加齢に伴う記憶低下のメカニズム ―カルモジュリンキナーゼII活性との関連を探る
加齢に伴う記憶低下のメカニズム ―カルモジュリンキナーゼII活性との関連を探る
批准号:
19K07292
负责人:
山肩 葉子
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
海馬依存性記憶が加齢と共に低下することはよく知られている。その原因として、加齢に伴う中枢神経系、特に海馬の萎縮・神経細胞数の減少が想定されていたが、最近ではシナプス機能の変化が注目を集めている。シナプス機能の中でも、学習や記憶の基本現象と考えられるシナプス可塑性に重要な働きをする分子として、Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII(カルモジュリンキナーゼII、CaMKII)が知られている。4つの遺伝子にコードされたアイソフォームのうち、CaMKIIαがその中心的な役割を果たすと考えられ、実際、研究代表者らが作製した不活性型のCaMKIIαノックインマウス(CaMKIIα-KI)では、海馬依存性の記憶に著しい障害が観察されている。本研究においては、加齢に伴う海馬依存性の記憶の低下にカルモジュリンキナーゼIIの活性低下が関わっているという仮説を立て、その仮説の検証を目指している。昨年度までの行動テストに加えてさらに解析を進めるために、本年度はバーンズ迷路テストを用いて、高齢マウス群と若年マウス群とで比較を行った。その結果、高齢マウス群では若年マウス群に比べて、モリス水迷路の場合と同様に、海馬依存性記憶の成績が劣ることが示された。一方、CaMKIIα-KIを用いた実験で、学習・記憶の障害が情動行動に影響を与える可能性を見出したことから、高齢マウス群と若年マウス群についても、複数の行動解析を行うことにより、加齢と情動行動との関連性、学習・記憶と情動行動との関連性について、評価を行っているところである。
英文摘要
海馬依存性記憶が加齢と共に低下することはよく知られている。その原因として、加齢に伴う中枢神経系、特に海馬の萎縮・神経細胞数の減少が想定されていたが、最近ではシナプス機能の変化が注目を集めている。シナプス機能の中でも、学習や記憶の基本現象と考えられるシナプス可塑性に重要な働きをする分子として、Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII(カルモジュリンキナーゼII、CaMKII)が知られている。4つの遺伝子にコードされたアイソフォームのうち、CaMKIIαがその中心的な役割を果たすと考えられ、実際、研究代表者らが作製した不活性型のCaMKIIαノックインマウス(CaMKIIα-KI)では、海馬依存性の記憶に著しい障害が観察されている。本研究においては、加齢に伴う海馬依存性の記憶の低下にカルモジュリンキナーゼIIの活性低下が関わっているという仮説を立て、その仮説の検証を目指している。昨年度までの行動テストに加えてさらに解析を進めるために、本年度はバーンズ迷路テストを用いて、高齢マウス群と若年マウス群とで比較を行った。その結果、高齢マウス群では若年マウス群に比べて、モリス水迷路の場合と同様に、海馬依存性記憶の成績が劣ることが示された。一方、CaMKIIα-KIを用いた実験で、学習・記憶の障害が情動行動に影響を与える可能性を見出したことから、高齢マウス群と若年マウス群についても、複数の行動解析を行うことにより、加齢と情動行動との関連性、学習・記憶と情動行動との関連性について、評価を行っているところである。
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カルモジュリンキナーゼII活性と情動関連行動.
钙调蛋白激酶 II 活性和情绪相关行为。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山肩葉子, 柳川右千夫]
通讯作者:
柳川右千夫
Emotional behavior affected by the absence of calmodulin kinase IIα activity.
缺乏钙调蛋白激酶 IIα 活性会影响情绪行为。
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamagata, Y., Yanagawa, Y.]
通讯作者:
Y.
Aging, spatial memory and calmodulin kinase II activity.
衰老、空间记忆和钙调蛋白激酶 II 活性。
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamagata Y, Yanagawa Y, Imoto K]
通讯作者:
Imoto K
Emotional behavior in the absence of kinase activity of calmodulin kinase II alpha.
钙调蛋白激酶 II α 缺乏激酶活性时的情绪行为。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamagata, Y.]
通讯作者:
Y.
自然科学研究機構生理学研究所 研究報告(日本語版)
国立生理科学研究所研究报告书(日文版)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 11 条
シナプス可塑性の分子メカニズムにおけるリン酸化の役割-キンドリングをモデルとして-
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批准号:06858091
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:山肩 葉子
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依托单位:
シナプス可塑性におけるリン酸化の役割-キンドリングをモデルとして-
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批准号:05858119
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1993
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负责人:山肩 葉子
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依托单位:
ヒト血清および血球細胞におけるシアリルSSEA-1抗原の分子多様性に関する研究
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批准号:01772058
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:山肩 葉子
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依托单位:
海外基金