分子構造と反応様式の違いを鍵とする藻類バイオマスの選択的化学修飾
分子構造と反応様式の違いを鍵とする藻類バイオマスの選択的化学修飾
批准号:
19K20482
负责人:
川島 英久
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2021-03-31
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英文摘要
微細藻類バイオマス-ボトリオコッセンの化学反応性について精査するため、前年度に引き続きチオール-エン反応ならびに溝呂木-Heck反応に関するボトリオコッセンの化学反応性について調査した。ボトリオコッセンは6つの炭素-炭素二重結合を有し、それらはビニル基、ビニレン基、そしてほぼ等価な4つのビニリデン基に区別することができる。これら3種類の炭素-炭素二重結合はNMR解析により、それぞれ異なる電子密度・立体障害を持つことが明らかとなった。さらに、これらの炭素-炭素二重結合を対象としたチオール-エン反応並びに溝呂木-Heck反応を施行すると、反応する部位に違いがあることが明らかとなった。ラジカル種を反応活性種とするチオール-エン反応の場合、立体障害の影響を大きく受け、立体障害の最も大きいビニレン基は反応せず、他の5つの炭素-炭素二重結合は迅速に反応した。一方で、パラジウム触媒との配位を経由する溝呂木-Heck反応においては、主としてビニル基で反応が進行した。これは過去に報告した白金触媒との配位を経由するヒドロシリル化反応に似た反応性を示したといえる。しかし、ヒドロシリル化反応における部位選択性は非常に高いものだったのに対し、溝呂木-Heck反応は一部ビニレン基においても反応が進行することが明らかとなった。以上の結果から、微細藻類バイオマス-ボトリオコッセンにおいては、自身の持つ6つの炭素-炭素二重結合が反応活性種の違いによってそれぞれ異なる反応活性を示すことが明らかとなった。今後、この反応性の違いを応用することで、より精密な分子修飾や化学変換が可能となることに期待する。
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会议论文
Preferential production of microalgal hydrocarbon pentathiolates by the photoinitiated thiol-ene reaction of botryococcene
通过葡萄球菌烯的光引发硫醇-烯反应优先生产微藻烃五硫醇盐
DOI:
10.1016/j.algal.2019.101724
发表时间:
2020
期刊:
Algal Research
影响因子:
--
作者:
[Hidehisa Kawashima, Moe Saito, Makoto M. Watanabe, Masashi Kijima]
通讯作者:
Masashi Kijima
藻類炭化水素オイルボトリオコッセンのエポキシ多置換体の分離とそれらの求核的開環反応
藻烃油葡萄球菌环氧多取代产物的分离及其亲核开环反应
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩崎 望, 長谷川 浩, 澤井 光, 為則 雄祐, 早川 慎二郎, 吉川和宏・川島英久・木島正志]
通讯作者:
吉川和宏・川島英久・木島正志
藻類オイルbotryococceneの位置選択的ジメトキシメチルシリル化とその重合反応
藻油葡萄球菌的区域选择性二甲氧基甲基硅烷化及其聚合反应
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[花香 有祐, 安田 紘輔, 今野 大輝, 齊藤 萌・川島英久・木島正志]
通讯作者:
齊藤 萌・川島英久・木島正志
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