课题基金 / 基金详情

オリゴデンドロサイト前駆細胞による脳内炎症制御機構の解明

オリゴデンドロサイト前駆細胞による脳内炎症制御機構の解明
阐明少突胶质细胞前体细胞控制脑部炎症的机制
批准号:
19J23074
负责人:
大橋 佳奈
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
オリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)は、オリゴデンドロサイトに分化し髄鞘形成に寄与する一方で、病態時には機能変化しサイトカイン放出等を介して病態形成に関与することが示唆されている。本研究では、炎症性脱髄疾患である多発性硬化症におけるOPCの役割の解明を目的とし、1.多発性硬化症モデルマウスにおけるOPC特異的除去検討、2.多発性硬化症モデルマウス脊髄からのグリア細胞分取およびRNAシーケンスを行った。以下、上記研究内容の実施状況について報告する。1. 昨年度に引き続き、確立したPDGFRα陽性OPC特異的除去法を用い、多発性硬化症モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)マウスにおける臨床スコアを評価した。EAE発症1日後から8日後までジフテリア毒素を投与してOPCを除去した。Ctrl群と比較して、OPC除去群では臨床スコアが有意に抑制された。また、OPC除去群の脊髄では、臨床スコア低下と相関して、脱髄の抑制や末梢免疫細胞浸潤の抑制、末梢免疫細胞の浸潤や再活性化に関わるサイトカインの発現低下が認められた。これらの結果から、EAE急性期のOPCが病態悪化に寄与する可能性が示唆された。2. 前年度に確立した成体マウス脊髄からのグリア細胞(OPC、ミクログリア、アストロサイト)分取法を用いて、Ctrlマウス、EAE発症前、急性期、慢性期においてグリア細胞を分取し、RNAシーケンスを行った。その結果、Ctrlと比較してEAEマウスのOPCでは、多数の炎症関連因子が発現上昇しており、OPC特異的に上昇するものも複数認められた。この結果より、OPCが炎症惹起に関与する可能性が示された。本研究により、EAEマウスにおけるOPCの炎症促進的な一面が明らかとなった。今後は、OPCがEAEマウスにおいて炎症を惹起する分子機構の解明を進めていく。
英文摘要
オリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)は、オリゴデンドロサイトに分化し髄鞘形成に寄与する一方で、病態時には機能変化しサイトカイン放出等を介して病態形成に関与することが示唆されている。本研究では、炎症性脱髄疾患である多発性硬化症におけるOPCの役割の解明を目的とし、1.多発性硬化症モデルマウスにおけるOPC特異的除去検討、2.多発性硬化症モデルマウス脊髄からのグリア細胞分取およびRNAシーケンスを行った。以下、上記研究内容の実施状況について報告する。1. 昨年度に引き続き、確立したPDGFRα陽性OPC特異的除去法を用い、多発性硬化症モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)マウスにおける臨床スコアを評価した。EAE発症1日後から8日後までジフテリア毒素を投与してOPCを除去した。Ctrl群と比較して、OPC除去群では臨床スコアが有意に抑制された。また、OPC除去群の脊髄では、臨床スコア低下と相関して、脱髄の抑制や末梢免疫細胞浸潤の抑制、末梢免疫細胞の浸潤や再活性化に関わるサイトカインの発現低下が認められた。これらの結果から、EAE急性期のOPCが病態悪化に寄与する可能性が示唆された。2. 前年度に確立した成体マウス脊髄からのグリア細胞(OPC、ミクログリア、アストロサイト)分取法を用いて、Ctrlマウス、EAE発症前、急性期、慢性期においてグリア細胞を分取し、RNAシーケンスを行った。その結果、Ctrlと比較してEAEマウスのOPCでは、多数の炎症関連因子が発現上昇しており、OPC特異的に上昇するものも複数認められた。この結果より、OPCが炎症惹起に関与する可能性が示された。本研究により、EAEマウスにおけるOPCの炎症促進的な一面が明らかとなった。今後は、OPCがEAEマウスにおいて炎症を惹起する分子機構の解明を進めていく。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Transient Receptor Potential Melastatin 3 Is Functionally Expressed in Oligodendrocyte Precursor Cells and Is Upregulated in Ischemic Demyelinated Lesions
瞬时受体电位 Melastatin 3 在少突胶质细胞前体细胞中功能性表达,并在缺血性脱髓鞘病变中上调
DOI: 10.1248/bpb.b20-00510
发表时间: 2021
期刊: Biological and Pharmaceutical Bulletin
影响因子: 2
作者: [Ohashi Kana, Shibasaki Koji, Nakazawa Hayaki, Kunimasa Ryotaro, Nagayasu Kazuki, Shirakawa Hisashi, Kaneko Shuji]
通讯作者: Kaneko Shuji
マウス多発性硬化症モデル重症度に対するオリゴデンドロサイト前駆細胞の寄与
少突胶质祖细胞对小鼠多发性硬化症模型严重程度的贡献
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [大橋佳奈, 松尾凪紗, 永安一樹, 白川久志, 金子周司]
通讯作者: 金子周司
海外基金