ストレス受容体としてのタンパク質凝集体ALISによる新たな細胞死誘導機構の解明
ストレス受容体としてのタンパク質凝集体ALISによる新たな細胞死誘導機構の解明
批准号:
20J20688
负责人:
鈴木 碧
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31
中文摘要
細胞のストレス応答機構の一つとしてALIS(aggresome-like induced structures)と呼ばれるタンパク質凝集体を形成する機構がある。ALISは、異常タンパク質を一時的に隔離しておくコンパートメントであると考えられてきた。一方、細胞内に凝集した異常タンパク質は、アルツハイマー病などの神経変性疾患に共通する病理所見であり、その細胞毒性が神経細胞死の原因と考えられる。しかし、タンパク質凝集体の形成機構や、タンパク質凝集体による細胞死誘導機構には不明な点が多く残されている。本研究では、申請者が独自に見出した、ALIS形成依存的に細胞死(パータナトス)を誘導する薬剤CTXを用いて、ALISによる細胞死誘導機構の解析を目的として研究を遂行した。今年度は、①ALISによるミトコンドリア集積機構の解明と、②パータナトス誘導と細胞周期の関係性に関する解析を行った。ALISによるミトコンドリア集積機構の解明では、ALISおよびミトコンドリアが微小管を介した細胞内輸送によって微小管形成中心に集積することを明らかにした。また、その際に核の構造が分裂前期の核に酷似した形に変化することに着目し、細胞周期に関する解析を進めた。その結果、ALIS依存的に分裂初期において細胞周期が停止し、その後細胞死が誘導されることが明らかとなり、ALIS誘導性細胞死には細胞周期の進行が必要であることが示唆された。また、ALISを除去することによって分裂が再開されたことから、ALISによる細胞周期停止は可逆的であることが示され、ALISは細胞内ストレス環境のバロメーターとして機能することが示唆された。以上から、ALIS誘導性パータナトスは、分裂初期まで細胞周期が進行した細胞のうち、ストレスが過度に蓄積し、細胞内環境が悪化した細胞のみを選択的に排除する機構である可能性が考えられた。
英文摘要
細胞のストレス応答機構の一つとしてALIS(aggresome-like induced structures)と呼ばれるタンパク質凝集体を形成する機構がある。ALISは、異常タンパク質を一時的に隔離しておくコンパートメントであると考えられてきた。一方、細胞内に凝集した異常タンパク質は、アルツハイマー病などの神経変性疾患に共通する病理所見であり、その細胞毒性が神経細胞死の原因と考えられる。しかし、タンパク質凝集体の形成機構や、タンパク質凝集体による細胞死誘導機構には不明な点が多く残されている。本研究では、申請者が独自に見出した、ALIS形成依存的に細胞死(パータナトス)を誘導する薬剤CTXを用いて、ALISによる細胞死誘導機構の解析を目的として研究を遂行した。今年度は、①ALISによるミトコンドリア集積機構の解明と、②パータナトス誘導と細胞周期の関係性に関する解析を行った。ALISによるミトコンドリア集積機構の解明では、ALISおよびミトコンドリアが微小管を介した細胞内輸送によって微小管形成中心に集積することを明らかにした。また、その際に核の構造が分裂前期の核に酷似した形に変化することに着目し、細胞周期に関する解析を進めた。その結果、ALIS依存的に分裂初期において細胞周期が停止し、その後細胞死が誘導されることが明らかとなり、ALIS誘導性細胞死には細胞周期の進行が必要であることが示唆された。また、ALISを除去することによって分裂が再開されたことから、ALISによる細胞周期停止は可逆的であることが示され、ALISは細胞内ストレス環境のバロメーターとして機能することが示唆された。以上から、ALIS誘導性パータナトスは、分裂初期まで細胞周期が進行した細胞のうち、ストレスが過度に蓄積し、細胞内環境が悪化した細胞のみを選択的に排除する機構である可能性が考えられた。
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DOI:
10.3390/ijms21249497
发表时间:
2020-12-14
期刊:
International journal of molecular sciences
影响因子:
5.6
作者:
[Suzuki M, Asai Y, Kagi T, Noguchi T, Yamada M, Hirata Y, Matsuzawa A]
通讯作者:
Matsuzawa A
酸化ストレス誘導性パータナトスにおける多機能分子p62/SQSTM1の役割
多功能分子p62/SQSTM1在氧化应激诱导的parthanatos中的作用
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuki Nada, Yusuke Hirata, Miki Takahashi, Saki Suzuki, Ryosuke Matsui, Takuya Noguchi, Atsushi Matsuzawa, 関口雄斗,平田祐介,野口拓也,松沢厚, 平田祐介,中島謙心,野口拓也,松沢厚, 鈴木碧,平田祐介,野口拓也,松沢厚]
通讯作者:
鈴木碧,平田祐介,野口拓也,松沢厚
Redox cycling of 9,10-phenanthrenequinone activates epidermal growth factor receptor signaling through <i>S</i>-oxidation of protein tyrosine phosphatase 1B
9,10-菲醌的氧化还原循环通过蛋白质酪氨酸磷酸酶 1B 的 <i>S</i>-氧化激活表皮生长因子受体信号传导
DOI:
10.2131/jts.45.807
发表时间:
2020
期刊:
The Journal of Toxicological Sciences
影响因子:
--
作者:
[Luong, N. C., Abiko, Y., Shibata, T., Uchida, K., Warabi, E., Suzuki, M., Noguchi, T., Matsuzawa, A., Kumagai, Y.]
通讯作者:
Y.
酸化ストレス誘導性パータナトスの新規促進分子NBR1の機能的役割
NBR1(一种氧化应激诱导的parthanatos的新型促进分子)的功能作用
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[浅井雪乃, 鈴木碧, 鍵智裕, 平田祐介, 野口拓也, 松沢厚]
通讯作者:
松沢厚
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基于p62/NEK7/GSDMD轴探究中药豨莶草对痛风性关节炎巨噬细胞焦亡的调控机制研究
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批准号:JCZRLH202601205
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
p62-Nrf2-p62正反馈环路调控自噬与NLRP3炎症小体抗脓肿分枝杆菌感染的分子机制研究
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批准号:2026JJ82010
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2026
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负责人:马小华
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依托单位:
菖蒲郁金汤通过TLR4-NF-κB-p62通路促进小胶质细胞突触核吞噬治疗帕金森病的机制研究
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批准号:MS25H290007
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2025
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负责人:吴忧
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依托单位:
参芪延肾方靶向SGPL1/S1P/p62轴调控骨髓间充质干细胞衰老与分化改善肾性骨病的作用机制研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2025
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负责人:张小琼
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依托单位:
盘状蛋白结构域受体DDR1通过P62/NRF2轴促进肝细胞癌进展的机制研究
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批准号:JCZRQN202500725
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2025
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负责人:
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依托单位:
TOPK激酶通过p62调控的脂代谢重编程在KRAS突变肺癌化疗耐药中的机制研究
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批准号:JCZRLH202500835
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2025
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负责人:
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依托单位:
基于p62选择性自噬介导的Nrf2信号通路串联效应探究荆防败毒散抗
急性肺损伤作用机制
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2024
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负责人:饶志粒
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依托单位:
基于LCN2/P62/PARP1通路介导线粒体功能障碍-细胞衰老探讨健脾化瘀解毒方干预胃癌前病变的机制
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项目类别:面上项目
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批准年份:2024
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负责人:--
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依托单位:
分泌型 p62 蛋白诱导 CD8+T 细胞耗竭促进肺腺癌进展及其作为标志物的研究
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批准号:24ZR1463300
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2024
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负责人:吉萍
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依托单位:
NDR43与NAP1L1相互作用招募USP14拮抗p62泛素化降解调控自噬和巨胞饮促进胶质瘤进展的机制研究
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项目类别:地区科学基金项目
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批准年份:2024
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负责人:陈梓桂
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依托单位: