熟議デモクラシーにおける正統性と正しさ：J・ハーバーマスの準-純粋な手続き的正義

协商民主的合法性与正确性：哈贝马斯的准纯粹程序正义

• 批准号: 19J01409
• 负责人: 田畑 真一
• 金额: $ 2.41万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-25 至 2022-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19J01409/
• 关键词: デモクラシー; 正統性; ハーバーマス; フォアスト; 批判理論; 疎外; エストランド; ラズ; 認識的デモクラシー; 権威; エピストクラシー; 進歩; J・ハーバーマス; 正しさ; 法

昨年度から引き続いて、令和3年4月から9月まで、ゲーテ大学フランクフルトを拠点に研究を進めた。ドイツでもコロナウィルスの感染拡大が深刻なことから、今年度も、研究会やコロキウムは中止、もしくはオンライン開催となったため、当初の予定と異なり、資料収集が主となった。未公刊の原稿や草稿の一部へアクセスする許可を、ハーバーマス本人から得たことで、従来知られていなかった1980年代の理論状況、特に英米圏の哲学との関係や『事実性と妥当』に至るまでの草稿群の一部にアクセスでき、（本研究とは直接関係しない部分もあるが）今後の研究にとって大きな収穫となった。今後これらの資料を活用して、研究成果を出していく予定である。正しさという次元を射程に収めた熟議デモクラシー論を構想する上で基盤となる成果もあげることができた。その成果とは、『政治思想研究』に特集論文として採用された論文である。J・ラズ、J・ウォルドロン、D・エストランド、D・ヴィーホフの議論を検討することで、平等と認識的価値という二つの条件が、正統な権威としてデモクラシーを擁護するための条件となることを明らかにした。このことで、自らの基本的立場を明らかにし、本研究の基本的方向性を定めることができた。批判理論についての研究も同時に進め、疎外という観点から、システムによる生活世界の植民地化という診断について検討する報告を行った。また、批判理論内で政治理論を牽引しているＲ・フォアストの議論がもつ意義を、ハーバーマスと比較しつつ、明らかにする論考も執筆した。

Last year, the university launched a research project in April and September of the third year. Since the infection of German has become so profound, this year, the research conference and Korokumi have been suspended, and the original decision has been changed, and data collection has become the main issue. A part of the manuscript of the unpublished publication is allowed to be published, and the author has obtained the permission to publish the manuscript. The theoretical situation in the 1980s, the philosophical relationship in the special English circle, and the correctness of the manuscript are known to the author.(This study has direct relations with the manuscript group.) In the future, the data will be used and the research results will be published. The theory is based on the theory that Special collection of papers on political thought J·The basic position of this study is clear and the basic orientation of this study is fixed. Critical theory is a research tool for simultaneous progress, diagnosis and discussion of the living world. In critical theory, political theory is drawn into the discussion, meaning, comparison and discussion.

项目成果

デモクラシーはどのような意味で正しさを追求できるのか――デモクラシー擁護の必要条件についての考察――

民主在什么意义上可以追求正义？ - 思考捍卫民主的必要条件 -

• 发表时间: 2020
• 作者: 関雄二;齋藤晃;鈴木紀;村上勇介;八木百合子;井口欣也;岡田裕成;窪田暁;佐々木直美;渋下賢;清水達也;杓谷茂樹;田島久歳;ダニエル・ダンテ・サウセド・セガミ;鼓宗;細谷広美;山脇千賀子;若林大我;額田有美 他;田畑真一;田畑真一;Shinichi Tabata;玉手慎太郎・田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一
• 通讯作者: 田畑真一

正統な権威としてのデモクラシー──認識的価値と平等からのデモクラシー擁護論の検討

民主作为合法权威：从认识价值和平等的角度审视民主的捍卫

• 发表时间: 2021
• 期刊: 政治思想研究
• 作者: 関雄二;齋藤晃;鈴木紀;村上勇介;八木百合子;井口欣也;岡田裕成;窪田暁;佐々木直美;渋下賢;清水達也;杓谷茂樹;田島久歳;ダニエル・ダンテ・サウセド・セガミ;鼓宗;細谷広美;山脇千賀子;若林大我;額田有美 他;田畑真一
• 通讯作者: 田畑真一

非理想理論としての構築主義的代表論

作为非理想理论的建构主义表征理论

• 发表时间: 2022
• 作者: 関雄二;齋藤晃;鈴木紀;村上勇介;八木百合子;井口欣也;岡田裕成;窪田暁;佐々木直美;渋下賢;清水達也;杓谷茂樹;田島久歳;ダニエル・ダンテ・サウセド・セガミ;鼓宗;細谷広美;山脇千賀子;若林大我;額田有美 他;田畑真一;田畑真一;Shinichi Tabata;玉手慎太郎・田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一
• 通讯作者: 田畑真一

後期資本主義における疎外－－生活世界の植民地化による病理現象

晚期资本主义的异化：生活世界殖民化造成的病态现象

• 发表时间: 2022
• 作者: 関雄二;齋藤晃;鈴木紀;村上勇介;八木百合子;井口欣也;岡田裕成;窪田暁;佐々木直美;渋下賢;清水達也;杓谷茂樹;田島久歳;ダニエル・ダンテ・サウセド・セガミ;鼓宗;細谷広美;山脇千賀子;若林大我;額田有美 他;田畑真一;田畑真一;Shinichi Tabata;玉手慎太郎・田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一
• 通讯作者: 田畑真一

コミュニケーション的行為と法――ハーバーマス法政治理論の基礎構造――

交往行为与法律：哈贝马斯法律和政治理论的基本结构。

• 发表时间: 2019
• 期刊: 法哲学年報
• 作者: 関雄二;齋藤晃;鈴木紀;村上勇介;八木百合子;井口欣也;岡田裕成;窪田暁;佐々木直美;渋下賢;清水達也;杓谷茂樹;田島久歳;ダニエル・ダンテ・サウセド・セガミ;鼓宗;細谷広美;山脇千賀子;若林大我;額田有美 他;田畑真一;田畑真一;Shinichi Tabata;玉手慎太郎・田畑真一;田畑真一;田畑真一;田畑真一
• 通讯作者: 田畑真一