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中世期から近世前期における平家物語にまつわる文芸領域及び文化の動態に関する研究

中世纪至近代早期平家物语相关文学领域及文化动态研究

基本信息

批准号：
19K13079
负责人：
森誠子
金额：
$ 1.5万
依托单位：
Kyushu Sangyo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、『平家物語』並びにこれと題材の共通する諸文芸（お伽草子・説話・寺社縁起・芸能・絵画等）を同時代的・通史的に突き合わせ、そこに平家滅亡の地である北部九州をはじめとする地域の祭りや伝承に関わる言説等を加えることで、平家にまつわる文芸の生成及び流布の様相を解明することが目的である。その好適な例である『平家物語』に描かれる女性説話を切り口に、平家にまつわる文芸領域の動態を解明し、その結果として中世期から近世前期における総合的な文芸領域の様相を解明することを目指している。2022年度の前半は、昨年度に引き続きCOVID-19の影響により県を跨ぐ実地踏査が行えなかった。そのため、先年行った海外調査（ニューヨーク公共図書館スペンサーコレクション）ついて研究会における発表内容の補訂を行い、海外調査が不可能である状況に多少なりとも寄与できるよう、調査の経緯と結果の情報共有化として公表した。2022年度の後半は、COVID-19にともなう種々の制限も緩和されてきたので、当初の計画を遂行すべく、北陸地方の加賀地域を中心に、『平家物語』に描かれる女性説話の一つである仏御前説話の成立と背景について、これまでCOVID-19の制限下で出来る限りの資料収集と分析を行った結果を一端整理するため、口頭発表を行った。そして、その成果をもとに、実地踏査を行った。結果、従来、藤島秀隆氏によって纏められてきた先行研究の成果をさらに前進させ、平家物語に登場する女性が、平家物語の往生譚を離れて、様々な場所で様々な往生を遂げる、種々に残された文献資料の記述の精査と実地踏査から、その成立と背景の解明に繋げることができた。以上の成果は、2023年度に成文化し公開予定である。

This study focuses on the common themes of "Heijia Monogatari" and "Heijia Monogatari"(such as "Kagoko,""Speaking,""Terashe,""Yunneng,""Painting, etc.), and on the common themes of" Heijia Monogatari "and" Heijia Monogatari "(such as" Heijia Monogatari "," Shiji,"" Yunneng,"etc.). For example,"Pingjia Story" describes women's speech, mouth, family, literature and music fields, and explains the dynamics and results of the Middle Ages and the early modern times. In the first half of 2022, the impact of COVID-19 was introduced in the previous year. In the past, the overseas investigation (public library) was conducted in the middle of the research meeting. The contents of the report were revised. The overseas investigation was impossible. The information of the investigation results was shared. In the second half of 2022, COVID-19 restrictions were relaxed, the original plan was carried out, and the Kaga region of Hokuriku was centered. The "Heijia Story" was described as a female speech. The background was established, and the COVID-19 restrictions were limited. The data set was collected and analyzed. The results were sorted out and the oral table was published. The results of the investigation were as follows: The results showed that the results of the previous research of the two groups were advanced, and the appearance of the story of the family was a close examination of the literature data, and the background was clarified. The above achievements will be announced in 2023.

项目成果

期刊论文数量（7）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

『平家物語』諸本における女人往生記述を俯瞰する（付対照表）

《平家物语》各书中对女性死亡的描述概览（附对照表）

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
文献探究
影响因子：
0
作者：
ルイス・キャロル;芥川龍之介;菊池寛;澤西祐典;渡邊朝美;田口寛・森誠子;森誠子;松浦恵美;森誠子
通讯作者：
森誠子

ニューヨーク公共図書館スペンサーコレクション調査報告―蔵書の一部に関する書誌目録稿―

纽约公共图书馆斯宾塞馆藏研究报告 - 部分馆藏的参考书目草稿 -

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
古典遺産
影响因子：
0
作者：
ルイス・キャロル;芥川龍之介;菊池寛;澤西祐典;渡邊朝美;田口寛・森誠子
通讯作者：
田口寛・森誠子

古典文学の常識を疑う　Ⅱ 縦・横・斜めから書きかえる文学史

质疑古典文学常识之二：纵横斜改写的文学史

DOI：
发表时间：
2019
期刊：
影响因子：
0
作者：
ルイス・キャロル;芥川龍之介;菊池寛;澤西祐典;渡邊朝美;田口寛・森誠子;森誠子;松浦恵美;森誠子;松浦恵美;松浦恵美;森誠子;松浦恵美;森誠子;森誠子;松田浩・上原作和・佐谷眞木人・佐伯孝弘編
通讯作者：
松田浩・上原作和・佐谷眞木人・佐伯孝弘編

畠山重保伝承と法華直談ー『直談因縁集』巻3第2話を中心にー

畠山重康的传统与莲花的直论 - 以《直宗印连集》第3卷第2话为中心 -