光明皇后の造営事業からみた奈良時代造瓦・供給体制の研究
光明皇后の造営事業からみた奈良時代造瓦・供給体制の研究
批准号:
21K00951
负责人:
次山 淳
金额:
$0.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究では、奈良時代の平城京周辺でおこなわれた造営事業を、歴史考古学の方法を通じて構造的に捉えるための視点として、光明皇后(701~760)により行われた造営事業に着目し、考古学の資料である造瓦を中心に整理・検討していくことを目的としている。光明皇后あるいはその家政機関である皇后宮職の関与が指摘されている造営事業の対象地は、A:藤原不比等邸宅地、平城京皇后宮、法隆寺東院、恭仁京皇后宮、法華寺、B:興福寺五重塔、興福寺西金堂、新薬師寺、C:東大寺上院地区(東大寺前身寺院)、東大寺、の3グループに分けることができる。令和4年度は、Bグループにあたる興福寺、新薬師寺を中心に、それぞれの造営事業と施釉瓦せん(緑釉水波文せん)に関する①文献史、仏教史、建築史、美術史の史資料・先行研究の収集と検討、②各遺跡および関連する瓦窯出土瓦に関する資料・先行研究の収集と検討、課題の抽出、および研究課題全般にわたる先行研究の収集・検討をおこなった。興福寺については、光明皇后造営の五重塔、西金堂ばかりではなく、時系列的な藤原氏および皇室との関係性を重視し、前身寺院および中心伽藍造営全体を視野に入れて検討を進めた。興福寺中心伽藍では、伽藍全体としての出土軒瓦のありかたに加え、創建時の中心的な所用軒瓦である興福寺式6301A・6671Aの笵傷進行と所用堂塔との関係、生産遺跡である京都府梅谷瓦窯でのありかたなど研究の現状を整理した。また、近年の発掘調査で明らかになった新薬師寺金堂の創建軒瓦6301I・6671Jと、その生産遺跡とみられる奈良県荒池瓦窯の内容について整理した。この系列に対し、新薬師寺創建の天平19年(747)という年代の定点が得られたことは重要である。さらに、これらの瓦笵による製品は東大寺造営に際しても使用されており、Bグループにおける一連の関係を、興福寺式軒瓦を軸に捉えることができた。
英文摘要
本研究では、奈良時代の平城京周辺でおこなわれた造営事業を、歴史考古学の方法を通じて構造的に捉えるための視点として、光明皇后(701~760)により行われた造営事業に着目し、考古学の資料である造瓦を中心に整理・検討していくことを目的としている。光明皇后あるいはその家政機関である皇后宮職の関与が指摘されている造営事業の対象地は、A:藤原不比等邸宅地、平城京皇后宮、法隆寺東院、恭仁京皇后宮、法華寺、B:興福寺五重塔、興福寺西金堂、新薬師寺、C:東大寺上院地区(東大寺前身寺院)、東大寺、の3グループに分けることができる。令和4年度は、Bグループにあたる興福寺、新薬師寺を中心に、それぞれの造営事業と施釉瓦せん(緑釉水波文せん)に関する①文献史、仏教史、建築史、美術史の史資料・先行研究の収集と検討、②各遺跡および関連する瓦窯出土瓦に関する資料・先行研究の収集と検討、課題の抽出、および研究課題全般にわたる先行研究の収集・検討をおこなった。興福寺については、光明皇后造営の五重塔、西金堂ばかりではなく、時系列的な藤原氏および皇室との関係性を重視し、前身寺院および中心伽藍造営全体を視野に入れて検討を進めた。興福寺中心伽藍では、伽藍全体としての出土軒瓦のありかたに加え、創建時の中心的な所用軒瓦である興福寺式6301A・6671Aの笵傷進行と所用堂塔との関係、生産遺跡である京都府梅谷瓦窯でのありかたなど研究の現状を整理した。また、近年の発掘調査で明らかになった新薬師寺金堂の創建軒瓦6301I・6671Jと、その生産遺跡とみられる奈良県荒池瓦窯の内容について整理した。この系列に対し、新薬師寺創建の天平19年(747)という年代の定点が得られたことは重要である。さらに、これらの瓦笵による製品は東大寺造営に際しても使用されており、Bグループにおける一連の関係を、興福寺式軒瓦を軸に捉えることができた。
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光明皇后の造営事業と造瓦ノート(3)藤原不比等邸宅地の軒瓦
光明皇后的建筑工程及瓦片施工笔记(3)藤原不比人宅邸的屋檐瓦片
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
富山大学人文科学研究
影响因子:
--
作者:
[下垣仁志, 次山 淳, 李宗哲(訳:平郡達哉・森貴教), 下垣仁志, 「三世紀東アジアの研究」班 向井佑介・森下章司, 次山 淳]
通讯作者:
次山 淳
光明皇后の造営事業と造瓦ノート(1)法隆寺東院の創建瓦
光明皇后的建筑工程及制瓦笔记(1)法隆寺东院的奠基瓦
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
富山大学人文学部紀要
影响因子:
--
作者:
[下垣仁志, 次山 淳, 李宗哲(訳:平郡達哉・森貴教), 下垣仁志, 「三世紀東アジアの研究」班 向井佑介・森下章司, 次山 淳, 図師宣忠, 下垣仁志, 森 貴教・林 大智, 向井佑介, 福元健之, 次山 淳]
通讯作者:
次山 淳
光明皇后の造営事業と造瓦ノート(2)法隆寺東院の造営と光明皇后
光明皇后的建筑工程及制瓦笔记(2)法隆寺东殿及光明皇后的修建
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
富山大学人文学部紀要
影响因子:
--
作者:
[下垣仁志, 次山 淳, 李宗哲(訳:平郡達哉・森貴教), 下垣仁志, 「三世紀東アジアの研究」班 向井佑介・森下章司, 次山 淳, 図師宣忠, 下垣仁志, 森 貴教・林 大智, 向井佑介, 福元健之, 次山 淳, 図師宣忠, 下垣仁志, 森 貴教・柚原雅樹・平尾和久・川野良信, 向井佑介, 福元健之, 次山 淳]
通讯作者:
次山 淳
光明皇后の造営事業と造瓦ノート(4)新薬師寺の創建瓦
光明皇后的建筑工程及制瓦笔记(4)新药师寺的奠基瓦
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
富山大学人文科学研究
影响因子:
--
作者:
[下垣仁志, 次山 淳]
通讯作者:
次山 淳
古墳時代土師器の移動に関する研究
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批准号:10710197
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:次山 淳
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依托单位:
飛鳥・なら時代における畿内と東国との交流の研究
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批准号:08710274
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1996
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负责人:次山 淳
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依托单位:
古墳時代土師器にみられる地域間交流に関する基礎的研究
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批准号:07710283
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1995
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负责人:次山 淳
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依托单位: