検閲と自己懲罰:ロシア帝国とソ連における文学テクスト生産メカニズムの考察
検閲と自己懲罰:ロシア帝国とソ連における文学テクスト生産メカニズムの考察
批准号:
19K00497
负责人:
平松 潤奈
金额:
$1.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
研究計画の2年目に考察を進め、3年目に口頭報告を行ったソ連・社会主義リアリズムの検閲メカニズムについて、本年度はロシア語論文を執筆投稿し、ソ連文学研究の専門家のアドバイスを受けて書き直しを行った。この論文では、社会主義リアリズムの著名な諸作品とその批評、検閲状況などを対象に、「生産的検閲」という観点から、社会主義リアリズムのテクストがどのように生み出されていったかを論じた。社会主義リアリズム文学や、そこで描き出されるスターリン主義的主体が、外的検閲(外部制度からの圧力)と内的検閲(作者の自己検閲)の絶えざる対話によりできあがっているという点を示し、このメカニズムが西欧の生産的検閲や近代的主体による法の内面化とは異なることを論じた。本論文は来年度に公刊される予定である。また、本年度刊行された『ロシア文学からの旅:交錯する人と言葉』において、社会主義リアリズムを代表する作家ショーロホフの項目を担当し、彼の代表作の検閲の問題にも触れた。当初、研究期間の2年目において行う予定であった19世紀の検閲(主としてドストエフスキー)については、昨年度に口頭報告した原稿を改良するため、追加の資料調査を行った。また、在外研修にて、19世紀の検閲やドストエフスキーを専門とする第一人者のアドバイスを受け、19世紀半ばの検閲緩和と同時期に、政治情勢の変化による検閲強化があったことなどを踏まえて、より慎重な議論を必要とすることを確認した。これらの追加調査を取り入れながら、今後、論文執筆を行う予定である。
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シェフィールド大学(英国)
谢菲尔德大学(英国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ロシア文学からの旅――交錯する人と言葉
俄罗斯文学之旅:人与文字的交织
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[淺原弘嗣, 中道亮, 堤大樹, 栗本遼太, 吉岡敏明, 伊藤潤一郎, 山本裕紹, 前田明里,松尾宏美,藤本和宏,木下俊則,山口潤一郎,中道範人, 中村唯史・坂庭淳史・小椋彩編]
通讯作者:
中村唯史・坂庭淳史・小椋彩編
Видимый цензор в соцреализме: возвращение вытесненного тела
Видимый цензор в соцреализме: возвращение вытесненного тела
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
日本ロシア文学会
影响因子:
--
作者:
[有田豊, ヴェスィエール・ジョルジュ, 片山幹生, 高名康文, 阿部賢一, Дзюнна Хирамацу]
通讯作者:
Дзюнна Хирамацу
ロシア文化55のキーワード
俄罗斯文化55个关键词
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[沼野充義, 沼野恭子, 平松潤奈, 乗松亨平, 長縄宣博ほか]
通讯作者:
長縄宣博ほか
ロシア文化事典
俄罗斯文化百科全书
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[沼野 充義 (編集), 望月 哲男 (編集), 池田 嘉郎 (編集)]
通讯作者:
池田 嘉郎 (編集)
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