スペイン内戦後文学の再生にむけてー亡命作家と国内作家の交流の場としての文芸誌
スペイン内戦後文学の再生にむけてー亡命作家と国内作家の交流の場としての文芸誌
批准号:
20K00477
负责人:
丸田 千花子
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2020-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
研究3年目の2022年度は国外出張を実行することができたため、コロンビア大学図書館とニューヨーク市図書館で資料収集にあたり、国内で入手できなかった資料全般を複写することができた。国外出張では文芸誌Insulaのバックナンバーをはじめ、メキシコに亡命した作家や知識人に関する資料、亡命作家がアメリカ大陸やヨーロッパで刊行した定期刊行物、1950年から70年代にかけてのスペイン国内文学の資料を収集し分析した。今回の出張ではフランスで発刊された定期刊行物Cuadernos del Congreso por la Libertad de la Cultura(1953-65)の存在が新たにわかり、その重要性を確認できた。この文芸誌はスペインの国内作家と亡命作家が寄稿した論考や両者の作品に対する批評を掲載していて、国内外の作家をつなぐ役割があったと推察される。したがってこの文芸誌の分析は本研究課題にも有用であると考え、2023年度も引き続きこの文芸誌について詳しい調査と分析をする予定である。一方、図書館のコロナ禍対応により一部の資料へのアクセス制限が続いていたため、予定していた資料の収集が終了しなかった。これらの資料の収集も2023年度に予定している。また2022年度は、本研究の一部を成果としてまとめた2本の原稿を仕上げた。1本目はスペイン内戦後、メキシコに亡命した知識人が、1930年代後半から50年代にかけて、メキシコの学術発展のために果たした役割についてまとめた。2本目はフランコ政権時代(1939~75)の小説が、検閲制度がある中、社会の危機と実像を表象する役割を担っていたことを各時代の代表作品の分析を通して考察した。いずれの成果も2023年度(あるいは2024年度)に書籍の一部として出版される予定である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
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