Family sociological studies regarding inter generational reproduction of poverty and low income

关于贫困和低收入代际再生产的家庭社会学研究

• 批准号: 20K02117
• 负责人: 稲葉 昭英
• 金额: $ 2.83万
• 依托单位: Keio University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K02117/
• 关键词: 教育達成; ケア; 社会階層; 子育て; 貧困; 共働き; ひとり親世帯; 結婚; 子ども; 定位家族; 世代的再生産; ライフコース; メンタルヘルス; 低所得; 家族; 再生産; 学歴達成; 家族構造; 階層

本研究は貧困低所得層の世代的再生産の過程を解明することを目的としているが、代表者である稲葉はこのテーマに基づいて三田社会学会シンポジウム「変容するライフコースへの計量的接近」にて「結婚の脱制度化命題の検討」を報告した。この研究は全国家族調査（ＮＦＲＪ）の3つのデータを用いて大卒と非大卒とで家族行動がどのように異なるのかを数量的に分析したものである。この報告内容はまもなく論文として公刊される予定ある（印刷中）。また、世代的再生産の理論化にあたって「ケア」の理論化が不可欠であると考え、論文「弱いケアと強いケア：ケア概念の分節化と統合」を発表した。この論文は育児、介護など労働性の強い行為の背後にある配慮・気配りといった労働性の弱いケアに注目したもので、ケアの理論化を志向したものである。さらに、ドイツ・ビーレフェルト大学のFredrick de Mollと日本の子育てに関する階層間の差異に留意した論文"Transformations of early childhood in Japan: from free play to extended education”を発表予定である（印刷中）。この論文は日本社会における子育ての変容、とくに未就学の時期の教育投資などの階層差に着目したもので、あわせて社会政策の動向についても論じている。また、共働き世帯の一般化にともない、中間層の階層再生産戦略に着目し、研究協力者Conner Zelmerと共同で3組の家族の参与観察研究を行った。今後、彼と学術誌に投稿することを予定している。

This study aims to clarify the reproduction process of the poor and low-income generation. This study analyzes the number of family actions in the National Family Survey (NFRJ). The content of this report is scheduled for publication (in print). The paper "Weak and Strong: The Concept of Segmenting and Integrating" is presented. This paper focuses on the study of the relationship between the two factors, i.e., the relationship between the two factors and the relationship between them. The paper "Transformations of early childhood in Japan: from free play to extended education" is scheduled to be published (in print). This paper focuses on the changes in Japanese society, education investment in the period of non-schooling, social policy trends, and social development. The study was conducted by Conner Zelmer, a research collaborator, and three groups of family members. In the future, he will contribute to the academic journal.

项目成果

Long-Term Parental Absence and Educational Expectations among Children: A Quantitative Analysis of Left-Behind Children in China

父母长期缺席与儿童教育期望：中国留守儿童的定量分析

• DOI: 10.4234/jjoffamilysociology.33.91
• 发表时间: 2021
• 期刊: Kazoku syakaigaku kenkyu
• 作者: 稲葉昭英;武田俊輔;三宅雄大;大石泰夫・高久舞・外崎純一・阿部武司・垣東敏博・武田俊輔・神野知恵・福持昌之・石山祥子・柴田真希;稲葉昭英;環境社会学会;夏天
• 通讯作者: 夏天

中国における親の長期的な不在経験と普通科高校進学－傾向スコア分析による検討－

中国长期父母缺席和进入普通高中的经验-倾向得分分析考试-

• 发表时间: 2021
• 作者: 野澤 豊一;川瀬 慈編;稲葉昭英;李洪章;牧野 修也編;夏天
• 通讯作者: 夏天

社会的権利の行使に対する市民意識：自己責任と制度利用の妥当性

公民行使社会权利的意识：自我责任和系统使用的适当性

• 发表时间: 2022
• 作者: 栄留 里美;鳥海 直美;堀 正嗣;吉池 毅志;萬代由希子;石井智也・田部絢子・能田昴・石川衣紀・内藤千尋・池田敦子・柴田真緒・髙橋智;松田光一郎;梅谷進康;三宅雄大
• 通讯作者: 三宅雄大

結婚の脱制度化命題の検討

对婚姻非制度化命题的审查

• 发表时间: 2022
• 作者: Kebukawa;Y.;Kobayashi;S.;Kawasaki;N.;Wang;Y.;Yurimoto;H. and Cody;G. D.;稲葉昭英
• 通讯作者: 稲葉昭英

生活保護世帯の中学生の進路の意識における格差―全国調査の計量分析の結果から

福利家庭初中生职业理想的差异——基于全国调查的定量分析结果

• 发表时间: 2021
• 期刊: 松山大学論集
• 作者: 稲葉昭英;武田俊輔;三宅雄大;大石泰夫・高久舞・外崎純一・阿部武司・垣東敏博・武田俊輔・神野知恵・福持昌之・石山祥子・柴田真希;稲葉昭英;環境社会学会;夏天;日本生活学会 COVID-19 特別研究委員会;吉武理大
• 通讯作者: 吉武理大