非典型担保の倒産手続における処遇に関する統一的理論の解明

破产程序中非典型担保物处理统一理论的阐释

• 批准号: 19K13571
• 负责人: 加藤 甲斐斗
• 金额: $ 2.25万
• 依托单位: Tokyo Metropolitan University (2022)Waseda University (2019-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K13571/
• 关键词: 非典型担保権; 法律構成; 法形式; 担保としての実質; 倒産手続; 担保としての経済的実質; 倒産法的変容; 経済的実質; 譲渡担保権; 所有権留保; 非典型担保

譲渡担保権や留保所有権が譲渡担保設定者や留保売主の倒産手続との関係で別除権あるいは更生担保権に該当するか、取戻権に該当するのかという問題は、かつて倒産財団帰属性要件（「破産財団に属する」、「再生債務者の財産に属する」）の充足如何の問題として理解されてきた。そのため、従来は、譲渡担保権や留保所有権の法律構成（例えば、譲渡担保権者側に完全な所有権の移転を肯定する所有権的構成）や法形式（所有権の在所）を意識しつつ、これらが別除権や更生担保権に該当するのかを検討してきたところである。ところが、近年では、譲渡担保権や所有権留保について、譲渡担保権者や留保売主側に譲渡担保財産や留保目的物の所有権が完全に移転ないし帰属することを肯定する所有権的構成の立場を採用しつつ、譲渡担保権や留保所有権が別除権、更生担保権に該当することを示唆する見解も提唱されるに至っている。つまり、別除権や取戻権を峻別する倒産財団帰属性要件が本当に要件として必要であるのか、また、必要であるとしてどのようにこれを解するべきであるのか、混線した状況にあるといえる。そこで、申請者は、倒産財団帰属性要件が従来の諸議論においてどのように理解されてきたのか、その沿革等を踏まえつつ、① 倒産財団帰属性要件の要否、② 同要件を必要とする場合において同要件をいかに解釈すべきか、③ 同要件の解釈において譲渡担保権や所有権留保の法律構成や法形式はどのような意義を有するのか、一定の私見を展開した。その結果は、本学紀要において公表済みである。

The relationship between the debtor's property and the debtor's property is different. The problem of how to solve the problem of the adequacy of the property attribute requirements ("bankruptcy property ownership" and "property ownership of the debtor") is solved. The legal structure of all the guarantees (for example, the legal structure of all the guarantees) and the legal form (all the guarantees) are conscious of each other, except for the guarantee of renewal. In recent years, the Company has adopted a position on the composition of all warranties, including all warranties and guarantees, and all warranties related to the subject matter of the warranty, including all warranties related to the subject matter of the warranty, and all warranties related to the subject matter. In addition to the above, the property requirements of the property are necessary, necessary, and necessary. (1) whether or not the property elements of the property are necessary;(2) where the same elements are necessary;(3) where the same elements are necessary; and (4) where the same elements are necessary; and (5) where the same elements are necessary. The private view must be developed. The results of this study are as follows:

项目成果

所有権留保の法律構成と倒産手続―物権変動の有無及び「登記、登録」の要否についての検討を中心としてー

所有权保留的法律结构与破产程序 - 关注物权变更的存在与“登记”的必要性 -

• 发表时间: 2021
• 期刊: 早稲田法学
• 作者: 棚村政行;水野紀子;潮見佳男編;今津綾子;加藤甲斐斗;加藤甲斐斗
• 通讯作者: 加藤甲斐斗

別除権該当性における非典型担保権の法律構成及び法形式の意義

非典型担保物权的法律结构和法律形式对于单独清偿权适用的意义

• 发表时间: 2023
• 期刊: 法学会雑誌
• 作者: 棚村政行;水野紀子;潮見佳男編;今津綾子;加藤甲斐斗
• 通讯作者: 加藤甲斐斗