新開発極低温顕微鏡による植物の光エネルギー利用効率の調節機構の解明
新開発極低温顕微鏡による植物の光エネルギー利用効率の調節機構の解明
批准号:
20J13833
负责人:
藤田 祐輝
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31
中文摘要
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英文摘要
光合成光捕集タンパク質(LHCII)は外界の光環境の変化に伴って二つの光化学系(PSII、PSI)へのエネルギー供給バランスを変化させる。この機能は光合成の効率に大きく影響しており、作物生産量を向上させる鍵として注目されている。その第一歩として、タンパク質の移動に伴うタンパク質超複合体の再構築による励起エネルギー移動経路のダイナミックな変化を、生きた細胞を対象としてより包括的に検証する新たな光学系システムの構築を目指した。具体的には、既存の極低温光学顕微鏡の検出器として時間分解蛍光分光を行えるストリークカメラを新たに導入した。また低温葉緑体イメージングの制御およびPSII、PSIの葉緑体内強度分布図作成を同時に行える新たなアルゴリズムを自作した。これらの改良点を導入した極低温―ストリークカメラ光学顕微鏡システムにより、PSII、PSIを空間的に識別しLHCIIから各光化学系へのエネルギー伝達速度論を強調することに成功した。主な研究成果として、青色の光を照射した際にPSIの近くで長波長シフトしたfree-LHCII凝集体の存在を示すデータが得られた。さらに、より高分解能で細胞イメージングを目指し、超解像蛍光顕微鏡技術の一つであるSTED法を開発した極低温―ストリークカメラ光学顕微鏡システムに導入する試みも行った。空間分解能の向上には至らなかったが、低温により引き起こされる色素分子の電子状態の占有率の逆転により効果的な誘導放出の観測に成功した。これは低温とSTED法を組み合わせることでさらなる空間分解能向上の実現を示唆する。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Microscopic Time-Resolved Fluorescence Spectroscopy within a Single Chloroplast based on the Streak Camera
基于条纹相机的单个叶绿体内的显微时间分辨荧光光谱
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤田祐輝, 張先駿, 金田直也, 柴田穣]
通讯作者:
柴田穣
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