明治期から昭和初期の学校教育における「修養」と「教養」に関する基盤的研究
明治期から昭和初期の学校教育における「修養」と「教養」に関する基盤的研究
批准号:
19K02457
负责人:
齋藤 智哉
金额:
$1.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
前年度は、明治期の芦田恵之助における「修養」の検討を行った。今年度は、大正期から芦田が亡くなる戦後直後までを対象時期として、「修養」の検討を行った。その結果、1921年から「修行」を用いるようになり、1933年には「修養」よりも「修行」の使用回数が大幅に上回ったことが明らかになった。芦田が「修行」を多用するようになった背景には、禅の影響、とりわけ『典座教訓』からの影響が認められる一方で、親鸞からの影響もある。また、「修養」の言い換えとして「修行」を用いたり、その逆があったりもするため、今後、芦田の「修行」概念に関して、禅思想を参照軸にして検討する必要がある。また、芦田における教師と子どもの関係をあらわす標語の変遷も明らかにした。大正期は「修養の道連」と表現された。昭和前期になると「師弟共流」という表現に変化する。同時に、恵雨会に参加する教師たちとの関係では「同志同行」が使用されるようになった。この「同志同行」は、親鸞の同朋同行に着想を得ている。そして、戦後になると、教師と子どもの関係、教師同士の関係にとらわれず、あらゆる人との関係として「共に育ちましょう」という標語に結実した。芦田における標語の変遷は、彼自身の「修養」概念の深化ともかかわりがあることも明らかにすることができた。今年度の研究では、「修養の道連」から「共に育ちましょう」へ至る変遷は十分に明らかにすることが出来たが、1930年代から1940年代前半における「修養」と「修行」の関係、あるいはそれぞれの概念の意味を十分に明らかにすることが出来なかった。しかし、同時期には奈良女子高等師範学校附属小学校の木下竹次が「肚腰錬成」を唱えたり、橋田邦彦が「行の教育」を唱えたりするなど、「修行」と類似する概念が多く登場している。それらについて思想背景から明らかにすることが、今後の課題として明らかになった。
英文摘要
前年度は、明治期の芦田恵之助における「修養」の検討を行った。今年度は、大正期から芦田が亡くなる戦後直後までを対象時期として、「修養」の検討を行った。その結果、1921年から「修行」を用いるようになり、1933年には「修養」よりも「修行」の使用回数が大幅に上回ったことが明らかになった。芦田が「修行」を多用するようになった背景には、禅の影響、とりわけ『典座教訓』からの影響が認められる一方で、親鸞からの影響もある。また、「修養」の言い換えとして「修行」を用いたり、その逆があったりもするため、今後、芦田の「修行」概念に関して、禅思想を参照軸にして検討する必要がある。また、芦田における教師と子どもの関係をあらわす標語の変遷も明らかにした。大正期は「修養の道連」と表現された。昭和前期になると「師弟共流」という表現に変化する。同時に、恵雨会に参加する教師たちとの関係では「同志同行」が使用されるようになった。この「同志同行」は、親鸞の同朋同行に着想を得ている。そして、戦後になると、教師と子どもの関係、教師同士の関係にとらわれず、あらゆる人との関係として「共に育ちましょう」という標語に結実した。芦田における標語の変遷は、彼自身の「修養」概念の深化ともかかわりがあることも明らかにすることができた。今年度の研究では、「修養の道連」から「共に育ちましょう」へ至る変遷は十分に明らかにすることが出来たが、1930年代から1940年代前半における「修養」と「修行」の関係、あるいはそれぞれの概念の意味を十分に明らかにすることが出来なかった。しかし、同時期には奈良女子高等師範学校附属小学校の木下竹次が「肚腰錬成」を唱えたり、橋田邦彦が「行の教育」を唱えたりするなど、「修行」と類似する概念が多く登場している。それらについて思想背景から明らかにすることが、今後の課題として明らかになった。
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戦後の芦田恵之助の教育しそうに関する覚書:「修養の道連」「師弟共流」から「共に育ちましょう」へ
芦田庆之助的战后教育备忘录:从“秋阳道莲”、“师徒同流”到“一起成长”
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
國學院大學教育学研究室紀要
影响因子:
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作者:
[金藤ふゆ子, 岩崎久美子他7名, 関 直規, 関直規, 関直規, 関直規, 齋藤智哉]
通讯作者:
齋藤智哉
明治時代における芦田恵之助の「修養」
芦田圭之介明治时期的“修行”
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
國學院大學教育学研究室紀要
影响因子:
--
作者:
[金藤ふゆ子, 岩崎久美子他7名, 関 直規, 関直規, 関直規, 関直規, 齋藤智哉, 齋藤 智哉]
通讯作者:
齋藤 智哉
芦田惠之助の「修養」再考
重新思考芦田圭之介的《修行》
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[金藤ふゆ子, 岩崎久美子他7名, 関 直規, 関直規, 関直規, 関直規, 齋藤智哉, 齋藤 智哉, 齋藤智哉]
通讯作者:
齋藤智哉
Manabi and Japanese Schooling: Beyond Learning in the Era of Globalisation
Manabi 和日本学校教育:全球化时代超越学习
DOI:
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发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masamichi Ueno, Yasunori Kashiwagi, Kayo Fujii, Tomoya Saito, Taku Murayama]
通讯作者:
Taku Murayama
1920年代から1940年代前半の学校教育における「修養」と「錬成」に関する基盤的研究
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批准号:24K05668
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.0万
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财政年份:2024
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负责人:齋藤 智哉
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依托单位:
国内基金
海外基金
复杂石化装备视情维修中的非理想维修行为及模型研究
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批准号:51105295
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:25.0万元
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批准年份:2011
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负责人:胡海军
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依托单位: