ハンセン病の病態を反映するらい菌RNAマーカーの解析
ハンセン病の病態を反映するらい菌RNAマーカーの解析
批准号:
18K08285
负责人:
宮本 友司
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
ハンセン病は、臨床症状として主に末梢神経障害を呈する抗酸菌感染症である。途上国を中心に年間20万人余りの新規患者が発生しており、治療には多剤併用療法等が導入されている。ハンセン病の病原体であるらい菌 (Mycobacterium leprae) は、人工培地での増殖が不可能なため、培養試験等によって多剤併用療法による治療効果等を的確に評価することは困難である。本研究では、治療効果と関連するらい菌の生存度に注目し、生存度と連動するRNAの動態解析を通じて、らい菌の生存度及びハンセン病の治療効果判定法の開発へと繋がるRNAマーカーの同定を目的とした。当該年度は、生体内で増殖過程にあるらい菌に薬剤がどのような影響を及ぼすかという点を解明するため、らい菌を接種したヌードマウスに多剤併用療法で使用される薬剤を投与し、その後採取したらい菌からRNAを抽出し、それらのRNA-seq解析を実施した。その結果、薬剤投与群では、複数のらい菌遺伝子群の発現量が薬剤非投与群に比べて著しく変化していることが判明した。このことは、投与された薬剤が生体内に存在するらい菌に作用し、またその薬剤がらい菌遺伝子発現の動態変化が生じさせていることを示している。さらに、変化が観察されたらい菌遺伝子発現動態を総合的に解析することで、生体内において薬剤がどのような機構でらい菌に作用しているのか、という観点から治療効果の評価法開発へつながる可能性がある。
英文摘要
ハンセン病は、臨床症状として主に末梢神経障害を呈する抗酸菌感染症である。途上国を中心に年間20万人余りの新規患者が発生しており、治療には多剤併用療法等が導入されている。ハンセン病の病原体であるらい菌 (Mycobacterium leprae) は、人工培地での増殖が不可能なため、培養試験等によって多剤併用療法による治療効果等を的確に評価することは困難である。本研究では、治療効果と関連するらい菌の生存度に注目し、生存度と連動するRNAの動態解析を通じて、らい菌の生存度及びハンセン病の治療効果判定法の開発へと繋がるRNAマーカーの同定を目的とした。当該年度は、生体内で増殖過程にあるらい菌に薬剤がどのような影響を及ぼすかという点を解明するため、らい菌を接種したヌードマウスに多剤併用療法で使用される薬剤を投与し、その後採取したらい菌からRNAを抽出し、それらのRNA-seq解析を実施した。その結果、薬剤投与群では、複数のらい菌遺伝子群の発現量が薬剤非投与群に比べて著しく変化していることが判明した。このことは、投与された薬剤が生体内に存在するらい菌に作用し、またその薬剤がらい菌遺伝子発現の動態変化が生じさせていることを示している。さらに、変化が観察されたらい菌遺伝子発現動態を総合的に解析することで、生体内において薬剤がどのような機構でらい菌に作用しているのか、という観点から治療効果の評価法開発へつながる可能性がある。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Discrimination of Mycobacterium leprae and Mycobacterium haemophilum in Clinical Isolates and Specimens by Multiplex PCR Assay and Prediction of Drug Susceptibility
多重PCR检测临床分离株和标本中麻风分枝杆菌和嗜血分枝杆菌的鉴别及药敏预测
DOI:
10.1128/jcm.01760-18
发表时间:
2018
期刊:
Journal of Clinical Microbiology
影响因子:
9.4
作者:
[Kitaoka Naoya, Fukano Hanako, Yoshida Mitsunori, Miyamoto Yuji, Mori Shuichi, Ishii Norihisa, Ato Manabu, Ohara Naoya, Hoshino Yoshihiko]
通讯作者:
Hoshino Yoshihiko
Approach for prediction of Lepra reaction by evaluating M. leprae RNA expression
通过评估麻风分枝杆菌 RNA 表达来预测麻风反应的方法
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuji Miyamoto, Nhu Ha Nguyen Phuc, Masanori Kai, Tuan Anh Vu, Manabu Ato]
通讯作者:
Manabu Ato
ハンセン病の病態形成における病原体-宿主相互作用の解析
-
批准号:22K08396
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.58万
-
财政年份:2022
-
负责人:宮本 友司
-
依托单位:
海外基金