近代日本画の彩色表現の研究－西洋顔料と岩絵具を使い分けた芝居絵屏風の継承から

日本现代绘画的色彩表现研究——从西洋颜料和矿物颜料戏画屏风的传承说起

• 批准号: 19K00194
• 负责人: 松島 朝秀
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kochi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K00194/
• 关键词: 蛍光X線分析; 芝居絵屏風; 顔料; 染料; 科学調査; 西洋顔料; 近代日本画; 彩色表現; 祭礼; 高知; 絵金; 高知県; 近世日本画; 科学的調査; 岩絵具; 外的要因

本研究は、近代日本画の彩色表現における西洋顔料と岩絵具の使い分けの根拠が、作家・制作者以外の外的要因によって決定されるのか否か検証するものである。狩野派に学び幕末明治期に活躍した絵金(弘瀬洞意)の芝居絵屏風が制作され初めた江戸後期は、舶来の顔料(西洋顔料)が日本画に使用され初めた時期であり、これまで調査した全ての芝居絵屏風にも、同一画面上に西洋顔料と岩絵具の使用を確認した。しかし、調査した全ての芝居絵屏風は、西洋顔料と岩絵具の発色特性を生かして描かれておらず、絵金自身の美意識によって彩色されたとは到底思えなかった。本研究は、この彩色の理由を科学的調査と民俗学的調査によって探るものである。

In this study, the color representation of modern Japanese painting shows that it is necessary to determine whether it is necessary to make a decision other than that of the writer and the producer. At the end of the Mingzhi period, the hunter school learned that the gold medal (the meaning of the Mingzhi cave) was made on the screen, and the imported materials (Western materials) were used in the Japanese painting. The Japanese painting was full-featured on the screen, and on the same screen, the use of confirmation equipment. The whole world has the characteristics of color, color, beauty, beauty, color, color In this study, the reasons for color are scientific, folklore and folklore.

项目成果

日本画の復元作品に塗布された色材の蛍光X線分析と赤外線撮影の結果に関して

关于修复日本画所使用的着色材料的荧光X射线分析和红外摄影结果

• 发表时间: 2022
• 作者: 松島朝秀;野角孝一
• 通讯作者: 野角孝一

芝居絵屏風の想定復元制作における色材調査と彩色表現

戏画屏风设想复原制作中的色料考察及色彩表现

• 发表时间: 2021
• 作者: 宮治昭;福山泰子編;松島朝秀
• 通讯作者: 松島朝秀

芝居絵屏風「加賀見山旧錦絵」2作品の科学的比較調査

两幅戏画屏风“镜山旧锦绘”的科学比较研究

• 发表时间: 2020
• 作者: 宮治昭;福山泰子編;松島朝秀;松島朝秀,高林弘実,紀 芝蓮,野角孝一
• 通讯作者: 松島朝秀,高林弘実,紀 芝蓮,野角孝一

芝居絵屏風の色材分析 ―弘瀬洞意（絵金）と野口左巌（絵金派）の相違―

戏画屏风色彩材质分析 - 广濑都（伊健）与野口佐言（伊健派）的区别 -

• 发表时间: 2019
• 作者: 松島朝秀（高知大学）;高林弘実（京都市立芸術大学） ;野角孝一（高知大学）; 那須 望（高知県立歴史民俗資料館）
• 通讯作者: 那須 望（高知県立歴史民俗資料館）

地域文化の伝統と継承－芝居絵屏風の想定復元制作における色材調査と絵画表現の視点 から－

乡土文化的传统与传承——从戏画屏风假想修复制作中的色彩材质研究与画面表达来看——

• 发表时间: 2021
• 期刊: 比較文化研究
• 作者: 野角孝一;吉岡一洋;松島朝秀
• 通讯作者: 松島朝秀