18-19世紀の英国小説の語彙と文体：社会における人の認知と言語変化の観点から

18-19世纪英国小说的词汇和文体：从人类认知和社会语言变迁的角度

• 批准号: 19K00419
• 负责人: 松谷 緑
• 金额: $ 1.08万
• 依托单位: Yamaguchi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K00419/
• 关键词: 英語史; 英国小説; 語彙; 近代英語; Jane Austen; 認知; 意味変化; 語り; 認知言語学

本研究は英語史の流れにおける通時的観点を持ちつつ、小説というジャンルの言語にみる語彙の意味変化とその効果的な使用について分析を試みるものである。文献学的英語学の分野で、18世紀から19世紀の時代の英語については、特に語彙面で明らかにされるべきことがまだ多く残っている。近代英語後期と位置付けられるこの時期は、社会構造や社会における規範のあり方が変化するなかで、語の意味変化について注目すべき多くの課題を残している。そういった課題に対し、本研究は、変化する英語の言語体系と社会背景のもと、作家の言語がどのように機能したのかを明らかにするものである。人間の言語使用の文脈における語の意味は、社会的な価値観を反映するものである。時代における社会背景や人びとの考えかたといった言語外の要因が言語に与える影響は大きい。語の評価的意味が変化していく時代の語彙が小説においてどのように用られているのかについて、既に「語の通時的変化と意味の重層性：Jane Austenの小説にみるamiable,sad,condescensionの評価的意味」において分析を試みた。また、文学テクストの丁寧な読みとその語彙や表現の解釈に関する研究として、長年、関西の文学研究者と共同で、Jane Austenの作品の注釈にも取り組んでおり、その成果は一部『Jane Austen　Emma』Vol.2（関西大学出版部、2016）として刊行されている。この第2巻に続き、今年度末には、当該小説第3巻のテクストの注釈部分の記載内容に関する最終的な検討を行い、さらに第1巻から第3巻までの全注釈について文法・語法、語彙の索引を完成させた。『Jane Austen Emma』の完結版となる Vol.3（坂本武・莵原美和・高橋美帆・瀧川宏樹・谷口義郎・直野裕子・長谷川存古・松谷緑編著、関西大学出版部、2023）が刊行された。

This study attempts to analyze the meaning of words and their effects in English history, fiction and speech. The division of philology into English, 18th century and 19th century English, special words, etc. In the late Modern English period, the social structure, social norms, language meaning, attention, and many other issues remained. This study focuses on the social background of English language and the function of English language. The meaning of language in human use is reflected in the social context. The social background of the times and the influence of speech are the main factors. The meaning of language evaluation has changed from time to time. The meaning of language evaluation has changed from time to time. The meaning of language evaluation has changed from time to time. The meaning of Jane Austen's novel has changed from time to time. A study on the interpretation of the expression of words and expressions in literature has been published for many years by Kansai literary researchers, and Jane Austen's works have been annotated. The results have been published in a volume called "Jane Austen Emma" Vol.2 (Kansai University Publishing Department, 2016). At the end of this year, when the third volume of the novel is related to the contents of the notes, the final search will be carried out, and the grammar, grammar and word index will be completed at the end of this year. The final edition of Jane Austen Emma Vol. 3 (edited by Takeshi Sakamoto, Miwa Sakihara, Miho Takahashi, Hiroki Takikawa, Yoshiro Taniguchi, Yuko Naono, Muruko Hasegawa, Green Matsutani, Kansai University Press, 2023) was published.

项目成果

外国語のコミュニケーションにおける「見方・考え方」を育てる「やりとり」の指導について : 小中連携の視点から

论外语交际中培养“视角和思维方式”的“互动”教学——以中小学合作为视角

• 发表时间: 2019
• 期刊: 山口大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要
• 作者: 櫻井健一郎;石川美佐子;桑原里美;寺内健;高橋俊章;松谷緑;藤本幸伸;猫田和明
• 通讯作者: 猫田和明

ICTを活用したプロジェクト型・課題解決型英語教育

利用信息通信技术进行基于项目和解决问题的英语教育

• 发表时间: 2022
• 期刊: 山口大学教育実践総合センター研究紀要
• 作者: SIMONS;Christopher;Fiona Tomkinson;桑原 里美 ; 梅本 陽翼 ; 山信 和也 ; 後藤 大雄 ; 高橋 俊章 ; 松谷 緑 ; 藤本 幸伸 ; 猫田 和明
• 通讯作者: 猫田 和明

Emma Ⅲ 16章について

关于艾玛 III 第 16 章

• 发表时间: 2019
• 作者: 櫻井健一郎;石川美佐子;桑原里美;寺内健;高橋俊章;松谷緑;藤本幸伸;猫田和明;松谷 緑
• 通讯作者: 松谷 緑

子供のコミュニケーションへの認識と談話構築における主体としての変容

儿童对沟通的感知及其作为话语建构主体的转变

• 发表时间: 2023
• 期刊: 山口大学教育学部研究論叢
• 作者: Simons;C. E. J.; Gamarra;Elizabeth; Narushima Toshiki;松谷 緑 ; 後藤 大雄
• 通讯作者: 後藤 大雄

語の通時的変化と意味の重層性 : Jane Austenの小説にみるamiable、sad、condescension の評価的意味

词语的历时变化与多层意义：简·奥斯汀小说中的和蔼、悲伤、居高临下的评价意义

• 发表时间: 2022
• 期刊: 山口大学教育学部研究論叢
• 作者: SIMONS;C. E. J.;松谷 緑
• 通讯作者: 松谷 緑