食品中の花粉・食物アレルギー症候群のアレルゲン分析法を開発し、児童の発症を防ぐ

开发食物花粉和食物过敏综合症的过敏原分析方法，以预防儿童患上该综合症

• 批准号: 18K02200
• 负责人: 吉光 真人
• 金额: $ 2.5万
• 依托单位: Osaka Institute of Public Health
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K02200/
• 关键词: PFAS; PR-10 family; LC-MS/MS; ペプチド; 消化; ニンジン Dau c 1; セロリ Api g 1; 大豆 Gly m 4; PFS; LC-Q/TOFMS; 花粉・食物アレルギー症候群(PFS); 児童

近年、カバノキ科花粉症に関連する、花粉・食物アレルギー症候群(PFAS)による児童の果物アレルギー発症例数が増加している。PFASの主要アレルゲンは、感染特異的タンパク質の一種(PR-10 family)である。その発症を防止するためには、食品中のPR-10 familyの非意図的な摂取を回避することが重要である。しかしながら、PR-10 familyについては、野菜・果物内の含有量や濃度分布等、アレルゲン摂取リスクに関する詳細な情報が不足している。PR-10 familyを有する野菜・果物は複数種類存在し、かつ食品ごとにアミノ酸配列の一部が異なるため、その摂取リスクを管理するためには、複数のアレルゲンを同時に、かつその含有量を効率よく分析可能な、信頼性の高い分析法が必要である。そのため本研究では、一斉分析および物質の微量定量に強みを持つLC-MS/MSを用いた手法の確立を目指すこととした。本年度は、セロリApi g 1およびニンジンDau c 1について、Api g 1のバリアント2種類、およびDau c 1の市販のバリアント1種類を分析対象とした。それぞれにおいて良好な直線性を持つ検量線を作成が可能であった。また、Api g 1およびDau c 1に対して、２種類の抽出溶液を適用したところ、溶出溶液の種類にかかわらず、定量値が概ね一定であることを確認した。さらに、様々な食品に本分析法を適用し、測定対象ペプチドのクロマトグラムピークを確認したところ、他食品成分の妨害は見られず、本分析法の特異性が確認された。今後、分析法の実用性を高めるために、同様の手法を用いて、確立した一斉分析法に対して、PR-10 familyである大豆Gly m 4の分析条件の追加を検討する。

近年来，由于花粉和食物过敏综合征（PFA）与花粉症有关的儿童果实过敏病例的数量一直在增加。 PFA的主要过敏原是一种感染特异性蛋白（PR-10家族）。为了防止这种疾病的发作，重要的是要避免食品中PR-10家族的无意摄入量。但是，对于PR-10家族，缺乏有关过敏原摄入风险的详细信息，例如蔬菜和水果中的含量和浓度分布。有多种具有PR-10家族的蔬菜和水果类型，并且由于某些氨基酸序列因食物而异，以管理摄入量的风险，因此必须同时分析多种过敏原，并有效地分析其含量。因此，在这项研究中，我们旨在使用LC-MS/MS建立一种方法，该方法具有同时分析和痕量定量物质的优势。今年，分析了芹菜API G 1和胡萝卜dau c 1的两个API G 1的变体，并分析了DAU C 1的一个市售变体。可以在每种情况下创建具有良好线性的校准曲线。此外，当将两种类型的提取溶液应用于API g 1和dau c 1时，就可以证实定量值通常是恒定的，而不管洗脱溶液的类型如何。此外，当将分析方法应用于各种食物并确认要测量的肽的色谱峰时，未观察到对其他食物成分的干扰，并确认了该分析方法的特异性。将来，为了提高分析方法的实用性，我们将考虑使用类似技术的同时分析方法为PR-10大豆Gly M 4的PR-10家族添加分析条件。

项目成果

セロリアレルゲンApi g 1分析法について

关于芹菜过敏原Api g 1分析方法

• 发表时间: 2020
• 作者: 吉光真人;清田恭平
• 通讯作者: 清田恭平

食品中の花粉-食物アレルギー症候群を引き起こすアレルゲンの分析法検討

食品中的花粉 引起食物过敏综合症的过敏原分析方法检验

• 发表时间: 2019
• 作者: 吉光真人;清田恭平;角谷直哉
• 通讯作者: 角谷直哉

ニンジンアレルゲンDau c 1の分析法開発

胡萝卜过敏原 Dau c 1 分析方法的开发

• 发表时间: 2021
• 作者: 吉光真人;清田恭平
• 通讯作者: 清田恭平