インド不二一元論学派における主宰神論を視座とした有神論教学形成過程の解明
インド不二一元論学派における主宰神論を視座とした有神論教学形成過程の解明
批准号:
17J00156
负责人:
眞鍋 智裕
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-26 至 2020-03-31
中文摘要
本年度は,『バーガヴァタ・プラーナ』(以後BhPと表記)の冒頭三頌に対するマドゥスーダナ・サラスヴァティー(16-17世紀)の註釈『聖バーガヴァタの第一巻の冒頭三頌註』(以後『バーガヴァタ註』と表記),彼の信愛(bhakti)論の著作『信愛の霊薬』,『バガヴァッド・ギーター』に対する彼の註釈『隠された意味の顕照』(以後『ギーター註』と表記)という三著に見られる信愛論の視点から研究に取り組んだ.具体的には『バーガヴァタ註』のBhP 1.1.2-3に対する註釈箇所に対して分析を加えた.BhP 1.1.2-3の1) 不二一元論学派の立場では,信愛によって解脱を達成できるとされる一方,BhP 1.1.3の2) バーガヴァタ派の立場と『信愛の霊薬』においては,信愛は解脱を目的とするものとはされていない.そのため,マドゥスーダナは実際に信愛の結果をどのようなものと考えていたのか,疑問が生じる.『バーガヴァタ註』の記述と『信愛の霊薬』の記述を比較・分析したところ,彼は不二一元論学派の立場と『バーガヴァタ註』におけるバーガヴァタ派の立場とで明確に信愛に対する態度を変えていることが判明した.その理由は,『バーガヴァタ註』におけるバーガヴァタ派の立場は,『バーガヴァタ註』がBhPの註釈であることから,BhPの記述そのままに註釈を付しており,不二一元論学派の立場と矛盾する箇所に対して何ら解釈の会通を行っていないからである.この点は,S. Gupta博士やLance E. Nelson教授の研究によって指摘されているものであるが,本研究は,両者が参照していない『バーガヴァタ註』からこの点を補強するとともに,その一致しない理由を『信愛の霊薬』も『バーガヴァタ註』もBhPに基づく著作であることから,新たにBhPの記述と不二一元学派の教学の矛盾点に求めたものである.
英文摘要
本年度は,『バーガヴァタ・プラーナ』(以後BhPと表記)の冒頭三頌に対するマドゥスーダナ・サラスヴァティー(16-17世紀)の註釈『聖バーガヴァタの第一巻の冒頭三頌註』(以後『バーガヴァタ註』と表記),彼の信愛(bhakti)論の著作『信愛の霊薬』,『バガヴァッド・ギーター』に対する彼の註釈『隠された意味の顕照』(以後『ギーター註』と表記)という三著に見られる信愛論の視点から研究に取り組んだ.具体的には『バーガヴァタ註』のBhP 1.1.2-3に対する註釈箇所に対して分析を加えた.BhP 1.1.2-3の1) 不二一元論学派の立場では,信愛によって解脱を達成できるとされる一方,BhP 1.1.3の2) バーガヴァタ派の立場と『信愛の霊薬』においては,信愛は解脱を目的とするものとはされていない.そのため,マドゥスーダナは実際に信愛の結果をどのようなものと考えていたのか,疑問が生じる.『バーガヴァタ註』の記述と『信愛の霊薬』の記述を比較・分析したところ,彼は不二一元論学派の立場と『バーガヴァタ註』におけるバーガヴァタ派の立場とで明確に信愛に対する態度を変えていることが判明した.その理由は,『バーガヴァタ註』におけるバーガヴァタ派の立場は,『バーガヴァタ註』がBhPの註釈であることから,BhPの記述そのままに註釈を付しており,不二一元論学派の立場と矛盾する箇所に対して何ら解釈の会通を行っていないからである.この点は,S. Gupta博士やLance E. Nelson教授の研究によって指摘されているものであるが,本研究は,両者が参照していない『バーガヴァタ註』からこの点を補強するとともに,その一致しない理由を『信愛の霊薬』も『バーガヴァタ註』もBhPに基づく著作であることから,新たにBhPの記述と不二一元学派の教学の矛盾点に求めたものである.
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不二一元論学派におけるバクティ思想の諸相
非二元论学派中巴克提思想的各个方面
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
ブラフマニズムとヒンドゥイズム
影响因子:
--
作者:
[MANABE, Tomohiro, 柴田隆功, 眞鍋智裕]
通讯作者:
眞鍋智裕
On the Process of the Formulation of the Advaitic Vyuha Theory
论Advaitic Vyuha理论的形成过程
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
Nagoya Studies in Indian culture and Buddhism: Sambhasa
影响因子:
--
作者:
[眞鍋智裕, MANABE Tomohiro, TOMOHIRO MANABE]
通讯作者:
TOMOHIRO MANABE
アドヴァイタ的ヴィユーハ説の形成過程について
论Vyuha的Advaita理论的形成过程
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
久遠―研究論文集
影响因子:
--
作者:
[MANABE, Tomohiro, 石田隆太, 眞鍋智裕]
通讯作者:
眞鍋智裕
映像説(pratibimbavada)と知覚創出説(drstisrstivada)―マドゥスーダナ・サラスヴァティーの定説(siddhanta)に関して
意象理论(pratibimbavada)和知觉创造理论(drstisrstivada)——关于 Madhusudhana Saraswati 的既定理论(siddhanta)
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[MANABE, Tomohiro, 石田隆太, 眞鍋智裕, 石田隆太/本間裕之, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 石田隆太, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 石田隆太, 石田隆太, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太, 眞鍋智裕, 本間裕之/石田隆太, 眞鍋智裕]
通讯作者:
眞鍋智裕
マドゥスーダナ・サラスヴァティーのアドヴァイタ教学におけるBhagavatapuranaの意義について
论《薄伽梵歌》在摩杜苏达那·萨拉斯瓦蒂 (Madhusudhana Saraswati) 的不二论教义中的意义
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[MANABE, Tomohiro, 石田隆太, 眞鍋智裕, 石田隆太/本間裕之, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 石田隆太, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 石田隆太, 石田隆太, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太/高石憲明, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太, 眞鍋智裕, 本間裕之/石田隆太, 眞鍋智裕, Tomohiro MANABE, 石田隆太, Tomohiro MANABE, 石田隆太, 眞鍋智裕, 眞鍋智裕, 石田隆太, 眞鍋智裕]
通讯作者:
眞鍋智裕
共 27 条
後期不二一元論学派における救済論体系の研究
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批准号:21K12843
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2021
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负责人:眞鍋 智裕
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依托单位: