司法による憲法解釈の形成において解釈方法論がもたらす作用の複眼的考察

解释方法论对司法宪法解释形成的影响的多层面研究

• 批准号: 20K01294
• 负责人: 大河内 美紀
• 金额: $ 1.41万
• 依托单位: Nagoya University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01294/
• 关键词: 違憲審査制; 憲法解釈; ポピュリスト立憲主義; 違憲審査; アメリカ憲法; 司法権; ディパートメンタリズム

2022年度においては、引き続き合衆国の連邦最高裁の判決分析及び合衆国の憲法理論の諸動向を検討すると同時に、その対称群として、日本の法実務についても検討を行った。具体的には、合衆国における憲法判例を踏まえつつ、populist Constitutionalism及びComparative political process theoryなどの諸議論を検討した。他方で、日本においては、法解釈を支える法解釈共同体と市民社会との関係性を明らかにするため、法解釈共同体と同形のプロフェッション性を帯びる大学・研究者の自治と市民社会との関わりに焦点を当てて、学問の自由と大学の自治に関する研究を行い、小論をまとめた。また、緊急事態への対応について、Ginsburgらの議論を踏まえつつ、感染症対策及び自然災害への対応を具体的素材として検討し、報告にまとめた。さらに、同性婚に関する地裁判決が複数下されたことを踏まえて、合衆国におけるObergefel判決の論理及び司法の「態度」と比較させつつ、判例及びそれを生み出した司法の「態度」に焦点を当てて検討し、国際学会において報告を行った。

在2022财政年度，我们继续研究美国最高法院在美国宪法理论中的决定和趋势的分析，还研究了日本的法律习俗作为对称群体。具体而言，我们讨论了各种讨论，例如民粹主义宪法主义和比较政治过程理论，考虑到了美国的宪法先例。另一方面，在日本，为了澄清法律解释界与支持法律解释的民间社会之间的关系，我们对学术自由和大学的自治进行了研究，重点是大学和研究人员的自主权，这些大学的自治权以与法律解释社区相同的形式专业化，并汇编了论文。此外，根据金斯堡和其他人的讨论，传染病的对策和对自然灾害的反应被视为特定材料，并在报告中进行了编译。此外，鉴于有关同性婚姻的多个地方法院的裁决，该研究集中于判例法和司法“态度”，同时将它们与美国司法系统的Obergefel裁决的逻辑进行了比较，并在国际科学学会上介绍了一份报告。

项目成果

比較の中の日本の違憲審査－アメリカから見た日本

日本合宪性的比较审视——从美国看日本

• 发表时间: 2020
• 期刊: 憲法研究
• 作者: 渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗;岡田正則;長内浩紀;長内祐樹;大河内美紀;渡辺康行;木下和朗;岡田正則・高田敏・「法の支配と法治主義」研究会;石塚迅;大河内美紀
• 通讯作者: 大河内美紀

「危機」への対応の憲法問題：日本の事例から考える

应对“危机”的宪法问题：来自日本案例的思考

• 发表时间: 2022
• 作者: OKOCHI;Minori;大河内美紀
• 通讯作者: 大河内美紀

モンゴル国立大学(モンゴル)

蒙古国立大学（蒙古）

世界の憲法・日本の憲法

世界宪法/日本宪法

• 发表时间: 2022
• 作者: 新井誠;上田健介;大河内美紀;山田哲史;石塚壮太郎ほか
• 通讯作者: 石塚壮太郎ほか

夫婦同氏制度の合憲性

夫妻制度合宪性

• 发表时间: 2022
• 期刊: ジュリスト臨時増刊『令和3年度重要判例解説』
• 作者: 渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗;岡田正則;長内浩紀;長内祐樹;大河内美紀
• 通讯作者: 大河内美紀