うつ病及びうつ傾向の母親の子育て力回復のためのレジリエンス時期尺度
うつ病及びうつ傾向の母親の子育て力回復のためのレジリエンス時期尺度
批准号:
21K02420
负责人:
吉村 尚美
金额:
$1.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
この研究では、「うつ病及びうつ傾向で子育てをする母親の心理過程」において、特徴的なレジリエンス項目で構成される「子育てレジリエンス時期尺度」を作成し、その妥当性と信頼性を検証する計画である。本尺度により、子育て支援において支援困難となりがちなうつ病及びうつ傾向で子育てをしている母親の心理過程(レジリエンスの過程・能力・結果)における、子育て困難な状況から再適応までの時期を把握し、その時期ごとの関連要因をレジリエンスとの関係から明確にする。また、母親の心理過程の時期に応じた、レジリエンスに焦点を当てた支援のあり方の検討を行うことにも繋がり、児童虐待防止に大きく貢献することを目的とした。うつ病事例の母親が語る子育ての心理過程は、「適応努力期」「情緒不安定期」「息切れ(うつ)期」「認知の修正期」「再適応期」の5つである。「適応努力期」はうまくいかない子育てに対し繰り返し、その状況に対して努力をする時期である。うつ病の発症から困難な状況に暴露され、閉塞的思考となる「情緒不安定期」では、子育てへの強迫観念思考(しなければならない)が繰り返され、抑うつ傾向が高まる。療養中の母親は、怒りを子どもに向け、子どもに当たることから[自己への嫌悪]を抱くが、この時母親は、対処方法が分からない状況下にいる。その後、「息切れ(うつ)期」で[うつ]の表出から変化が始まり、「認知の修正期」では、養育困難な状況を乗り越えた母親が新たに獲得した認知の修正力で、強迫的思考を修正することで、「再適応期」へと至り困難を受入れ前向きな子育てが実現する。この過程を詳細に分析し、母親が持つ認知の修正力を軸に、受容と安心と自信を取り戻していく過程において、母親の内面や対人環境への働きかけの様子を、特徴的なレジリエンス項目として概念枠組みの作成研究に取り組んだ。
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