質料的(非)現象学という観点からの西田・田辺哲学とフランス現象学の交差的研究
質料的(非)現象学という観点からの西田・田辺哲学とフランス現象学の交差的研究
批准号:
20K00035
负责人:
杉村 靖彦
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
三年目となる今年度は、新型コロナ禍の影響は少し収まってきたものの、本研究との関連で企画していた対面型の国際的な研究交流の機会はきわめて限定されたままであった。そこで、当初の計画では今年度が当研究の最終年度であったが、さらに一年延長を申請することとし、それにつながるような仕方でこの一年の研究を再組織した。2022年3月に、パリカトリック大学のエチエンヌ・ジルソン講座の担当者として当研究に関わる内容の6回連続講義(オンライン)を行い、その後2022年末までこの講義を原稿化し、フランスで出版するための準備をするという仕事があった(2023年5月に刊行予定)。それを好機として、本年度の研究は、この仕事の有機的な連関を意識しながら、多方面に展開することを心がけた。その結果、質料的(非)現象学という観点から京都学派の哲学と現代フランス哲学を交差させるという本研究の企図において、以下に列挙するような進展を果たすことができた。① ジルソン講座の第5回講義「存在の手前へ」でレヴィナスと田辺を「原-質料性」という観点から組織的に交差させたが、その考察をさらに拡大深化させる形で、レヴィナスと西田、さらにはアンリと西田のあいだでも同様の考察を展開した。前者は2022年7月にフランスのスリジー=ラ=サール文化センターでの国際会議(対面)で発表し、後者はジルソン講座講義の出版用原稿に組み込んだ。② 昨年度から取り組んでいる西谷啓治の哲学の研究について、初期におけるベルクソン受容がベルクソンの持続論や記憶論の読み直しにおいても画期的な寄与をなしうるものであることを明確にした。その成果は、2022年10月の日独文化研究所における西田・西谷シンポジウム(対面の国際会議)では日本語、同年11月のProjet Bergson au Japonのシンポジウム(オンライン)ではフランス語で発表された。
英文摘要
三年目となる今年度は、新型コロナ禍の影響は少し収まってきたものの、本研究との関連で企画していた対面型の国際的な研究交流の機会はきわめて限定されたままであった。そこで、当初の計画では今年度が当研究の最終年度であったが、さらに一年延長を申請することとし、それにつながるような仕方でこの一年の研究を再組織した。2022年3月に、パリカトリック大学のエチエンヌ・ジルソン講座の担当者として当研究に関わる内容の6回連続講義(オンライン)を行い、その後2022年末までこの講義を原稿化し、フランスで出版するための準備をするという仕事があった(2023年5月に刊行予定)。それを好機として、本年度の研究は、この仕事の有機的な連関を意識しながら、多方面に展開することを心がけた。その結果、質料的(非)現象学という観点から京都学派の哲学と現代フランス哲学を交差させるという本研究の企図において、以下に列挙するような進展を果たすことができた。① ジルソン講座の第5回講義「存在の手前へ」でレヴィナスと田辺を「原-質料性」という観点から組織的に交差させたが、その考察をさらに拡大深化させる形で、レヴィナスと西田、さらにはアンリと西田のあいだでも同様の考察を展開した。前者は2022年7月にフランスのスリジー=ラ=サール文化センターでの国際会議(対面)で発表し、後者はジルソン講座講義の出版用原稿に組み込んだ。② 昨年度から取り組んでいる西谷啓治の哲学の研究について、初期におけるベルクソン受容がベルクソンの持続論や記憶論の読み直しにおいても画期的な寄与をなしうるものであることを明確にした。その成果は、2022年10月の日独文化研究所における西田・西谷シンポジウム(対面の国際会議)では日本語、同年11月のProjet Bergson au Japonのシンポジウム(オンライン)ではフランス語で発表された。
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ポスト西谷的宗教哲学へ―西谷宗教哲学の受け取り直しのために
迈向后西谷宗教哲学:对西谷宗教哲学的新理解
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
『文明と哲学』日独文化研究所
影响因子:
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作者:
[Hisashi Fujita, 檜垣立哉, 檜垣立哉, 杉村靖彦]
通讯作者:
杉村靖彦
Transplanter le bergsonisme dans le « lieu du neant » : Bergson et « l’Ecole de Kyoto »
在《lieu du neant》中移植柏格森主义:柏格森和《京都学院》
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nakagawa Tomomi, Tamura Kohei, Yamaguchi Yuji, Matsumoto Naoko, Matsugi Takehiko, Nakao Hisashi, Yasuhiko Sugimura, 吉田 敬介, 須藤孝也, 渡名喜庸哲, Yasuhiko Sugimura]
通讯作者:
Yasuhiko Sugimura
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Johann Michel, Carla Canullo]
通讯作者:
Carla Canullo
Temoigner apres la « fin de la philosophie » : L’hermeneutique radicale du temoignage dans la philosophie francaise post-heideggerienne
Temoigner apres la « fin de la philosophie » : L’hermeneutique Radice dus la philosophie francaise post-heideggerienne
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
STUDIA PHAENOMENOLOGICA
影响因子:
0.4
作者:
[KASAKI, Masashi, 鈴木崇志, 桑原直己, 森岡正博, 宮﨑裕助, 中尾央・田村光平・中川朋美, Yasuhiko Sugimura]
通讯作者:
Yasuhiko Sugimura
懺悔道のポエティクスに向けて-田辺元『ヴァレリイの芸術哲学』再読
走向忏悔之路的诗学——重读田边肇的《瓦莱丽的艺术哲学》
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Nakagwa, Mayu Yoshida, Hisashi Nakao, Yusuke Miyazaki, Yuko Kamishima, Jacynthe Tremblay, 吉川孝, 小川歩人, 吉田敬介, 杉村靖彦]
通讯作者:
杉村靖彦
共 12 条
空なる指示形成:京都学脈の哲学者たちのアウグスティヌスからの読解
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批准号:10F00816
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2010
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负责人:杉村 靖彦
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依托单位:
現代フランス哲学における神の問題―フランス反省哲学からの研究
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批准号:13710002
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2001
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负责人:杉村 靖彦
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依托单位:
現代フランス思想における宗教哲学の諸可能性の研究-悪の問題を導さとして-
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批准号:11710012
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1999
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负责人:杉村 靖彦
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依托单位:
海外基金