生命倫理学の方法論としての「物語論」の可能性についての研究
生命倫理学の方法論としての「物語論」の可能性についての研究
批准号:
12871005
负责人:
宮坂 道夫
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2002
中文摘要
本研究では、生命倫理上の事例を、複数の当事者の物語の総体として把握した上で、一定の判断が導かれる過程を検証することを目標とし、(A)生殖医療(不妊治療、障害児の中絶等)および(B)終末期医療(癌告知、延命治療の可否等)の二つの領域を中心に、当事者の「語りnarrative」を収集した。次いでこれらの「語り」を、(a)各当事者(患者、家族・近親者、医療従事者)にとってその事例がどのような経験であったか、(b)当事者は過去にどのような経験を持ち、人生の中でその事例をどのように位置づけているか、(c)当事者は選択可能な将来の物語をどのように予見している(いた)か、またどのような選択が可能である(あった)か、(d)当事者は実際の判断に際してどのような推論のプロセスをたどったか、ということに焦点を当てながら整理した。こうして得られた「物語」の集成を事例横断的に比較しながら、(a)当事者間での「物語」の固有性、(b)「物語」の選択可能性、および(c)その選択を支えた論理構造を中心に、判断プロセスを分析した。その結果、(1)経験と語りの「位置」(その経験を予見する位置、その経験の最中にある位置、その経験を通り抜けた位置、など)によって同一の経験の意味づけが変化する、(2)経験の意味づけにはいくつかの共通した構造がある(他者の物語を参照する、自己の物語の推移によって状況は「改善」されていると見なす、現在を注視して、過去や将来の経験を倭小化する、など)、(3)このような物語的構造が自己と他者(家族、支援者、医療関係者など)とのあいだで乖離している場合に、現実の行動の選択・意思決定をめぐってジレンマにつながる、といった点が示唆された。
英文摘要
本研究では、生命倫理上の事例を、複数の当事者の物語の総体として把握した上で、一定の判断が導かれる過程を検証することを目標とし、(A)生殖医療(不妊治療、障害児の中絶等)および(B)終末期医療(癌告知、延命治療の可否等)の二つの領域を中心に、当事者の「語りnarrative」を収集した。次いでこれらの「語り」を、(a)各当事者(患者、家族・近親者、医療従事者)にとってその事例がどのような経験であったか、(b)当事者は過去にどのような経験を持ち、人生の中でその事例をどのように位置づけているか、(c)当事者は選択可能な将来の物語をどのように予見している(いた)か、またどのような選択が可能である(あった)か、(d)当事者は実際の判断に際してどのような推論のプロセスをたどったか、ということに焦点を当てながら整理した。こうして得られた「物語」の集成を事例横断的に比較しながら、(a)当事者間での「物語」の固有性、(b)「物語」の選択可能性、および(c)その選択を支えた論理構造を中心に、判断プロセスを分析した。その結果、(1)経験と語りの「位置」(その経験を予見する位置、その経験の最中にある位置、その経験を通り抜けた位置、など)によって同一の経験の意味づけが変化する、(2)経験の意味づけにはいくつかの共通した構造がある(他者の物語を参照する、自己の物語の推移によって状況は「改善」されていると見なす、現在を注視して、過去や将来の経験を倭小化する、など)、(3)このような物語的構造が自己と他者(家族、支援者、医療関係者など)とのあいだで乖離している場合に、現実の行動の選択・意思決定をめぐってジレンマにつながる、といった点が示唆された。
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宮坂道夫: "看護倫理への招待-医療倫理学の「思考の道具」(その3)"看護学生. 50(4). 64-65 (2002)
Michio Miyasaka:“护理伦理的邀请 - 医学伦理的‘思考工具’(第 3 部分)”护理学生 50(4) (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
宮坂道夫: "NBM(Narrative Based Medicine)"歯界展望. 100(3). 610-611 (2002)
宫坂道雄:“NBM(基于叙事的医学)”牙科视角 100(3) (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
宮坂道夫: "生殖補助医療政策に関する「物語的正義」についての試論"医学哲学倫理. 20号. 66-78 (2002)
Michio Miyasaka:“关于辅助生殖技术政策的‘叙事正义’论文”《医学哲学与伦理学》20,第 66-78 期(2002 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
宮坂道夫: "看護倫理への招待-性,生殖,育児についての問題(その2)"看護学生. 50(6). 64-65 (2002)
Michio Miyasaka:“护理伦理邀请 - 有关性、生殖和儿童保育的问题(第 2 部分)”护理学生 50(6) (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Miyasaka M: "Norrative Approach to Etlics Education for Students Without Clinical Experience"Forensic Science International. 2000・113. 515-518 (2000)
宫坂 M:“针对没有临床经验的学生的道德教育的规范方法”国际法医学 2000・113(2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 24 条
ケア実践の現場における「対話」を倫理的・法的に基礎づけるための研究
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批准号:23K21871
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$4.49万
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财政年份:2024
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负责人:宮坂 道夫
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依托单位:
ケア実践の現場における「対話」を倫理的・法的に基礎づけるための研究
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批准号:22H00599
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$9.73万
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财政年份:2022
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负责人:宮坂 道夫
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依托单位:
ハンセン病問題についての「物語的正義」に関する生命倫理学的研究
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批准号:15652001
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2003
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负责人:宮坂 道夫
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依托单位:
生命倫理学における正義論についての研究
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批准号:14701001
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
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资助金额:$4.24万
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财政年份:2002
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负责人:宮坂 道夫
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依托单位:
海外基金