Anglo-Japanese Encounters and Exchanges in Modern Maritime Culture

近代海洋文化中的英日相遇与交流

• 批准号: 21K00455
• 负责人: 橋本 順光
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K00455/
• 关键词: ジョン・デイヴィス; G・A・バラード; ジェイムズ・マードック; 倭寇; 西洋紀聞; ウィリアム・ダンピア; 南洋一郎; アサガオ; トマス・キャンベル; エドゥアール・ドゥタイユ; 露営の夢; 小早川秋聲; ウィリアム・ロビンソン; ジャポニスム; オリエンタリズム; 黄禍論; 大阪商船; 日本郵船; 海洋文学

今年度は4件の口頭発表を行い、6本の論文を公刊し、関連する3つの主題について以下のことを明らかにできた。１英国による航路形成の言説と日本における受容　ロンドン万博(1851)が英国による世界規模の流通網を背景に成立しており、水晶宮がその象徴として言及された言説の系譜を発掘した。その際に日本ではレオ・シェストフの著作により、マルクスよりもドストエフスキーの水晶宮批判が知られていたことを指摘した。こうした科学と探検の限界とみなされた北極航路探索の表象を調査し、19世紀に再発見された『西洋紀聞』の重要性を指摘した。新井白石はアフリカ周りで漂着したシドッティに、なぜ北極海を抜けて来なかったのかと聞き、シドッティは、北極経由で東洋へ到達したと称するウィリアム・ダンピアに触れてそれは不可能だと答えている。２日本から流通した事物と英国での受容　明治時代の朝顔の輸出が、園芸・工芸・文芸におけるジャポニスムを支え、いずれの分野でも加賀千代の句が言及されたことを指摘した。そうした輸出業者の代表である横浜植木は、欧米の業者に取って代わった点で日本郵船と共通している。関連して、フランスのエドモン・ド・ロッチルドの日本庭園は横浜植木の流通網を基盤にしていたという先行研究を踏まえ、その後に作られたイギリスのレオポルド・ド・ロスチャイルドの日本庭園も同様の可能性が高いことを指摘した。３海賊物語と海洋文化の海賊版　17世紀のマレー沖で英国の探検家ジョン・デイヴィスが倭寇に殺されたという記録が、20世紀になってマードックの『日本史』などで紹介され、日本では倭寇の白兵戦として物語化された経緯を明らかにした。なかでも海軍大佐の鈴木秀次は、バラード海軍中将の言及を作りかえ、作家の南洋一郎も小説に転用している。南はまたダンピアをモデルにした海賊王を描き、それは戦後の小説でも一貫していることを指摘した。

This year, there are four oral tables, six official periodicals, and the main theme of this year. 1 the formation of the British air route, Japan, Japan, China, Japan, Japan The book was written in Japan, and Japan. The exploration of science, the exploration of the limits, the exploration of the North Pole route, the appearance of the North Pole, and the reconsideration of the importance of the West in the 19th century. Baishi in the new well floated in the middle of the week, saying that it was impossible to answer the question from the ocean to the north. 2. In Japan, the circulation of things in Britain was tolerated during the Meiji period. During the Meiji period, there was an increase in the number of words and criticisms in the Meiji Dynasty. The exporter represents the Yokohama planter, and the Omicron chooses to register on behalf of the Japanese mail ship. In Yokohama, Japan, Yokohama, Y 3. The history of Japan, Japan. The commander of the navy, the admiral of the navy, the lieutenant general of the navy, the lieutenant general of the navy, and the writer, Nanyang Yilang, used the words of the navy lieutenant general. In the south, please tell me that the king of the sea has made a picture, and after that, you have to tell me what to do.

项目成果

「芸術家としての蜘蛛の系譜ー蜘蛛の巣という小宇宙をめぐる詩作の比較文学」

“蜘蛛作为艺术家的谱系：关于蜘蛛网微观世界的诗歌比较文学”

• 发表时间: 2023
• 期刊: 稲賀繁美 編『蜘蛛の巣上の無明 インターネット時代の身心知の刷新にむけて』花鳥社
• 作者: 山根聡;橋本順光
• 通讯作者: 橋本順光

『水晶宮物語』(1986)の余白に 交通網の整備とバナナ共和国の誕生

《水晶宫》（1986）的边缘：交通网络的改善和香蕉共和国的诞生

• 发表时间: 2021
• 作者: 八木久美子;阿部尚史;澤永文子;澤井充生;山根聡;橋本順光;山根聡;橋本順光;山根聡;橋本順光
• 通讯作者: 橋本順光

世界を股にかけての旅稼ぎー小早川秋聲にみる旅と西洋絵画の転用

通过环游世界赚钱：小早川周生所见的旅行与西方绘画的再利用

• 发表时间: 2021
• 期刊: 『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』求龍堂
• 作者: So YAMANE;橋本順光;山根聡;山根聡;橋本順光;So YAMANE;橋本順光
• 通讯作者: 橋本順光

「物語としての義経ジンギスカン説 明治から令和まで」

《义经的成吉思汗故事论：从明治到令和》

• 发表时间: 2023
• 作者: So YAMANE;橋本順光;山根聡;山根聡;橋本順光;So YAMANE;橋本順光;橋本順光
• 通讯作者: 橋本順光

日本におけるダンピア航海記の受容と変容ー海賊から博物学者までー

丹皮尔航行在日本的接受和转变：从海盗到博物学家

• 发表时间: 2022
• 作者: 八木久美子;阿部尚史;澤永文子;澤井充生;山根聡;橋本順光
• 通讯作者: 橋本順光