遁世僧の宋刊仏書受容をめぐる説話伝承学的研究

宋代佛经接受传说的民间传说研究

基本信息

批准号：
19K00299
负责人：
小林直樹
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Osaka Metropolitan University (2022)Osaka City University (2019-2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は、鎌倉後期の遁世僧・無住が、南宋代に成立した仏教類書である『大蔵一覧集』をどのように利用したかについて考察を行った。この問題については、かつて拙稿「無住と南宋代成立典籍」（『文学史研究』第53号、2013年3月）でも触れたが、その際には、無住が『大蔵一覧集』を閲読していた可能性は十分にあるものの、決定的な証左には欠けるとし、『宗鏡録』や『景徳伝灯録』と『大蔵一覧集』に同話がある場合には、無住の著作の出典としては『宗鏡録』や『景徳伝灯録』を指摘せざるをえないと述べた。しかしながら、あらためて『沙石集』の説話で『景徳伝灯録』と『大蔵一覧集』に同話を認める、巻1第8条、巻3第1条、巻4第1条の説話を仔細に検討すると、それらの説話には『景徳伝灯録』を参照してはじめて知りうる要素が存するため、『景徳伝灯録』が出典であること自体は動かないものの、各話の説話構成自体はいずれも『大蔵一覧集』に極めて近似しており、無住が『大蔵一覧集』のコンパクトな構成に倣って、『景徳伝灯録』の当該部分を切り取りながら説話構成を図った可能性が高いのではないかと考えられる。この場合、『大蔵一覧集』は『沙石集』の出典とは言いがたいが、無住を『景徳伝灯録』へと導く案内書的、索引的役割を担ったと考える余地は十分にあろうと思われる。本研究は、『大蔵一覧集』という仏教類書の遁世僧による新たな利用法について明らかにした点に意義があると認められる。

今年，我们讨论了kamakura时期后期的和尚如何使用Okura List Collection，这是一本在南歌王朝期间创作的佛教书。 This issue was once mentioned in my article "Unshu and the Provenant of the Southern Song Dynasty" (Study of Literary History, No. 53, March 2013), but at that time, it is quite possible that Unshu had read the "Okura List Collection," but there is no definitive evidence, and stated that if the same story is found in "Songkyoroku", "Jingdeto Denroku", and "Okura List Collection", it is forced to point Out“ Songkyoroku”或“ Jingdeto Denroku”是Unshu作品的来源。但是，再一次，如果我们在第1、3、1和4卷第8章中详细考虑“ Shashishu”的叙述，这些叙述允许与“石头收集”和“石头收集”进行相同的故事，那么在叙述中只能知道“石头收集”的叙述，这是“石头收集”的可能性，它是“石头收集”的可能性，它是“石头收集”的可能性，它是“石头收集”的可能性，而“石头收集”的可能性是相似的。穆什（Mushu）试图通过遵循“石头收集”的紧凑结构来组织叙事。在这种情况下，很难说Okura List Collection是Sasishi Collection的来源，但是似乎有足够的余地，因为它扮演了类似指南的类似指南的角色，将Unshu带到了“ Jingto Dentoku Denroku”。这项研究被认为是有意义的，因为它揭示了僧侣“ Okura List Collection”对佛教书籍的新使用。