「市井の学」にみる趣味と研究の歴史社会学：近代日本におけるアカデミズムと逸脱者

《一井之学》中的爱好和研究的历史社会学：现代日本的学术界和越轨者

• 批准号: 17J09983
• 负责人: 大尾 侑子
• 金额: $ 2.83万
• 依托单位: Gakushuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2017
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2017-04-26 至 2020-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-17J09983/
• 关键词: 趣味; 軟派出版; メディア史; 歴史社会学; 検閲; 雑誌; 趣味人; 研究; 私家版; カストリ雑誌; 出版; アカデミズム; 市井; 発禁本; 同人雑誌

本年度は当該研究テーマで博士論文を執筆し、東京大学大学院学際情報学府に提出した。博士論文では近代日本において「エロ・グロ」といった言葉で表現されてきた「非正統的な書物」の世界を対象に、梅原北明の「文芸市場社」を中心に分派分裂し、広がりを見せた戦前昭和の珍書屋のネットワークと、そこから発行された特殊風俗文献を分析対象として「地下出版空間」と呼ぶべき文化圏の消長を論じた。同社には、梅原北明のほか酒井潔や花房四郎（中野正人）、斎藤昌三、伊藤竹酔らが集ったが、そこに広がる教養観を明らかにすることで、これまで論じられてきた「教養主義」とは別種のオルタナティブな教養主義の水脈を示し、社会学のみならず、メディア史、文化批評にも資する知見の提出を試みた。とくにPDの研究課題である「市井の学」、すなわちアカデミズムの外部における学的共同体の成立を論じたこと、それが従来看過されてきた「軟派出版」の領域においてなされたことを示した点に、本研究の認識利得がある。分析にあたっては、「場」を探るべく「地下出版界」が他の領域から自律性を獲得するために用いたコミュニケーションの指標として、【１】コミュニティ感覚や集団的アイデンティティを作り出す価値観や趣味taste、【２】頒布されたメディアの形式性、【３】身体／肉体的パフォーマンスに着目した。以上の成果にくわえ、本年度は金沢文圃閣より２点の古書資料復刻事業に携わり、資料の解題を２点手掛けた（うち1冊は2020年4月に刊行）。

今年，我写了一篇关于这项研究学科的博士学位论文，并将其提交给东京大学跨学科信息科学研究生院。他的博士论文的重点是“非正统书籍”的世界，它在现代日本的世界上使用了“ Ero and Gore”一词，讨论了文化领域的衰落和崛起，可以称为“地下出版空间”，其目的是分析了曾经是War shapa shara knarara kursopproration sharara kunara kurake shara kunara ume n of ume n ume kura kuna thara kunara''的稀有书店网络的目的，并从其中出版了特殊的海关文献。除了Umehara Kitaaki，Sakai Kiyoshi，Hanafusa Shiro（Nakano Masato），Saito Shozo和Ito Takeui还聚集在公司，并通过揭示自由主义的自由主义艺术的一种自由主义的自由主义者，并揭示了传播世界的自由艺术的观点，'提出知识不仅对社会学做出了贡献，还为媒体的历史和文化批评做出了贡献。这项研究的认知益处特别是因为它已经讨论了学术界的建立，即“大学科学”，这是PD的研究主题，即在学术界以外的学术界建立学术界，并且在过去的“软出版”领域中已经忽略了。在分析中，我们专注于地下出版界使用的沟通指标，以从其他领域获取自治，以探索“地点”，[1]产生社区和集体身份感的价值观和爱好，[2]媒体分布的形式，以及[3]物理表现。除上述结果外，今年，Kanazawa Bunpokaku参与了一个重印两种旧书籍材料的项目，并写了两个有关材料的问题（其中一种是在2020年4月出版的）。

项目成果

「『カストリ雑誌考【完全版】』復刻の意義と斉藤夜居の仕事」

“重印《Castori 杂志评论[完整版]》和斋藤矢井作品的意义。”

• 发表时间: 2018
• 作者: 大尾侑子「すべての「戦う」人々へ」（＜書評＞河野真太郎『戦う姫;働く少女』）;大尾侑子
• 通讯作者: 大尾侑子

【アンケート】「取り組んでいる課題テーマ・論文／最近の掘り出しオモシロ資料 大尾侑子」『文献継承』

[调查]“我正在研究的主题/论文/最近有趣的资料Yuko Ooto”“文学传承”

• 发表时间: 2020
• 作者: 大尾侑子（司会者）;吉光正絵（問題提起者）;小川博司（討論者）;大尾侑子;大尾侑子;大尾侑子;大尾侑子ほか
• 通讯作者: 大尾侑子ほか

1930年代における社会改良としての「社会学」的実践 赤神良譲の「変態社会学」的方法による〈尖端〉研究から

20世纪30年代作为社会改良的“社会学”实践：从赤上义义用“变态社会学”方法进行的“前沿”研究

• 发表时间: 2017
• 作者: 大尾侑子（司会者）;吉光正絵（問題提起者）;小川博司（討論者）;大尾侑子
• 通讯作者: 大尾侑子

「東アジアの女性ファン文化とネットワーク社会」（ワークショップ9） [招待有り]

“东亚的女性粉丝文化与网络社会”（研讨会9）【特邀】

• 发表时间: 2018
• 作者: 大尾侑子（司会者）;吉光正絵（問題提起者）;小川博司（討論者）
• 通讯作者: 小川博司（討論者）

『教育』2018年12月号

《教育》2018年12月号

• 发表时间: 2018
• 作者: 大尾侑子「すべての「戦う」人々へ」（＜書評＞河野真太郎『戦う姫;働く少女』）
• 通讯作者: 働く少女』）