口腔がん組織において予後マーカーとなりうるPRC2構成蛋白質の機能探索

PRC2组成蛋白的功能探索，可作为口腔癌组织的预后标志物

• 批准号: 20K10146
• 负责人: 丹下 正一朗
• 金额: $ 2.83万
• 依托单位: Sapporo Medical University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K10146/
• 关键词: 口腔がん; 予後予測因子; 口腔癌; エピジェネティクス; ポリコーム複合体

ポリコーム複合体２(PRC2)と呼ばれる蛋白質複合体は、主に細胞核内で遺伝子の転写抑制に貢献する。この中でも酵素活性を持つEZH2は、いくつかの腫瘍において高発現を示しており、腫瘍の悪性化に寄与していることが明らかになっている。その一方で、PRC2を構成する蛋白質のうちEZH2以外の蛋白質については腫瘍においてEZH2の機能を補助する存在として以外の機能を検証している報告が殆ど存在しない。本研究では、一部PRC2構成蛋白質の高発現を認めた口腔がん細胞株を用いて、PRC2のうち非酵素蛋白質が独自に腫瘍の悪性化を促進している可能性について検証していく。現在までに、酵素サブユニットであるEZH2およびそのPRC2構成蛋白質をコードする遺伝子群を個別にノックダウンした口腔がん細胞株の樹立を行っており、これらのトランスクリプトーム解析を行った結果から、口腔がんにおけるPRC2標的遺伝子群の絞り込みを行っている。

Protein complex 2(PRC2) contributes to the inhibition of transcription of genes in the nucleus of host cells. The enzyme activity in the middle of the tumor is maintained by EZH2. A protein other than EZH2 may be present in the presence of a protein other than EZH2. In this study, we identified the possibility that a PRC2 component protein could be used in oral cancer cell lines and that a PRC2 non-enzymatic protein could be used alone to promote tumor differentiation. Now, the enzyme EZH2 and the PRC2-constituting proteins are being used to establish individual oral cancer cell lines, and the results of the analysis of this clinical laboratory are being used to support the development of the PRC2-targeted gene subgroup in the oral cavity.