進行期造血器腫瘍に対するHLA不適合移植後予防的ドナーリンパ球輸注による再発予防

晚期造血肿瘤 HLA 不匹配移植后预防性输注供体淋巴细胞预防复发

• 批准号: 19K17869
• 负责人: 賀古 真一
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Jichi Medical University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K17869/
• 关键词: 進行期造血器腫瘍; ハプロ移植; ドナーリンパ球輸注; ハプロタイプ; 高リスク進行期造血器腫瘍; HLA不適合移植; 再発予防

進行期造血器腫瘍では、強力な抗腫瘍免疫を有すハプロアイデンティカルドナーからのHLA不適合移植(ハプロ移植)を行っても再発率が依然高いという問題がある。そこで①ハプロ移植後の地固め療法としてドナーリンパ球輸注(DLI)を行う研究と、②ハプロ移植後再発において腫瘍細胞のHLAハプロタイプの同定を行ってその後の治療方針を決定する研究とを本研究課題の中で計画していた。しかし当科でのハプロ移植は移植前処置としての保険適用をもたないアレムツズマブを使用していたため特定臨床研究法に対応する必要があったが、その対応に苦慮してしまい、ハプロ移植の施行患者数が予定よりも少なくなってしまった。①については、2020年末にアレムツズマブは適用拡大となって移植前処置に通常診療として使用できるようになったため、それに合わせて準備を進めていたプロトコールの調整が必要となった。最終的に新たに調整したプロトコールは2021年3月に自施設倫理委員会の承認も得ることができた。症例登録を開始し、DLIも施行している。ただし当初対象とした非寛解期移植患者は早期の血液学的再発が多く、地固め療法としてDLIを行えないことも多いため、血液学的非寛解だけでなく、分子生物学的ならびに細胞遺伝学的非寛解期移植患者も対象に含むプロトコールを変更し、現在も臨床研究を継続しているところである。②の研究は2019年の段階で自施設倫理委員会の承認を得て開始することができているが、前述のハプロ移植施行患者の減少で登録患者数は限定的となっている。ただしこれまでのところHLA lossが確認された再発患者は認められておらず、再発後の治療選択における有効な手段となっている。ハプロ移植はアレムツズマブの適用拡大で施行患者数が回復しており、今後も研究の対象となる患者のリクルートを継続し、学会発表や論文化につなげていく。

The recurrence rate of progressive hematopoietic tumors remains high due to strong anti-tumor immunity. This study is part of the ongoing research project on post-transplant consolidation therapy and post-transplant DLI (DLI). The number of patients undergoing transplantation should be determined according to the specific clinical research method. 1. By the end of 2020, it is necessary to adjust the treatment before transplantation. The final adjustment was made in March 2021. Case registration begins with DLI. In the early stage of transplantation, the number of hematological redevelopments, the number of local consolidation therapies, the number of DLI treatments, the number of hematological redevelopments, the number of molecular biology treatments, and the number of non-remission transplant patients included in clinical studies are increasing. 2. The study will start with the approval of the Ethics Committee in 2019, and the number of patients enrolled in the study will be limited due to the decrease in the number of patients undergoing transplantation. HLA-loss is identified as a possible means of identifying patients who have relapsed and selecting treatment options after relapse. The number of patients undergoing transplantation has increased, and future research has focused on the development of culture.

项目成果

アザシチジン時代における骨髄異形成症候群患者に対する移植決断時の治療戦略：KSGCTによる前方視的検討

阿扎胞苷时代骨髓增生异常综合征患者移植决策的治疗策略：使用 KSGCT 的前瞻性研究

• 发表时间: 2020
• 作者: 賀古 真一;藤原 慎一郎、三崎 柚季子、吉村 一樹、松見 信平、後明 晃由美、玉置 雅治、亀田 和明、和田 英則、木村 俊一、仲宗根 秀樹、伊藤 祥子、海野 健斗、皆方 大佑、中野 裕史、山﨑 諒子、蘆澤 正弘、畑野 かおる、佐藤 一也、神田 善伸;賀古 真一 木村 俊一 和田 英則 小宮 佑介 仲宗根 秀樹 櫻井 政寿 加藤 淳 田中 正嗣 藤井 恵理子 立花 崇孝 山本 渉 萩原 真紀 渡部 玲子 横田 朗 中野 裕史 森 毅彦 中世古 知昭 金森 平和 神田 善伸 岡本 真一郎;賀古 真一;賀古 真一 木村 俊一 和田 英則 小宮 佑介 仲宗根 秀樹 櫻井 政寿 加藤 淳 田中 正嗣 藤井 恵理子 立花 崇孝 山本 渉 萩原 真紀 渡部 玲子 横田 朗 中野 裕史 森 毅彦 中世古 知昭 金森 平和 神田 善伸 岡本 真一郎
• 通讯作者: 賀古 真一 木村 俊一 和田 英則 小宮 佑介 仲宗根 秀樹 櫻井 政寿 加藤 淳 田中 正嗣 藤井 恵理子 立花 崇孝 山本 渉 萩原 真紀 渡部 玲子 横田 朗 中野 裕史 森 毅彦 中世古 知昭 金森 平和 神田 善伸 岡本 真一郎

高強度化学療法時代における、フィラデルフィア染色体陰性急性リンパ性白血病第1寛解期の至適治療

高强度化疗时代费城染色体阴性急性淋巴细胞白血病第一缓解期的最佳治疗

• 发表时间: 2019
• 作者: 賀古 真一;早川 文彦;今井 陽俊;田中 淳司;水田 秀一;西脇 聡史; 金森 平和;大橋 一輝;内田 直之;池亀 和博;福田 隆浩;一戸 辰夫,太田 秀一;田中 芳紀;村山 徹;倉橋 慎吾;佐倉 徹;薄井 紀子,大竹 茂樹;清井 仁;松村 到,宮崎 泰司;熱田 由子
• 通讯作者: 熱田 由子

Donor lymphocyte infusion after haploidentical hematopoietic stem cell transplantation for acute myeloid leukemia

• DOI: 10.1007/s00277-021-04731-5
• 发表时间: 2022-01-06
• 期刊: ANNALS OF HEMATOLOGY
• 影响因子: 3.5
• 作者: Harada, Kaito;Mizuno, Shohei;Yanada, Masamitsu
• 通讯作者: Yanada, Masamitsu

Allogeneic hematopoietic stem cell transplantation for patients with aplastic anemia

异基因造血干细胞移植治疗再生障碍性贫血

• DOI: 10.11406/rinketsu.61.1388
• 发表时间: 2020
• 期刊: Rinsho Ketsueki
• 作者: Kako S;Hayakawa F;Imai K;Tanaka J;Mizuta S;Nishiwaki S;Kanamori H;Mukae J;Ozawa Y;Kondo T;Fukuda T;Ichinohe T;Ota S;Tanaka Y;Murayama T;Kurahashi S;Sakura T;Usui N;Ohtake S;Kiyoi H;Matsumura I;Miyazaki Y;Atsuta Y;賀古 真一;賀古 真一
• 通讯作者: 賀古 真一

疾患リスクを考慮した低用量アレムツズマブを用いたHLA不適合ハプロアイデンティカル移植

考虑到疾病风险，使用低剂量阿仑单抗进行 HLA 不匹配单倍体移植

• 发表时间: 2021
• 作者: 賀古 真一;藤原 慎一郎、三崎 柚季子、吉村 一樹、松見 信平、後明 晃由美、玉置 雅治、亀田 和明、和田 英則、木村 俊一、仲宗根 秀樹、伊藤 祥子、海野 健斗、皆方 大佑、中野 裕史、山﨑 諒子、蘆澤 正弘、畑野 かおる、佐藤 一也、神田 善伸
• 通讯作者: 藤原 慎一郎、三崎 柚季子、吉村 一樹、松見 信平、後明 晃由美、玉置 雅治、亀田 和明、和田 英則、木村 俊一、仲宗根 秀樹、伊藤 祥子、海野 健斗、皆方 大佑、中野 裕史、山﨑 諒子、蘆澤 正弘、畑野 かおる、佐藤 一也、神田 善伸