近世畿内小藩領における陣屋と藩領社会の関係構造

近代初期畿内小藩金雅与封建社会的关系结构

• 批准号: 20K00989
• 负责人: 齊藤 紘子
• 金额: $ 1.58万
• 依托单位: Osaka Metropolitan University (2022)Osaka City University (2020-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K00989/
• 关键词: 小藩; 藩領社会; 陣屋; 陣屋元村; 地域社会; 都市大坂; 家中; 武家奉公人; 畿内; 定番

22年度は、これまで調査してきた伯太藩陣屋元村の青木家文書を用いて、陣屋元村の村落構造について具体的に分析を進めた。その際、陣屋元村における〈史料〉と〈集団〉に注目し、家中と村落共同体という2つの身分集団の存在を前提としつつ、陣屋元村が都市化するなかで、家臣団・村いずれかの〈集団〉に属した家や個人の多くが別の〈集団〉に属する家・個人とも相互に密接な社会関係を結んでいたことを指摘した。また、領内の村々から徴発されて陣屋に詰めた武家奉公人や、都市化した空間に暮らす借屋人、出稼ぎなどとして流入し定着した者などは、家臣団・村どちらの〈集団〉にとっても周縁的な存在であり、こうした人々の姿が、近世後期に増加していくことを明らかにした。そして、都市化に伴う人口増加の局面と村方による人別・家数管理、村落秩序の動揺などについて検討することで、近世後期における陣屋元村の社会構造の一端を解明した。以上の研究は学術論文として、塚田孝・佐賀朝・渡辺健哉・上野雅由樹編『周縁的社会集団と近代』（文学研究科叢書12）清文堂出版、2023年3月に掲載された。さらに、これまで研究を行ってきた大坂定番としての伯太藩と大坂の都市社会との関係については、17世紀後期における定番屋敷の家臣団編成や武家奉公人の供給構造に関する個別研究を踏まえて概括的な論稿を作成した。今年度は後半に産休・育休を取ったこともあり、1年を通じて当初計画した通りには調査・研究は行えなかった。次年度、研究の再開に向けて準備し、計画を再設定したうえで課題を遂行していきたいと考えている。

In the year 22, a detailed analysis was conducted on the use of the Aoki family in the village of Wu Yuan Village in Botai Fan and the construction of the village in Wu Yuan Village. The premise of the existence of the identity set, the premise of the existence of the village community, the urbanization of the village, the urbanization of the village, the urbanization of the village, The family members, the families, the family, the family and the family. The residents of the village, the village, the home, the village, the village, With the increase in population, the village side is concerned with the management of the number of people living in different homes, the order of the village, the social construction of the village, and the social construction of the village in the later period of modern times. The above studies have been published by the Ching Wen Tang of the Social Collection of the Zhou Dynasty (Literary Studies Section 12) and published by the Qingwen Hall in March 2023. In the later period of the 17th century, the retainer of the family was written into a manuscript for the manufacture of civil servants for the manufacture of military equipment, and the manuscript summarized in the post-17th century was completed. In the second half of this year, the rest of the year. In the next year, the study will be conducted again to prepare for the preparation and re-design of the project.

项目成果

「政治（藩政）」

《政治（封建政府）》

• 发表时间: 2021
• 期刊: 『史学雑誌』
• 作者: 岡本 隆司;石田 徹;中 純夫;石川 亮太;森 万佑子;朴 漢珉;三田智子;仁藤敦史;大日方克己;森下徹;仁藤敦史;大日方克己;竹川俊一;三田智子;仁藤敦史;福田忠弘;竹川俊一;齊藤紘子;大日方克己;福岡万里子;竹川俊一;仁藤敦史・島津美子;三田智子;仁藤敦史;齊藤紘子;福岡万里子;竹川俊一;仁藤敦史;島根県古代文化センター編集（大日方克己分担執筆）;齊藤紘子
• 通讯作者: 齊藤紘子

浄土宗法善寺－大坂の都市社会の中で－

净土宗法善寺 - 在大阪的都市社会 -

• 发表时间: 2021
• 期刊: 塚田孝・齊藤紘子・三田智子・近世大坂研究会編『「浄土宗法善寺一件留」壱番―大坂・難波村関係史料1（都市・周縁〈史料と社会〉科研報告書）』大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター
• 作者: 木俣元一、近本謙介編著;宮治昭;上枝いづみ;影山悦子;檜山智美;濱田瑞美;森雅秀;大谷由香;荒見泰史;程永超;横内裕人;三好俊徳;冨島義幸;本井牧子、山本聡美、阿部泰郎、野呂靖;ほか全41名;吉田伸之;遠藤 珠紀;塚田孝・齊藤紘子・木村美菜
• 通讯作者: 塚田孝・齊藤紘子・木村美菜

町における土地と人の把握―守田報告を聞いて―

了解小镇的土地和人民 - 聆听森田报告 -

• 发表时间: 2021
• 作者: 小笠原弘幸;伊藤寛了（監訳）;仁藤敦史;木村美菜・齊藤紘子・塚田孝;荒武達朗;福岡万里子;小笠原弘幸;福岡万里子;齊藤紘子
• 通讯作者: 齊藤紘子

陣屋元村の都市化と人別・家数管理―近世後期和泉国泉郡伯太村を事例に―

本村阵屋的城市化与人口及户数管理 - 以近代后期和泉国泉郡白田村为例 -

• 发表时间: 2023
• 期刊: 塚田孝・佐賀朝・渡辺健哉・上野雅由樹編『周縁的社会集団と近代』（文学研究科叢書12）、清文堂出版
• 作者: 齊藤紘子

和泉国伯太藩渡辺家と大坂定番

和泉国白田藩渡边家与大阪经典

• 发表时间: 2023
• 期刊: 大澤研一・仁木宏編『築城四百年 徳川大坂城をさぐるー城・人・城下町ー』
• 作者: 岡本 隆司;石田 徹;中 純夫;石川 亮太;森 万佑子;朴 漢珉;三田智子;仁藤敦史;大日方克己;森下徹;仁藤敦史;大日方克己;竹川俊一;三田智子;仁藤敦史;福田忠弘;竹川俊一;齊藤紘子;大日方克己;福岡万里子;竹川俊一;仁藤敦史・島津美子;三田智子;仁藤敦史;齊藤紘子
• 通讯作者: 齊藤紘子