Identification and Functional Analysis of Neurogenic bHLH Transcription Factor in Japanese Ctenophore
Identification and Functional Analysis of Neurogenic bHLH Transcription Factor in Japanese Ctenophore
批准号:
19J20278
负责人:
堀口 理
金额:
$1.6万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
有櫛動物(クシクラゲ)は神経系を持つ最も祖先的な動物として知られているが、その神経細胞の分化を制御するメカニズムには不明な点が多い。本研究では、クシクラゲ以外に神経系を持つ左右相称動物と刺胞動物で保存された神経細胞の分化制御機能を持つグループA basic Helix-Loop-Helix (bHLH) 転写因子に着目し、日本産クシクラゲの一種、カブトクラゲ(Bolinopsis mikado)を利用してグループA bHLHの同定と機能解析を行ってきた。2020年度までに分子系統解析によって5種類のグループA bHLHを同定し、さらにその中の一つについてモルフォリノオリゴの顕微注入によるノックダウンを行った。また、免疫染色を用いてターゲットとしたbHLHがノックダウンされていることを確認し、ノックダウン個体とコントロール個体における遺伝子発現をRNA-seqによって比較した。2021年度は、前年に行ったRNA-seqの解析を引き続き行った。グループA bHLH遺伝子のノックダウンによって150以上の遺伝子が有意に発現変動し、更に発現変動遺伝子は特定の機能を持つ遺伝子に偏っていることが明らかになった。また、発現変動遺伝子を近縁種Mnemiopsis leidyiの単一細胞トランスクリプトームデータと比較したところ、細胞種不明とされている細胞クラスタにおいて発現変動遺伝子の多くが発現していた。これらの結果から、ターゲットとしたグループA bHLHはクシクラゲにおいて特定の機能に特化した細胞の分化を制御していることが示唆された。現在は得られた結果をまとめ、論文投稿に向けて準備中である。
英文摘要
有櫛動物(クシクラゲ)は神経系を持つ最も祖先的な動物として知られているが、その神経細胞の分化を制御するメカニズムには不明な点が多い。本研究では、クシクラゲ以外に神経系を持つ左右相称動物と刺胞動物で保存された神経細胞の分化制御機能を持つグループA basic Helix-Loop-Helix (bHLH) 転写因子に着目し、日本産クシクラゲの一種、カブトクラゲ(Bolinopsis mikado)を利用してグループA bHLHの同定と機能解析を行ってきた。2020年度までに分子系統解析によって5種類のグループA bHLHを同定し、さらにその中の一つについてモルフォリノオリゴの顕微注入によるノックダウンを行った。また、免疫染色を用いてターゲットとしたbHLHがノックダウンされていることを確認し、ノックダウン個体とコントロール個体における遺伝子発現をRNA-seqによって比較した。2021年度は、前年に行ったRNA-seqの解析を引き続き行った。グループA bHLH遺伝子のノックダウンによって150以上の遺伝子が有意に発現変動し、更に発現変動遺伝子は特定の機能を持つ遺伝子に偏っていることが明らかになった。また、発現変動遺伝子を近縁種Mnemiopsis leidyiの単一細胞トランスクリプトームデータと比較したところ、細胞種不明とされている細胞クラスタにおいて発現変動遺伝子の多くが発現していた。これらの結果から、ターゲットとしたグループA bHLHはクシクラゲにおいて特定の機能に特化した細胞の分化を制御していることが示唆された。現在は得られた結果をまとめ、論文投稿に向けて準備中である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Identification of Neurogenic bHLH in ctenophore Bolinopsis mikado
栉水母Bolinopsis mikado神经源性bHLH的鉴定
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[レジス・メサック, 石橋正孝, 池田潤, 佐々木匠, 白鳥光, 槙野佳奈子, 山本佳生, 堀口 理]
通讯作者:
堀口 理
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