アポミクシス形質を獲得してクローン胚を形成するコムギの作出と関連遺伝子の同定
アポミクシス形質を獲得してクローン胚を形成するコムギの作出と関連遺伝子の同定
批准号:
19H02935
负责人:
松岡 由浩
金额:
$10.73万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
食糧生産を巡る状況が厳しさを増す今日、「いかにしてヘテロシス(雑種強勢)が分離しない永久ハイブリッド品種を作るか」は育種科学の核心的課題である。アポミクシス(無融合種子形成)は、クローン種子を形成することにより、ヘテロシスを固定する。しかし、パンコムギでは、アポミクシスは知られていない。本研究では、コムギ系統を交配し、アポミクシス形質を獲得してクローン胚を形成するコムギを作出することを目的とする。さらに、ゲノム・トランスクリプトーム解析により、アポミクシス形質発現に関わるコムギ遺伝子を同定することを目指す。上記の目的を達成するために実施した実験等により今年度は次の成果を得た。・アポミクシスは、雌性の非還元配偶子(減数分裂の回避により生じる配偶子。体細胞と同じ数の染色体をもつ)が単為生殖して発現する。今年度は、非還元配偶子を形成するコムギ系統LDNと単為生殖するコムギ系統 (Var)-Salmonを交配して雑種(F1)に、LDNを交配して得た(Var)-Salmon-LDN_F1BC2、にLDNを1回戻し交配し、(Var)-Salmon-LDN_F1BC3を得た。・アポミクシス形質発現に関わる遺伝子アリルをもつタルホコムギ系統のゲノム配列を新規に取得するため、これまでに取得した次世代シークエンサー解析によるロングリードをアッセンブルし、このタルホコムギの染色体スケールの新規ゲノム配列を構築した。・単為生殖するコムギ系統(Kot)-Salmonの幼穂由来からRNAを用いてRNA-seq解析から得られたデータを解析し、このコムギ系統に特異的に発現する遺伝子の探索を進めた。・海外共同研究者が来学し、単為生殖を発現する未受粉完熟小花の顕微鏡を行うための切片を作成した。
英文摘要
食糧生産を巡る状況が厳しさを増す今日、「いかにしてヘテロシス(雑種強勢)が分離しない永久ハイブリッド品種を作るか」は育種科学の核心的課題である。アポミクシス(無融合種子形成)は、クローン種子を形成することにより、ヘテロシスを固定する。しかし、パンコムギでは、アポミクシスは知られていない。本研究では、コムギ系統を交配し、アポミクシス形質を獲得してクローン胚を形成するコムギを作出することを目的とする。さらに、ゲノム・トランスクリプトーム解析により、アポミクシス形質発現に関わるコムギ遺伝子を同定することを目指す。上記の目的を達成するために実施した実験等により今年度は次の成果を得た。・アポミクシスは、雌性の非還元配偶子(減数分裂の回避により生じる配偶子。体細胞と同じ数の染色体をもつ)が単為生殖して発現する。今年度は、非還元配偶子を形成するコムギ系統LDNと単為生殖するコムギ系統 (Var)-Salmonを交配して雑種(F1)に、LDNを交配して得た(Var)-Salmon-LDN_F1BC2、にLDNを1回戻し交配し、(Var)-Salmon-LDN_F1BC3を得た。・アポミクシス形質発現に関わる遺伝子アリルをもつタルホコムギ系統のゲノム配列を新規に取得するため、これまでに取得した次世代シークエンサー解析によるロングリードをアッセンブルし、このタルホコムギの染色体スケールの新規ゲノム配列を構築した。・単為生殖するコムギ系統(Kot)-Salmonの幼穂由来からRNAを用いてRNA-seq解析から得られたデータを解析し、このコムギ系統に特異的に発現する遺伝子の探索を進めた。・海外共同研究者が来学し、単為生殖を発現する未受粉完熟小花の顕微鏡を行うための切片を作成した。
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DOI:
10.1007/s10722-022-01459-7
发表时间:
2022-08-23
期刊:
GENETIC RESOURCES AND CROP EVOLUTION
影响因子:
2
作者:
[Matsuoka,Yoshihiro]
通讯作者:
Matsuoka,Yoshihiro
ジョージア農業大学(ジョージア)
佐治亚农业学院(佐治亚州)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
二粒系コムギとのF1雑種でゲノム倍化を引き起こすタルホコムギの系統地理と関連遺伝子のQTL解析
导致基因组加倍的两粒小麦杂交F1相关基因的系统发育地理学和QTL分析
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[守岡知彦, 丹野研一, 堤 研二, 高田智和, 松岡由浩, 堤研二, 松岡由浩]
通讯作者:
松岡由浩
コムギ倍数性進化における雑種ゲノム倍加の重要性
杂交基因组加倍在小麦倍性进化中的重要性
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[松岡由浩, 森直樹]
通讯作者:
森直樹
The Peculiarities of Wknox1 Gene of Hexaploidm Wheat (Triticum aestivum L.)
六倍体小麦(Triticum aestivum L.)Wknox1基因的特性
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mari Gogniashvili, Yoshihiro Matsuoka, Tengiz Beridze]
通讯作者:
Tengiz Beridze
共 12 条
パンコムギの起原地はどこか?:植物遺伝学と考古植物学の協働による学際的研究
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批准号:20K20720
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2020
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负责人:松岡 由浩
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依托单位:
New genetic resource development and advanced breeding through connecting the Japanese wheat research resources to a renowned international agricultural research institute
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批准号:19KK0157
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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资助金额:$11.73万
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财政年份:2019
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负责人:松岡 由浩
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依托单位:
種間雑種において発現するトランスポゾン群の解析
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批准号:14740412
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2002
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负责人:松岡 由浩
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依托单位: