ホイスラー型新機能スピントロニクス材料の薄膜実証とその応用
ホイスラー型新機能スピントロニクス材料の薄膜実証とその応用
批准号:
18KK0111
负责人:
浜屋 宏平
金额:
$11.48万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-10-09 至 2020-03-31
中文摘要
スピンギャップレス半導体(SGS)実証に向けた物性探索を目的に,未だ合成例がなく,SGSとしてのバンド構造が予想されている四元等組成ホイスラー合金CoFeVSiに注目し,分子線エピタキシー法を用いた薄膜合成とその磁気伝導特性の調査を行った.研究代表者らが独自に開発した非化学量論組成蒸着法を用いることで,等組成CoFeVSi薄膜の合成に成功した.異常分散XRD測定による構造解析から,作製したCoFeVSi薄膜は,CoとFeがランダムに配置したL21B構造であることが判明した.作製したCoFeVSi薄膜の物性評価を進めていくと,低温で正の線形的なMRを観測した.詳細な電気・磁気伝導特性の評価とバンド計算の結果から,CoFeVSiにおける正の線形的なMRの起源は,フェルミ準位(EF)付近の少数スピンバンドのV由来のギャップレス構造に起因した量子MR効果と考察し,CoFeVSiにおいてはSGSでなくても正の線形的なMRが発現する可能性を示した.しかし,この考察には実験的な証拠が乏しいため,CoFeVSiのVをMnに置換したCoFe(V1-xMnx)Si薄膜を作製し,その磁気伝導特性の評価から,CoFeVSiにおける正の線形的なMRの起源にアプローチした.CoFe(V1-xMnx)Si薄膜のMRの温度依存性から,Mn濃度の増加に伴って正の線形的なMRの大きさは次第に小さくなり,x=0.75で消失した.バンド計算の結果から,CoFeVSiのVをMnに置換すると,EF付近の少数スピンバンドのV由来のギャップレス構造がバンドギャップへ変化することが判った.以上のMRの振る舞いとバンド構造の関係から,CoFeVSiにおける正の線形的なMRはフェルミ準位付近のV由来のギャップレス構造の存在が起源であると結論づけた.
英文摘要
スピンギャップレス半導体(SGS)実証に向けた物性探索を目的に,未だ合成例がなく,SGSとしてのバンド構造が予想されている四元等組成ホイスラー合金CoFeVSiに注目し,分子線エピタキシー法を用いた薄膜合成とその磁気伝導特性の調査を行った.研究代表者らが独自に開発した非化学量論組成蒸着法を用いることで,等組成CoFeVSi薄膜の合成に成功した.異常分散XRD測定による構造解析から,作製したCoFeVSi薄膜は,CoとFeがランダムに配置したL21B構造であることが判明した.作製したCoFeVSi薄膜の物性評価を進めていくと,低温で正の線形的なMRを観測した.詳細な電気・磁気伝導特性の評価とバンド計算の結果から,CoFeVSiにおける正の線形的なMRの起源は,フェルミ準位(EF)付近の少数スピンバンドのV由来のギャップレス構造に起因した量子MR効果と考察し,CoFeVSiにおいてはSGSでなくても正の線形的なMRが発現する可能性を示した.しかし,この考察には実験的な証拠が乏しいため,CoFeVSiのVをMnに置換したCoFe(V1-xMnx)Si薄膜を作製し,その磁気伝導特性の評価から,CoFeVSiにおける正の線形的なMRの起源にアプローチした.CoFe(V1-xMnx)Si薄膜のMRの温度依存性から,Mn濃度の増加に伴って正の線形的なMRの大きさは次第に小さくなり,x=0.75で消失した.バンド計算の結果から,CoFeVSiのVをMnに置換すると,EF付近の少数スピンバンドのV由来のギャップレス構造がバンドギャップへ変化することが判った.以上のMRの振る舞いとバンド構造の関係から,CoFeVSiにおける正の線形的なMRはフェルミ準位付近のV由来のギャップレス構造の存在が起源であると結論づけた.
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熱電材料Fe2TiSiエピタキシャル薄膜の低温MBE成長
热电材料Fe2TiSi外延薄膜的低温MBE生长
DOI:
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发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[嶋貫雄太, 工藤康平, 山田晋也, 石部貴史, 中村芳明, 浜屋宏平]
通讯作者:
浜屋宏平
Flexible ferromagnetic Co2FeSi films on flexible Ge(111)
柔性 Ge(111) 上的柔性铁磁 Co2FeSi 薄膜
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[S. Yamada, H. Higashi, T. Kanashima, and K. Hamaya]
通讯作者:
and K. Hamaya
Magnetic properties of a Co2FeSi/BaTiO3 interfacial multiferroic system
Co2FeSi/BaTiO3 界面多铁体系的磁性
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shinya Yamada, Yuki Teramoto, Taichi Murata, Daishi Matsumi, Kohei Kudo, Tomoyasu Taniyama, Kohei Hamaya]
通讯作者:
Kohei Hamaya
Co2FeSi/BaTiO3界面マルチフェロイクヘテロ構造の磁気特性
Co2FeSi/BaTiO3界面多铁异质结构的磁性能
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[寺本侑樹, 山田晋也, 村田太一, 松實大志, 工藤康平, 谷山智康, 浜屋宏平]
通讯作者:
浜屋宏平
High-quality epitaxial growth of half-metallic Co2FeSi films on a Co-terminated GaN(0001) surface
在 Co 端接 GaN(0001) 表面上高质量外延生长半金属 Co2FeSi 薄膜
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shinya Yamada, Yuki Goto, Jun Tatebayashi, Shuhei Ichikawa, Yasufumi Fujiwara, Kohei Hamaya]
通讯作者:
Kohei Hamaya
共 22 条
シリコンゲルマニウム光スピントロニクスの開拓
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批准号:24H00034
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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资助金额:$131.21万
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财政年份:2024
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负责人:浜屋 宏平
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依托单位:
Development of a germanium spin MOSFET
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批准号:19H05616
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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资助金额:$129.38万
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财政年份:2019
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负责人:浜屋 宏平
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依托单位:
量子ホール端状態を利用したシリコン核スピン偏極技術の開発とその応用
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批准号:18760009
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2006
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负责人:浜屋 宏平
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依托单位:
海外基金