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西欧中世の『フィシオログス』写本―挿絵の展開と受容に関する美術史的研究

西欧中世の『フィシオログス』写本―挿絵の展開と受容に関する美術史的研究
西欧中世纪的“生理学家”手稿:插图发展和接受的艺术史研究
批准号:
19K12999
负责人:
川瀬 瑞絵
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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前年度より引き続き令和4年度においても、キリスト教的博物誌『フィシオログス』写本のうち、本研究課題の主たる研究対象である、Dicita Chrysostomi版(DC版)、Phillipe de Thaon版(PT版)の写本について調査分析を行った。当初の計画ではDC版の主要写本についての現地調査を経て、令和3年度までに挿絵細部の考察を含む写本データベースの作成が大半完了する見込みであったが、令和元年度以降、新型コロナウイルス流行により所蔵先の調査閲覧利用の中止が相次ぎ、遅れが生じることとなった。その間には、入手済みの主要なDC版の写本および、比較考察を考慮し、異なるテキスト系統でも挿絵については関連性も考えられる他の版の挿絵入り写本(セカンド・ファミリー『ベスティアリー』 Royal MS 12 F xiii, 大英図書館蔵他)についても調査を進めた。その後本年度後半には、所蔵先の閲覧制限の緩和を受け、前年度より調査を進めているDC版写本、ウィーン国立図書館Cod. Vind. 1010(12世紀)、ミュンヘン州立図書館 Clm 2655 (13-14世紀)、Clm 6908(14世紀)について現地調査を行った。これらの写本には、別のヴァージョンの写本には見られない特殊図像(ハイエナ、ゾウ)が認められ、性愛に関する規制が強調されている点に着目していたが、現地調査により、特にCod. Vind. 1010については肉欲に関する悪を象徴する動物の挿絵において、性器が彩色で強調されるなど独自の表現が認められた。調査した写本はいずれも修道院に由来しているが、このような独自の変化はどのような理念の下に生成したのか、制作された特定の地域における修道院改革などとの関係があるのか、DC版全体に通底するものなのか、写本の来歴も調べつつ今後も調査を進めたい。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Dicta Chrysostomi版フィシオログス写本の諸相ーーウィーン国立図書館 Cod. Vind. 1010写本を中心に
Physiologus 手稿的 Dicta Chrysostomi 版本的各个方面 - 重点关注维也纳国家图书馆 Cod 1010 手稿。
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [檜山智美, 檜山智美, Satomi Hiyama, Satomi Hiyama, Satomi Hiyama, 長友瑞絵]
通讯作者: 長友瑞絵
西欧中世の修道院と動物寓意テキストについて──Dicta Chrysostomi版フィシオログス写本の分析から
西欧中世纪修道院和动物寓言文本:对《生理学》手稿的金口词典版本的分析
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [檜山智美, 檜山智美, Satomi Hiyama, Satomi Hiyama, Satomi Hiyama, 長友瑞絵, 長友瑞絵]
通讯作者: 長友瑞絵
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