特発性TGCV発症におけるATGL遺伝子領域のエピゲノム変化の解析
特発性TGCV発症におけるATGL遺伝子領域のエピゲノム変化の解析
批准号:
20K11555
负责人:
原 康洋
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)は、心筋と冠動脈へトリグリセリドが蓄積する難病であり、adipose triglyceride lipase(ATGL)の著減が主要な原因と考えられている。本研究は、その発症機構を明らかにするためにATGL遺伝子に欠損を持たない特発性TGCVにおいてATGL遺伝子が受けるエピジェネティックな抑制を調べることを目的としていた。その根底として特発性TGCVでもATGL発現が減少しているという仮説があったが、その後、特発性TGCVではATGL発現量に変化がなく酵素活性が減少していることが判明し方針変更となった。そこで特発性TGCVの発症に関わる新たなエピジェネティック研究のための検討を行った。(1)対象としてラット心筋細胞H9C2を候補とし脂質代謝の可視化の検討を行った。心臓検査に用いられている放射性標識した長鎖脂肪酸I123-BMIPPを蛍光標識に改変した蛍光BMPPを作製し、蛍光BMPPが細胞内に取り込まれ、その後、排出が起こることを確認した。同様にヒトHeLa細胞において蛍光BMPPが細胞内で代謝を受け、その取り込みが長鎖脂肪酸受容体であるCD36の阻害剤SSOに阻害されることを確認した。(2)特発性TGCVの発症に関わるエピジェネティック制御研究対象としてPNPLA3を候補とした。PNPLA3はATGLと同様のリパーゼファミリーに属し脂肪肝との関連が知られているが、心疾患との関連は報告されていない。そこで特発性TGCV患者検体を肝障害の有無に分け、ゲノムDNAについてPNPLA3遺伝子の変異解析を行った。肝障害検体に特異的な新たなPNPLA3遺伝子の変異は見られなかったが、欧米で非アルコール性脂肪性肝疾患との強い相関が知られるSNP_I148Mはすべての検体において見られた。
英文摘要
中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)は、心筋と冠動脈へトリグリセリドが蓄積する難病であり、adipose triglyceride lipase(ATGL)の著減が主要な原因と考えられている。本研究は、その発症機構を明らかにするためにATGL遺伝子に欠損を持たない特発性TGCVにおいてATGL遺伝子が受けるエピジェネティックな抑制を調べることを目的としていた。その根底として特発性TGCVでもATGL発現が減少しているという仮説があったが、その後、特発性TGCVではATGL発現量に変化がなく酵素活性が減少していることが判明し方針変更となった。そこで特発性TGCVの発症に関わる新たなエピジェネティック研究のための検討を行った。(1)対象としてラット心筋細胞H9C2を候補とし脂質代謝の可視化の検討を行った。心臓検査に用いられている放射性標識した長鎖脂肪酸I123-BMIPPを蛍光標識に改変した蛍光BMPPを作製し、蛍光BMPPが細胞内に取り込まれ、その後、排出が起こることを確認した。同様にヒトHeLa細胞において蛍光BMPPが細胞内で代謝を受け、その取り込みが長鎖脂肪酸受容体であるCD36の阻害剤SSOに阻害されることを確認した。(2)特発性TGCVの発症に関わるエピジェネティック制御研究対象としてPNPLA3を候補とした。PNPLA3はATGLと同様のリパーゼファミリーに属し脂肪肝との関連が知られているが、心疾患との関連は報告されていない。そこで特発性TGCV患者検体を肝障害の有無に分け、ゲノムDNAについてPNPLA3遺伝子の変異解析を行った。肝障害検体に特異的な新たなPNPLA3遺伝子の変異は見られなかったが、欧米で非アルコール性脂肪性肝疾患との強い相関が知られるSNP_I148Mはすべての検体において見られた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
長鎖脂肪酸アナログ-蛍光標識BMPP-の培養細胞を用いた特性解析
使用培养细胞表征长链脂肪酸类似物 - 荧光标记的 BMPP
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aoshima Chihiro, Fujimoto Shinichiro, Kawaguchi Yuko O., Dohi Tomotaka, Kamo Yuki, Takamura Kazuhisa, Hiki Makoto, Kato Yoshiteru, Okai Iwao, Okazaki Shinya, Kumamaru Kanako K., Aoki Shigeki, Daida Hiroyuki, 田辺賢一,山本健太,折式田彩,宮崎理加, 熊谷美乃里,真子穂香,中村禎子,奥 恒行, 原康洋・平野賢一]
通讯作者:
原康洋・平野賢一
CES1による細胞内トリグリセリド蓄積の改善:カプリン酸治療の標的となりうるか
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批准号:23K10797
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:原 康洋
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依托单位:
国内基金
海外基金
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批准号:82305178
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