な領域で実現するのを阻む圧力となっていた。このことを、『ユダヤ・イスラエル研究』に纏めた。2)今年度も、11月末から約二ヶ月半にわたり、The American Jewish Historical Society(AJHS)(ニューヨーク)において研究調査を行った。2014年11月より、旧ハダッサ・アーカイヴの全ての資料が正式にAJHSに移行したため、昨年度閲覧することができなかった資料を収集することが可能となった。これにより当該研究に必要な資料の95%を収集した。調査を行った結果、研究調査の時点では、ハダッサの他の指導者による書簡や個人の日記に関する資料のほとんどが未整理であることが判明した。そのため、残りの5%程度は資料を確認することができなかったが、博士論文執筆において支障はないものと思われる。3)ハダッサの設立者、ヘンリエッタ・ソルドと彼女の盟友ユダ・L・マグネスのシオニズム観を、「道義心」というキーワードをもとに纏め、『一神教世界6』に投稿した。このテーマは、文化的シオニズムのアメリカ化の分析にも繋がるため、引き続きその詳細を分析していくつもりであり、その一つとして、2015年6月に開催されるAssociation for Israel Studiesの第31回年次大会で報告することが決まっている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
American Zionism in Light of the “Progressive Movement” of the Beginning of the 20th Century: The Case of Henrietta Szold and Louis D. Brandeis
从20世纪初的“进步运动”看美国的犹太复国主义:以亨丽埃塔·索尔德和路易斯·D·布兰代斯为例
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
一神教世界
影响因子:
--
作者:
[Nobashi T, Koyasu S, Nakamoto Y, (他5名), Makoto Furumoto, Anri OIWANE]
通讯作者:
Anri OIWANE
Aspiring to “Co-existence” by following the Zionist Idea and Judaism as Moral Code: The case of Judah L. Magnes and Henrietta Szold
通过遵循犹太复国主义思想和犹太教作为道德准则来追求“共存”:犹大·L·马格尼斯和亨利埃塔·索尔德的案例
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yasuyuki Tsunoi, Shunichi Sato, Ryota Watanabe, Satoko Kawauchi, Hiroshi Ashida, Mitsuhiro Terakawa, Anri OIWANE]
通讯作者:
Anri OIWANE
J・L・マグネスとH・ソルドのシオニズムにみる『共生』―“the Internal Jewish Question”と“the Arab Question”を巡って―
J.L. Magness 和 H. Sordo 的犹太复国主义中的“共生”:关于“内部犹太人问题”和“阿拉伯问题”
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
一神教世界
影响因子:
--
作者:
[横山寿敏, 田村駿, 小形正男, 大岩根 安里]
通讯作者:
大岩根 安里
ジェンダーの視点からみるシオニズム―アメリカ・女性シオニスト団体、ハダッサの政策転換を事例に―
性别视角下的犹太复国主义——以美国犹太复国主义妇女组织哈达萨的政策变化为例
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[檜垣徹太郎, 中山和則, 齋川賢一, 高橋智, 山口昌英, 大岩根安里]
通讯作者:
大岩根安里
1940年代前半におけるHadassahのシオニズム観:その矛盾、限界、ジレンマ―The Committee for the Study of Arab-Jewish Relationsを事例に―
哈达萨对 20 世纪 40 年代初期犹太复国主义的看法:它的矛盾、局限性和困境 - 以阿拉伯-犹太人关系研究委员会为案例研究 -
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
ユダヤ・イスラエル研究
影响因子:
--
作者:
[Kikuchi M, Koyasu S, Shinohara S, (他3名), 大岩根 安里]
通讯作者:
大岩根 安里