難治性うつに対するケタミンの抗うつ作用の評価と機序解明へのアプローチ
難治性うつに対するケタミンの抗うつ作用の評価と機序解明へのアプローチ
批准号:
20K07939
负责人:
工藤 隆司
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
近年麻酔薬ケタミンのうつ病への有効性が話題となっているが、作用機序に不明な点が多く、頻用への安全性には懸念があることから、本研究では、ケタミンの抗うつ作用機序解明に向けた試みをおこなっている。うつ病へのケタミン投与は本邦では承認されていないため、jRCTに登録したうえで麻酔薬ケタミンをうつ病患者へ投与し、効果の評価と作用機序に関わる候補バイオマーカーを測定している。ケタミンは1週間に1度、2回投与し、有効性の評価に関しては、投与から4時間、1日、3日、7日後、2回目の投与から7日後に自己記述式(QIDS)、精神科医による面接型の評価(MADRS)をおこなっている。現在のところ、どちらにおいても有効性が確認され、特に2回目の投与から7日後においてはMADRSにおいて著明な有効性が認められた(Friedman検定)。2022年度ではこれまでのサンプルからNGAL、BDNF、CRP、TNF-α、leptin、IL-6、C-peptideをELISAにより測定したが、現在のところケタミンの抗うつ作用との関連を疑う特徴的な変動を示すバイオマーカーは明らかにはなっていないが、個々の症例をみると特徴的な変動を示すものもある。現在15例まで症例が得られたが、昨今の社会情勢の影響を受けていたこともあり、まだ、症例数は不十分のため、今後新たな知見が得られる可能性はある。今回得られた結果の中で、一般的には抗うつ効果とともに上昇するBDNFが投与4時間後で有意に減少していたことが予想外であったが、今後も症例を重ねて考察していく。これまでの結果は、日本麻酔科学会の指定演題としてシンポジウムで発表した。
英文摘要
近年麻酔薬ケタミンのうつ病への有効性が話題となっているが、作用機序に不明な点が多く、頻用への安全性には懸念があることから、本研究では、ケタミンの抗うつ作用機序解明に向けた試みをおこなっている。うつ病へのケタミン投与は本邦では承認されていないため、jRCTに登録したうえで麻酔薬ケタミンをうつ病患者へ投与し、効果の評価と作用機序に関わる候補バイオマーカーを測定している。ケタミンは1週間に1度、2回投与し、有効性の評価に関しては、投与から4時間、1日、3日、7日後、2回目の投与から7日後に自己記述式(QIDS)、精神科医による面接型の評価(MADRS)をおこなっている。現在のところ、どちらにおいても有効性が確認され、特に2回目の投与から7日後においてはMADRSにおいて著明な有効性が認められた(Friedman検定)。2022年度ではこれまでのサンプルからNGAL、BDNF、CRP、TNF-α、leptin、IL-6、C-peptideをELISAにより測定したが、現在のところケタミンの抗うつ作用との関連を疑う特徴的な変動を示すバイオマーカーは明らかにはなっていないが、個々の症例をみると特徴的な変動を示すものもある。現在15例まで症例が得られたが、昨今の社会情勢の影響を受けていたこともあり、まだ、症例数は不十分のため、今後新たな知見が得られる可能性はある。今回得られた結果の中で、一般的には抗うつ効果とともに上昇するBDNFが投与4時間後で有意に減少していたことが予想外であったが、今後も症例を重ねて考察していく。これまでの結果は、日本麻酔科学会の指定演題としてシンポジウムで発表した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ケタミンの抗うつ作用の評価と機序解明へのアプローチ
氯胺酮抗抑郁作用评价及机制阐明方法
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aikawa Katsuhiro, Yoshida Takayuki, Ohmura Yu, Lyttle Kerise, Yoshioka Mitsuhiro, Morimoto Yuji, 工藤 隆司]
通讯作者:
工藤 隆司
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批准号:25861354
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$0.92万
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财政年份:2013
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负责人:工藤 隆司
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依托单位:
海外基金