パーキンソン病原因遺伝子産物VPS13Cによるオートファジー制御機構の解明
パーキンソン病原因遺伝子産物VPS13Cによるオートファジー制御機構の解明
批准号:
20K07910
负责人:
柴 佳保里
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
VPS13Cは遺伝性潜性パーキンソン病原因遺伝子である。我々は、その原因遺伝子産物の機能解析からパーキンソン病発症機序の解明を目指している。本年度はショウジョウバエ(以下、ハエ)を用いて、VPS13の生理的機能における解析とVPS13と既知パーキンソン病原因遺伝子間の遺伝的相互作用スクリーニングを行った。生理的機能解析では、内在性VPS13が、エンドサイトーシス活性が高い心膜腎細胞に発現していることを見いだした。それ故、VPS13ノックアウト(KO)成虫の心膜腎細胞における微細構造を電子顕微鏡で観察した。その結果、心膜腎細胞が有するα小胞数に変化はないものの、VPS13KOでは野生型と比較して小胞サイズが拡大していた。前年度までに、VPS13 KOにおいてシナプス小胞の肥大化を見いだしていることから、VPS13は小胞膜サイズを制御している可能性が示唆された。遺伝的相互作用スクリーニングに関しては、まずパーキンソン病発症に関与するαシヌクレインの凝集化へのVPS13の関与の有無を検討した結果、優位な影響は検出できなかった。さらに既知パーキンソン病原因遺伝子間の遺伝的相互作用の検討結果、脂質修飾に関与する遺伝子を同定した(未発表のため、名称は伏せる)。本パーキンソン病遺伝子を全身、または神経特異的でノックダウンすると致死になるが、VPS13 KOバックグランドハエにおいては、全身・神経特異的ノックダウンのいずれも羽化した。VPS13は脂質輸送に関与することが報告されているので、同様の分子経路で機能している可能性が考えられた。今後、培養細胞を用い、両遺伝子の分子相互作用について解析を進める予定である。
英文摘要
VPS13Cは遺伝性潜性パーキンソン病原因遺伝子である。我々は、その原因遺伝子産物の機能解析からパーキンソン病発症機序の解明を目指している。本年度はショウジョウバエ(以下、ハエ)を用いて、VPS13の生理的機能における解析とVPS13と既知パーキンソン病原因遺伝子間の遺伝的相互作用スクリーニングを行った。生理的機能解析では、内在性VPS13が、エンドサイトーシス活性が高い心膜腎細胞に発現していることを見いだした。それ故、VPS13ノックアウト(KO)成虫の心膜腎細胞における微細構造を電子顕微鏡で観察した。その結果、心膜腎細胞が有するα小胞数に変化はないものの、VPS13KOでは野生型と比較して小胞サイズが拡大していた。前年度までに、VPS13 KOにおいてシナプス小胞の肥大化を見いだしていることから、VPS13は小胞膜サイズを制御している可能性が示唆された。遺伝的相互作用スクリーニングに関しては、まずパーキンソン病発症に関与するαシヌクレインの凝集化へのVPS13の関与の有無を検討した結果、優位な影響は検出できなかった。さらに既知パーキンソン病原因遺伝子間の遺伝的相互作用の検討結果、脂質修飾に関与する遺伝子を同定した(未発表のため、名称は伏せる)。本パーキンソン病遺伝子を全身、または神経特異的でノックダウンすると致死になるが、VPS13 KOバックグランドハエにおいては、全身・神経特異的ノックダウンのいずれも羽化した。VPS13は脂質輸送に関与することが報告されているので、同様の分子経路で機能している可能性が考えられた。今後、培養細胞を用い、両遺伝子の分子相互作用について解析を進める予定である。
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DOI:
10.1093/hmg/ddac064
发表时间:
2022-08-17
期刊:
Human molecular genetics
影响因子:
3.5
作者:
[]
通讯作者:
A Cell-Based High-Throughput Screening Identified Two Compounds that Enhance PINK1-Parkin Signaling
基于细胞的高通量筛选鉴定出两种增强 PINK1-Parkin 信号转导的化合物
DOI:
10.1016/j.isci.2020.101048
发表时间:
2020
期刊:
iScience
影响因子:
5.8
作者:
[Shiba-Fukushima Kahori, Inoshita Tsuyoshi, Sano Osamu, Iwata Hidehisa, Ishikawa Kei-ichi, Okano Hideyuki, Akamatsu Wado, Imai Yuzuru, Hattori Nobutaka]
通讯作者:
Hattori Nobutaka
DOI:
10.1016/j.isci.2022.105476
发表时间:
2022-12-22
期刊:
ISCIENCE
影响因子:
5.8
作者:
[Inoshita, Tsuyoshi, Liu, Jun-Yi, Taniguchi, Daisuke, Ishii, Ryota, Hattori, Kahori Shiba-Nobutaka, Hattori, Nobutaka, Imai, Yuzuru]
通讯作者:
Imai, Yuzuru
Identifying Therapeutic Agents for Amelioration of Mitochondrial Clearance Disorder in Neurons of Familial Parkinson Disease
鉴定用于改善家族性帕金森病神经元线粒体清除障碍的治疗药物
DOI:
10.1016/j.stemcr.2020.04.011
发表时间:
2020
期刊:
Stem Cell Reports
影响因子:
5.9
作者:
[Yamaguchi Akihiro, Ishikawa Kei-ichi, Inoshita Tsuyoshi, Shiba-Fukushima Kahori, Saiki Shinji, Hatano Taku, Mori Akio, Oji Yutaka, Okuzumi Ayami, Li Yuanzhe, Funayama Manabu, Imai Yuzuru, Hattori Nobutaka, Akamatsu Wado]
通讯作者:
Akamatsu Wado
DOI:
10.1002/mds.29162
发表时间:
2022-10
期刊:
Movement disorders : official journal of the Movement Disorder Society
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
PINK1-Parkin介在性マイトファジーの分子機構の解明
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批准号:23K06971
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:柴 佳保里
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依托单位:
海外基金