姿勢制御を支える視覚統計構造の処理機構の究明
姿勢制御を支える視覚統計構造の処理機構の究明
批准号:
17J01089
负责人:
坂野 逸紀
金额:
$2.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-26 至 2020-03-31
中文摘要
【研究目的】本研究の当初の目的は、「視環境に含まれる統計構造が立位姿勢制御にどのような役目を果たすのか」を明らかにすることを目指したものである。しかしながら,我々は視覚情報にどのような条件でも同程度に依存するとは限らない。例えば視覚に捉えられる変化が時間的に安定しているのだとすれば,学習の過程を経て特に視覚情報をオンタイムで捉えなくても行動の制御ができるのかもしれない。報告者は,視覚情報の安定性がその人の知覚・行動に確かに影響を与えることを発見した。姿勢制御という観点からは発展的なテーマであるが,興味深い知見として報告する。【具体的な内容】一定方向に運動する物体を眺めているとき,その物体が途中で消えたとする。消えた位置を答えさせると、実際に消えた位置よりも少し進んだ位置を答える傾向がある。これがRepresentational Momentum(RM)と呼ばれる現象であるが,この現象はヒトの視覚系が少し先の状態を予測し,知覚に役立てていることを示唆している。一般にRMの大きさは物体の速度が大きくなるにつれ増大するが,速度の不安定さにRMがどう影響されるかは明らかでない。実験協力者は画面上を運動し、途中で消失するドットの消失位置を回答した。ドット速度の変動幅が小さい条件(narrow条件)と大きい条件(wide条件)で協力者は2群に分かれていた。結果、wide条件ではドットの速度増加につれRMも大きくなる傾向が見られた一方,narrow条件ではRMの大きさはドットの速度に依らなかった。【意義・重要性】narrow条件でRMの大きさが実際のドット到達時間に依存しなくなってしまうのは,速度の変動が乏しいという経験が知覚に影響していることを示唆する。また,本研究の実験パラダイムは姿勢制御に対する統計情報の役割が経時的にどう変化していくかを調べる上でのヒントとなりうる。
英文摘要
【研究目的】本研究の当初の目的は、「視環境に含まれる統計構造が立位姿勢制御にどのような役目を果たすのか」を明らかにすることを目指したものである。しかしながら,我々は視覚情報にどのような条件でも同程度に依存するとは限らない。例えば視覚に捉えられる変化が時間的に安定しているのだとすれば,学習の過程を経て特に視覚情報をオンタイムで捉えなくても行動の制御ができるのかもしれない。報告者は,視覚情報の安定性がその人の知覚・行動に確かに影響を与えることを発見した。姿勢制御という観点からは発展的なテーマであるが,興味深い知見として報告する。【具体的な内容】一定方向に運動する物体を眺めているとき,その物体が途中で消えたとする。消えた位置を答えさせると、実際に消えた位置よりも少し進んだ位置を答える傾向がある。これがRepresentational Momentum(RM)と呼ばれる現象であるが,この現象はヒトの視覚系が少し先の状態を予測し,知覚に役立てていることを示唆している。一般にRMの大きさは物体の速度が大きくなるにつれ増大するが,速度の不安定さにRMがどう影響されるかは明らかでない。実験協力者は画面上を運動し、途中で消失するドットの消失位置を回答した。ドット速度の変動幅が小さい条件(narrow条件)と大きい条件(wide条件)で協力者は2群に分かれていた。結果、wide条件ではドットの速度増加につれRMも大きくなる傾向が見られた一方,narrow条件ではRMの大きさはドットの速度に依らなかった。【意義・重要性】narrow条件でRMの大きさが実際のドット到達時間に依存しなくなってしまうのは,速度の変動が乏しいという経験が知覚に影響していることを示唆する。また,本研究の実験パラダイムは姿勢制御に対する統計情報の役割が経時的にどう変化していくかを調べる上でのヒントとなりうる。
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DOI:
10.3758/s13414-018-1608-6
发表时间:
2019-02-01
期刊:
ATTENTION PERCEPTION & PSYCHOPHYSICS
影响因子:
1.7
作者:
[Shirai, Risako, Banno, Hayaki, Ogawa, Hirokazu]
通讯作者:
Ogawa, Hirokazu
Statistical perception to visual covariation: feature-specificity and its robustness
视觉协变的统计感知:特征特异性及其稳健性
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Banno.Hayaki, & Imanaka, Kuniyasu]
通讯作者:
Kuniyasu
Beyond the subjective experience of colour: An experimental case study of grapheme-texture synesthesia
超越颜色的主观体验:字素-纹理联觉的实验案例研究
DOI:
10.1080/02643294.2017.1373638
发表时间:
2017
期刊:
Cognitive Neuropsychology
影响因子:
3.4
作者:
[Banno Hayaki, Koga Hiroki, Yamamoto Hiroki, & Saiki Jun]
通讯作者:
& Saiki Jun
特徴間の相関関係に対する知覚
感知特征之间的相关性
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Banno Hayaki, Koga Hiroki, Yamamoto Hiroki, & Saiki Jun, 岩田啓介, 坂野逸紀]
通讯作者:
坂野逸紀
瞬間呈示されたシーンのカテゴリ認識における中心・周辺視野情報の寄与
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批准号:10J02552
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2010
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负责人:坂野 逸紀
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依托单位:
海外基金