災害法制における官民交錯領域の再整序と理論的基盤の形成に関する研究

公共与私人互动领域的重新排序及灾害立法理论基础的形成研究

• 批准号: 20K01296
• 负责人: 大脇 成昭
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01296/
• 关键词: 災害対応; 官民交錯領域; 災害ボランティア; 連邦技術支援庁; 私有財産と公費

本研究における４年間の補助事業期間の3年目となる本年度（令和4年度）においては、これまでの研究活動の中間的な成果を、論文１件（共著の図書）、学会等の口頭報告２件という形で公開することができた。まず論文である。本研究が対象とするところの、災害対策における「官民交錯領域」では、基盤をなす情報のコントロールが重要となる。すなわち、災害発生時における避難や、その後の公的な支援活動（広義の救助）にかかる情報提供の枠組みをいかに設定するかが、災害対策の成否を左右する。そのような問題関心から、災害にかかる情報にまつわる法領域全体を整序するために書き上げたのが、「避難・救助と法」である。同論考では、現行法制度の内容や過去の経緯、現在の課題などを、多角的に検討した。次に学会報告では、枠組みをやや広く、感染症の蔓延をも含めた広義の災害・非常事態における経済的支援の全貌について分析した。これが日本公法学会における「感染症対策としての経済的助成等」である。非常事態時に事業者や個人を支えるための経済的助成を、国家（公共セクター）が行うことは現在において当然と考えられている。しかし公費を「官民交錯領域」へと投入するこの助成については、そもそもいかなる観点から正当化されうるのかという点や、その限界が論じられるべきである。この点について報告では、詳細な検討を行うことができた。加えてもう１件の報告は、被災者公的救済研究会でのものである。「『公費投入禁止原則』の部分的修正」と題して、給水装置の修繕費用負担の官民区分に関する地方公共団体レベルの様々なルールや、それらの問題点について検討を行なった。いずれの報告においても、参加者より有益なアドバイスを得ることができた。総じて今年度は、実り多い研究活動をすることができたと考える。

In this study, we have reviewed the results of this year's (order and the fourth year), one article (co-author of the report), and two oral reports of the Institute, which have been published in the current year (order and year 4). I don't know what to say. The purpose of this study is to improve the relationship between the government and the people in the field of exchanges between the government and the people. Health care, disaster prevention, and post-mortem support activities (meaning rescue) are provided to support users to set their settings and to determine whether they are successful or not. In the field of law, all parties in the field of law are in an orderly manner, and the Law of avoidance and Rescue is in order. In the same way, the contents of the system of law and practice have been discussed in the past, and there are now many problems and various aspects of the law. The secondary academic society reports the report, the group

项目成果

被災者公的救済研究会

灾害受害者公共救济研究小组

• 发表时间: 2023
• 作者: 横大道聡;新井誠;菅原真;堀口悟郎（以上;編著者）;岡田順太;徳永貴志;シモン・サルブラン（以上の著者他;多数）;藤澤巌;岡田正則;遠藤美奈;安井栄二;藤澤巌;遠藤美奈;友岡史仁;Shinji Higaki & Yuji Nasu eds.;遠藤美奈;藤澤巌;友岡史仁;大脇成昭;大脇成昭
• 通讯作者: 大脇成昭

災害法（大脇成昭執筆箇所：第6章「避難・救助と法」p.251-292）

灾害法（作者：大胁成明：第 6 章“避难、救援和法律”第 251-292 页）

• 发表时间: 2022
• 作者: 大橋 洋一;原田 大樹;田代 滉貴;土井 翼;野田 崇;大脇 成昭;松戸 浩;飯島 淳子
• 通讯作者: 飯島 淳子

非常時における国の金銭給付に関する一考察－－地方創生臨時交付金の使途をめぐる議論を中心として

紧急时期政府货币支付研究——以临时补助金用于地方振兴争论为中心

• 发表时间: 2020
• 期刊: 法政研究
• 作者: 横大道聡;新井誠;菅原真;堀口悟郎（以上;編著者）;岡田順太;徳永貴志;シモン・サルブラン（以上の著者他;多数）;藤澤巌;岡田正則;遠藤美奈;安井栄二;藤澤巌;遠藤美奈;友岡史仁;Shinji Higaki & Yuji Nasu eds.;遠藤美奈;藤澤巌;友岡史仁;大脇成昭
• 通讯作者: 大脇成昭

感染症対策としての経済的助成等

作为预防传染病等措施的经济补贴

• 发表时间: 2022
• 作者: 横大道聡;新井誠;菅原真;堀口悟郎（以上;編著者）;岡田順太;徳永貴志;シモン・サルブラン（以上の著者他;多数）;藤澤巌;岡田正則;遠藤美奈;安井栄二;藤澤巌;遠藤美奈;友岡史仁;Shinji Higaki & Yuji Nasu eds.;遠藤美奈;藤澤巌;友岡史仁;大脇成昭;大脇成昭;藤澤巌;大脇成昭
• 通讯作者: 大脇成昭