宿主免疫を回避する線虫の分子機構の解明
宿主免疫を回避する線虫の分子機構の解明
批准号:
22KJ0519
负责人:
小野 雅弥
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
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英文摘要
昆虫は侵入した異物を血球によって囲い込むことで無害化する(包囲化)。液体クロマトグラフィーのカラムの充填剤として使われるクロマトビーズをチョウ目のアワヨトウ幼虫に注射すると、血球はビーズを異物とみなし包囲化した。ビーズ(ポリスチレンビーズ・ニッケルアガロースビーズ)と線虫(C. elegans)に対する包囲化を比較したところ、ビーズに対して血球は30分以内付着したが、線虫に対しては、付着までに4、5時間程度かかった。生物と非生物は異なる過程を経て包囲化されている可能性が高い。線虫とビーズの注射によって発現が変動する免疫関連遺伝子を網羅的に分析するため、C. elegansとポリスチレンビーズを注射したアワヨトウ幼虫の血球と体液を用いて、RNA-seq解析を行った。現在シーケンスが終了し、データを解析中である。RNA-seq解析において、当初はモデル生物のカイコを用いる予定であったが、カイコはC. elegansを包囲化できなかった。さらに、カイコの体内で線虫は増殖した。この結果は自身のハチノスツヅリガ幼虫を用いて行った実験と同様の結果であった。また、オオタバコガ幼虫も供試したが、線虫に対する包囲化能力はアワヨトウと比較して低かった。このように昆虫種によって線虫に対する免疫が発達していない種が存在すると考えられる。今後は、複数の昆虫種を用いてRNA-seqを行い、分子生物学的な手法も交えて、種によってこのような差異が生じる要因を明らかにする。
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
寄生性線虫の光反応
寄生线虫的光反应
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小野雅弥, 鴻巣明日香, 菊地泰生]
通讯作者:
菊地泰生
DOI:
10.1002/1873-3468.14566
发表时间:
2023-01-11
期刊:
FEBS LETTERS
影响因子:
3.5
作者:
[Matsumura, Takashi, Ono, Masaya, Hayakawa, Yoichi]
通讯作者:
Hayakawa, Yoichi
チョウ目昆虫に対する線虫の病原性と 害虫防除などへの利用
线虫对鳞翅目昆虫的致病性及其在害虫防治中的应用等
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小野雅弥, 鴻巣明日香, 菊地泰生, 小野雅弥, 小野雅弥・吉賀豊司]
通讯作者:
小野雅弥・吉賀豊司
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