第一原理計算に基づく正極材料相転移現象の解明
第一原理計算に基づく正極材料相転移現象の解明
批准号:
18K14313
负责人:
渡部 絵里子
金额:
$1.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2019-03-31
中文摘要
持続可能なエネルギー変換型社会の実現に向け、リチウムイオン電池・ナトリウムイオン電池を代表とする二次電池が大きく注目されている。これらの電気自動車や家庭用蓄電池への大型展開を実現するためには、大容量化・低コスト化が要求されており、原理解明に基づく新規材料開発が重要である。構造解析は充放電における体積変化や反応メカニズムの解明に対して基礎となる情報であり、核磁気共鳴(NMR)は局所構造解析に有用な手法の一つである。構造解析が特に重要な正極材料として、酸素レドックスが発現する材料群をとりあげる。これらの系は、大きな充放電容量を示すことから有望な正極材料として注目されている一方、多くの系において充電後に不可逆な構造変化が生じることが知られている。本課題において、ナトリウム過剰層状正極材料であるNa2-xRuO3をモデル系としてとりあげ、第一原理計算に基づくNMRスペクトルの解釈を行った。充放電過程のいずれの構造においても、第一原理計算によるスペクトルは実験と良好な一致を示した。また、化合物の電子状態とスペクトルのピーク位置の関係性に関しても詳細に議論した。今後は、充放電過程における様々な準安定構造を探索する手法とあわせることで、より詳細な局所構造解析が実現すると期待される。得られた構造を基に理論発生電位・体積変化・電子状態、さらにはNMRスペクトルのピーク位置を計算し、実験と比較することで、妥当性を確保しつつ、有望な材料の効率的な開発が可能となると考えられる。
英文摘要
持続可能なエネルギー変換型社会の実現に向け、リチウムイオン電池・ナトリウムイオン電池を代表とする二次電池が大きく注目されている。これらの電気自動車や家庭用蓄電池への大型展開を実現するためには、大容量化・低コスト化が要求されており、原理解明に基づく新規材料開発が重要である。構造解析は充放電における体積変化や反応メカニズムの解明に対して基礎となる情報であり、核磁気共鳴(NMR)は局所構造解析に有用な手法の一つである。構造解析が特に重要な正極材料として、酸素レドックスが発現する材料群をとりあげる。これらの系は、大きな充放電容量を示すことから有望な正極材料として注目されている一方、多くの系において充電後に不可逆な構造変化が生じることが知られている。本課題において、ナトリウム過剰層状正極材料であるNa2-xRuO3をモデル系としてとりあげ、第一原理計算に基づくNMRスペクトルの解釈を行った。充放電過程のいずれの構造においても、第一原理計算によるスペクトルは実験と良好な一致を示した。また、化合物の電子状態とスペクトルのピーク位置の関係性に関しても詳細に議論した。今後は、充放電過程における様々な準安定構造を探索する手法とあわせることで、より詳細な局所構造解析が実現すると期待される。得られた構造を基に理論発生電位・体積変化・電子状態、さらにはNMRスペクトルのピーク位置を計算し、実験と比較することで、妥当性を確保しつつ、有望な材料の効率的な開発が可能となると考えられる。
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DOI:
10.1021/acs.chemmater.8b04775
发表时间:
2019-03
期刊:
Chemistry of Materials
影响因子:
8.6
作者:
[Eriko Watanabe;Wenwen Zhao;A. Sugahara;Benoit Mortemard de Boisse;Laura Lander;D. Asakura;Y. Okamoto;T. Mizokawa;M. Okubo;A. Yamada]
通讯作者:
Eriko Watanabe;Wenwen Zhao;A. Sugahara;Benoit Mortemard de Boisse;Laura Lander;D. Asakura;Y. Okamoto;T. Mizokawa;M. Okubo;A. Yamada
酸化還元反応に誘起される固相スピンクロスオーバー
氧化还原反应诱导的固相自旋交叉
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[渡部絵里子, Zhao Wenwen, 菅原哲, Mortemard de Boisse Benoit, Lander Laura, 朝倉大輔, 岡本陽平, 溝川貴司, 大久保將史, 山田淳夫]
通讯作者:
山田淳夫
電気化学的に誘起される固相スピンクロスオーバー
电化学诱导固相自旋交叉
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[渡部絵里子, Zhao Wenwen, 菅原哲, Mortemard de Boisse Benoit, Lander Laura, 朝倉大輔, 岡本陽平, 溝川貴司, 大久保將史, 山田淳夫]
通讯作者:
山田淳夫
Combined computational and experimental NMR analyses on Na1-xRuO3
Na1-xRuO3 的计算和实验 NMR 分析相结合
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Watanabe Eriko, Carlier Dany, Delmas Claude, Mortemard de Boisse Benoit, Okubo Masashi, Yamada Atsuo]
通讯作者:
Yamada Atsuo
DOI:
10.1002/tcr.201800125
发表时间:
2019
期刊:
The Chemical Record
影响因子:
--
作者:
[Watanabe Eriko, Chung Sai-Cheong, Nishimura Shin-ichi, Yamada Yuki, Okubo Masashi, Sodeyama Keitaro, Tateyama Yoshitaka, Yamada Atsuo]
通讯作者:
Yamada Atsuo
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