retriever複合体の機能不全が新規の先天異常症候群を生じるメカニズムの解明
retriever複合体の機能不全が新規の先天異常症候群を生じるメカニズムの解明
批准号:
19K23823
负责人:
加藤 耕治
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-08-30 至 2024-03-31
中文摘要
我々は中枢神経系、筋骨格系、心臓などの組織に先天性形成異常を呈した家族例から、VPS35L遺伝子に両アレルの機能喪失型変異を同定し、新規のRitcher-Schinzel症候群(別名3C症候群)の新規の原因遺伝子として報告した(2020、J Med Gent)。VPS35LはVPS29、VPS26Cよりなる三量体のRetriever複合体のコアタンパクである。このRetriever複合体はエンドソームにおいて細胞膜タンパクのリサイクリングにおいて重要な役割を果たし、主にNPXYモチーフを有する細胞膜タンパクの発現量を維持する役割を担う。従って、VPS35Lを細胞株で欠損させることにより、それらの細胞膜タンパクの発現量が低下する。VPS35Lに関連する3C症候群の臨床像の理解を深めるため、本研究期間中に国際共同研究により症例集積を務め、同様の症状を有する患者のエクソーム解析により新たに3症例を同定し、臨床的な多様性に関して報告した(2023、J Med Genet)。これら臨床的特徴の背景に存在する分子メカニズムを明らかにするため、VPS35L欠損細胞株を作成した。特に患者で幼少期からみられた脂質異常症の分子学的背景を明らかにするため、NPXYモチーフを有するLRP1、LDLRに着目した。VPS35L欠損細胞では両蛋白の細胞膜における発現量の低下を認め、そのため細胞内へのLDLの取込みの低下を認めた。患者で見られた脂質異常症はこのメカニズムにより脂質の細胞内への取込みが障害された結果と考えられた(2023、J Med Genet)。また、個体レベルではVPS35Lの完全欠損マウスは胎児期早期(E7.5-E8.5)に死亡することを明らかにし、患者変異ノックイン(KIマウス)、中枢神経・筋骨格系組織特異的VPS35L欠損マウスモデルを作製し、3C症候群類似の表現型を確認した。
英文摘要
我々は中枢神経系、筋骨格系、心臓などの組織に先天性形成異常を呈した家族例から、VPS35L遺伝子に両アレルの機能喪失型変異を同定し、新規のRitcher-Schinzel症候群(別名3C症候群)の新規の原因遺伝子として報告した(2020、J Med Gent)。VPS35LはVPS29、VPS26Cよりなる三量体のRetriever複合体のコアタンパクである。このRetriever複合体はエンドソームにおいて細胞膜タンパクのリサイクリングにおいて重要な役割を果たし、主にNPXYモチーフを有する細胞膜タンパクの発現量を維持する役割を担う。従って、VPS35Lを細胞株で欠損させることにより、それらの細胞膜タンパクの発現量が低下する。VPS35Lに関連する3C症候群の臨床像の理解を深めるため、本研究期間中に国際共同研究により症例集積を務め、同様の症状を有する患者のエクソーム解析により新たに3症例を同定し、臨床的な多様性に関して報告した(2023、J Med Genet)。これら臨床的特徴の背景に存在する分子メカニズムを明らかにするため、VPS35L欠損細胞株を作成した。特に患者で幼少期からみられた脂質異常症の分子学的背景を明らかにするため、NPXYモチーフを有するLRP1、LDLRに着目した。VPS35L欠損細胞では両蛋白の細胞膜における発現量の低下を認め、そのため細胞内へのLDLの取込みの低下を認めた。患者で見られた脂質異常症はこのメカニズムにより脂質の細胞内への取込みが障害された結果と考えられた(2023、J Med Genet)。また、個体レベルではVPS35Lの完全欠損マウスは胎児期早期(E7.5-E8.5)に死亡することを明らかにし、患者変異ノックイン(KIマウス)、中枢神経・筋骨格系組織特異的VPS35L欠損マウスモデルを作製し、3C症候群類似の表現型を確認した。
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DOI:
10.1038/s10038-020-00868-9
发表时间:
2020-10
期刊:
Journal of Human Genetics
影响因子:
3.5
作者:
[Kohji Kato;F. Miya;Yasuyoshi Oka;S. Mizuno;S. Saitoh]
通讯作者:
Kohji Kato;F. Miya;Yasuyoshi Oka;S. Mizuno;S. Saitoh
Uncovering the underlying molecular mechanism in patients with Retriever dysfunction
揭示猎犬功能障碍患者的潜在分子机制
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kohji Kato, Peter J Cullen]
通讯作者:
Peter J Cullen
Phosphorylated proteome analysis of a novel germline ABL1 mutation causing an autosomal dominant syndrome with ventricular septal defect
导致伴有室间隔缺损的常染色体显性遗传综合征的新型种系 ABL1 突变的磷酸化蛋白质组分析
DOI:
10.1016/j.ijcard.2020.10.032
发表时间:
2021
期刊:
International Journal of Cardiology
影响因子:
3.5
作者:
[Yamamoto Hidenori, Hayano Satoshi, Okuno Yusuke, Onoda Atsuto, Kato Kohji, Nagai Noriko, Fukasawa Yoshie, Saitoh Shinji, Takahashi Yoshiyuki, Kato Taichi]
通讯作者:
Kato Taichi
VPS35Lの両アレルにおける機能喪失型バリアントは 3C/Ritscher-Schinzel 症候群に類似の先天異 常症候群の原因となる
VPS35L 两个等位基因的功能丧失变异会导致类似于 3C/Ritscher-Schinzel 综合征的先天性异常综合征
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤耕治, 岡泰由, 村松秀城, Vasilev F, 大友孝信, 大石久史, 河野好彦, 中沢由華, 荻朋男, 高橋義行, 齋藤伸治.]
通讯作者:
齋藤伸治.
A novel case with biallelic VPS35L variants confirms VPS35L as a causative gene of 3C/Ritscher-Schinzel-like syndrome
具有双等位基因 VPS35L 变异的新病例证实 VPS35L 是 3C/Ritscher-Schinzel 样综合征的致病基因
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Otsuji S, Kato K, Mizuno S, Miyatake S, Matsumoto N, Saitoh S]
通讯作者:
Saitoh S
共 7 条
エンドソームの膜蛋白輸送に着目した3C症候群の病態解明
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批准号:23K14945
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:加藤 耕治
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依托单位:
エンドソームの膜蛋白輸送に関連する新規分子・新規遺伝子の同定による疾患理解
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批准号:23KK0284
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research)
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资助金额:$9.82万
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财政年份:2023
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负责人:加藤 耕治
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依托单位:
LDL受容体ファミリー蛋白に着目したエンドソーム機能異常による新規疾患の病態理解
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批准号:23KJ1817
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$3.49万
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财政年份:2023
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负责人:加藤 耕治
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依托单位:
エンドソームリサイクル機能障害が引き起こす疾患の全体像の解明
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批准号:20K16897
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:加藤 耕治
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依托单位: