衛星重力観測を基軸とする宇宙測地手法を用いた地球惑星変動の学際的研究
衛星重力観測を基軸とする宇宙測地手法を用いた地球惑星変動の学際的研究
批准号:
13J01427
负责人:
松尾 功二
金额:
$1.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
本年度は主に、衛星高度データを用いた極域氷床の消長に関する研究を行った。アメリカ航空宇宙局(NASA)が2003年1月に打ち上げたレーザー高度衛星ICESatが計測した表面高度データを用いることで、グリーンランドの加速的な氷厚薄化のシグナルを捉えた。その結果、2003-2009年の期間では、グリーンランド西部と北部で、氷厚の加速的な薄化傾向、南東部で減速的な薄化傾向にあることを明らかにした。現地の気象データを用いて、これらの傾向の要因を考察したところ、西部と北部の加速的な薄化傾向は、気温の昇温に伴う氷床融解の加速を反映していることが分かった。また、南東部では、氷床融解に加え、2007-2009年にかけて降雪量が増加していたため、減速的な薄化傾向であったことが明らかになった。本研究の成果は、国内学会や国際学会にて発表された。また、2014年7-8月に札幌にて行われた国際学会Asia Oceania Geoscience Society 11th meetingにて招待講演として発表された。学術論文に関しては、現在執筆中である。この研究に並行して、重力衛星GRACEによる重力時間変化データを用いた、2006年および2007年千島列島沖地震に関連した地震後重力時間変化に関する研究を行った。地震後重力変化が確認されたのは、2004年スマトラ・アンダマン地震(Mw9.2)、2010年チリ・マウレ地震(Mw8.8)、2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)に続き、第4例目であるが、他の地震と比べ、異なる特徴が見られる。それは、地震の規模が他のケースよりも圧倒的に小さいにもかかわらず、2011年東北地方太平洋沖地震に匹敵するほどの大きな地震後重力変化が見られる点である。本研究で発見した現象を国際学会にて発表し、現在メカニズムの解明に向けて調査を行っている。
英文摘要
本年度は主に、衛星高度データを用いた極域氷床の消長に関する研究を行った。アメリカ航空宇宙局(NASA)が2003年1月に打ち上げたレーザー高度衛星ICESatが計測した表面高度データを用いることで、グリーンランドの加速的な氷厚薄化のシグナルを捉えた。その結果、2003-2009年の期間では、グリーンランド西部と北部で、氷厚の加速的な薄化傾向、南東部で減速的な薄化傾向にあることを明らかにした。現地の気象データを用いて、これらの傾向の要因を考察したところ、西部と北部の加速的な薄化傾向は、気温の昇温に伴う氷床融解の加速を反映していることが分かった。また、南東部では、氷床融解に加え、2007-2009年にかけて降雪量が増加していたため、減速的な薄化傾向であったことが明らかになった。本研究の成果は、国内学会や国際学会にて発表された。また、2014年7-8月に札幌にて行われた国際学会Asia Oceania Geoscience Society 11th meetingにて招待講演として発表された。学術論文に関しては、現在執筆中である。この研究に並行して、重力衛星GRACEによる重力時間変化データを用いた、2006年および2007年千島列島沖地震に関連した地震後重力時間変化に関する研究を行った。地震後重力変化が確認されたのは、2004年スマトラ・アンダマン地震(Mw9.2)、2010年チリ・マウレ地震(Mw8.8)、2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)に続き、第4例目であるが、他の地震と比べ、異なる特徴が見られる。それは、地震の規模が他のケースよりも圧倒的に小さいにもかかわらず、2011年東北地方太平洋沖地震に匹敵するほどの大きな地震後重力変化が見られる点である。本研究で発見した現象を国際学会にて発表し、現在メカニズムの解明に向けて調査を行っている。
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Temporal variations in the Earth's gravity field from multiple SLR satellites : Toward the investigation of polar ice sheet mass balance
多颗 SLR 卫星造成的地球重力场的时间变化:极地冰盖质量平衡的研究
DOI:
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发表时间:
2014
期刊:
Proceedings of 18^<th> International Workshop on Laser」Ranging
影响因子:
--
作者:
[政成 美沙, 若井 暁, 三本木 至宏, K. Matsuo and T. Otsubo]
通讯作者:
K. Matsuo and T. Otsubo
SLR衛星から導かれる地球の低次重力場変動 : 精度と解釈
来自SLR卫星的地球低阶重力场波动:准确性和解释
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ryoyo Ikebuchi, Satoru Konnai, Tomohiro Okagawa, Kazumasa Yokoyma, Chie Nakajima, Yasuhiko Suzuki, Shiro Murata, Kazuhiko Ohashi., 松尾 功二]
通讯作者:
松尾 功二
Accelerated ice mass depletion revealed by low-degree gravity field from satellite laser randing : Greenland, 1991-2011
卫星激光测距的低度重力场揭示了冰块加速消耗:格陵兰岛,1991-2011 年
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
Geophysical Research Letters
影响因子:
5.2
作者:
[K. Matsuo, B. F. Chao, T. Otsubo, and K. Heki]
通讯作者:
and K. Heki
アジア高山域の氷河質量収支 : 衛星重力観測の再考
亚洲高山冰川质量平衡:重新考虑卫星重力观测
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
雪氷
影响因子:
--
作者:
[松尾功二, 日置幸介]
通讯作者:
日置幸介
ICESat高度観測でみるグリーンランド氷床の加速的・減速的な氷厚変動
ICESat 高度观测观测到的格陵兰冰盖冰厚的加速和减速变化
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[南拓人, 藤浩明, Sumida K, 松尾 功二]
通讯作者:
松尾 功二
共 13 条
変動する重力場から解き明かす学際的地球惑星科学
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批准号:10J00015
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2010
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负责人:松尾 功二
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依托单位:
海外基金