オリゴデンドロサイト前駆細胞による視床下部を介した代謝調節機構に関する研究
オリゴデンドロサイト前駆細胞による視床下部を介した代謝調節機構に関する研究
批准号:
21K11659
负责人:
福島 篤
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
本研究の目的は中枢神経系内のグリア細胞の一つであるオリゴデンドロサイトの多様な機能、特に代謝調節機構を明らかにすることである。研究代表者はこれまでに、絶食により、視床下部において血小板由来成長因子 PDGFの受容体である PDGFRαを発現するオリゴデンドロサイト前駆体細胞 (NG2グリア) が増殖すること、脳室内に PDGF を連続投与することにより肥満が惹起されることを明らかにしており、代謝調節にNG2グリアや PDGF が関与していると考えている。今年度は、昨年度同様コロナ禍の影響により遺伝子組み換え動物の導入が難しい状況が続いたため (現在は導入済み)、昨年度の結果をより発展させることに焦点を当て研究を行った。高脂肪(45Kcal%脂肪含有量;HFF)や多価不飽和脂肪酸(オメガ-3;ω3)を含んだ飼料を給餌し、様々な給餌条件下で、マウス視床下部における軸索再生阻害因子 Nogo ・神経回路促進因子LOTUS系の観察を行うことした。その結果、HFFおよびω3を長期間(32週間)単独給餌した群においてウエスタンブロット法によりオリゴデンドロサイトから分泌されるNogoは変化を示さなかったが、その受容体の内因性アンタゴニストLOTUSは、有意に増加することがわかった。しかし、HFFを16週間給餌し、その後ω3を16週間給餌した群 (HFF/ω3群)において、このLOTUSの増加作用は認められなかった。また、HFFおよびω3単独給餌群とHFF/ω3給餌群との体重差は認められなかったが、糖負荷試験 (GTT) による糖代謝は有意に改善した。この変化は、3週間給餌や12週間給餌では認められなかった。
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