運動ストレスにおける上皮由来サイトカインの検討
運動ストレスにおける上皮由来サイトカインの検討
批准号:
20K11400
负责人:
今井 智子
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
近年、気道上皮細胞から産生される上皮サイトカイン(TSLP、IL-33、IL-25)は自然リンパ球(ILC2)を介して気道炎症を導くことが明らかになっている。これらの上皮サイトカインは気道上皮の損傷やアレルゲン・ウイルス等の刺激により産生が促進されるため、運動中の継続的な気道への機械的ストレス及び気道上皮細胞の損傷により上皮サイトカインの産生を恒常的に高める可能性がある。そこで本研究は運動ストレスにおける上皮サイトカインの影響を検討することを目的としている。本年度は陸上中距離選手17名を対象に高温環境下および低温環境下で継続的に運動トレーニング実施した際の上皮サイトカインおよび関連因子の応答に違いが認められるか検討を行った。測定時期は7月(夏季)と12月(冬季)とし、測定は身体学的特徴、血清生化学的検査および呼気一酸化窒素、呼吸機能検査を実施した。尚、採取した血液は速やかに血清に分離し-80度の冷凍庫に分析まで保存した。上皮サイトカイン(TSLP、IL-25、IL-33)およびST2はELISA法を用いて分析を行った。本検討で用いたELISAではTSLP、IL-33は低濃度のため検出・定量できなかった。IL-25は複数の抗体が高濃度により定量できなかったため再測定の予定である。ST2は季節変動の影響はなかった。また、好酸球性気道炎症の指標である呼気一酸化窒素および好酸球は季節変動の影響がみられなかったが、好塩基球は夏季に比べ冬季で有意な増加がみられた。
英文摘要
近年、気道上皮細胞から産生される上皮サイトカイン(TSLP、IL-33、IL-25)は自然リンパ球(ILC2)を介して気道炎症を導くことが明らかになっている。これらの上皮サイトカインは気道上皮の損傷やアレルゲン・ウイルス等の刺激により産生が促進されるため、運動中の継続的な気道への機械的ストレス及び気道上皮細胞の損傷により上皮サイトカインの産生を恒常的に高める可能性がある。そこで本研究は運動ストレスにおける上皮サイトカインの影響を検討することを目的としている。本年度は陸上中距離選手17名を対象に高温環境下および低温環境下で継続的に運動トレーニング実施した際の上皮サイトカインおよび関連因子の応答に違いが認められるか検討を行った。測定時期は7月(夏季)と12月(冬季)とし、測定は身体学的特徴、血清生化学的検査および呼気一酸化窒素、呼吸機能検査を実施した。尚、採取した血液は速やかに血清に分離し-80度の冷凍庫に分析まで保存した。上皮サイトカイン(TSLP、IL-25、IL-33)およびST2はELISA法を用いて分析を行った。本検討で用いたELISAではTSLP、IL-33は低濃度のため検出・定量できなかった。IL-25は複数の抗体が高濃度により定量できなかったため再測定の予定である。ST2は季節変動の影響はなかった。また、好酸球性気道炎症の指標である呼気一酸化窒素および好酸球は季節変動の影響がみられなかったが、好塩基球は夏季に比べ冬季で有意な増加がみられた。
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