不規則抗体産生因子解析および新規治療法開発に関する研究
不規則抗体産生因子解析および新規治療法開発に関する研究
批准号:
21K15655
负责人:
松浦 秀哲
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
昨年度に引き続き、不規則抗体を保有する症例を集積した。今年度は、不規則抗体保有症例に加えて自己抗体を保有している症例についても集積を行った。不規則抗体は同種免疫によって産生される抗体であるのに対し、自己抗体は免疫寛容の異常や破綻により自己赤血球成分に抗体を産生したものと考えられている。それらに共通するのは、赤血球成分に対して抗体を産生するという点である。これらの症例のHLA遺伝子タイピング(HLA classⅠ; HLA-A, HLA-B, HLA-C, HLA classⅡ; HLA-DRB1, DQB1)を実施している。まず、2種類の不規則抗体について着目し、HLAと血液型抗原の親和性をin silicoで解析した。その結果、いくつかの種類のペプチドで親和性があることが明らかになった。次のステップは、このペプチドの候補の中から不規則抗体産生に影響していると思われるペプチドをin vitroの実験によって明らかにする。さらに自己抗体を保有する症例についても前述の通りHLA遺伝子タイピングを実施した。その結果、抗体保有群でHLA classⅡのHLA-DRB1の型の一つが有意に高頻度で存在することがわかった。そのHLA型は他の自己免疫疾患とも関連性があることが報告されており、自己赤血球に対する抗体の産生機序にも関わっていると推察している。引き続き、in silico解析を行い赤血球抗原との親和性の確認を行うと共に不規則抗体群との比較検討も進めていく予定である。以上、今年度は同種抗体産生と自己抗体産生の2種類の対象に着目することで不規則抗体産生の機序を検討した。
英文摘要
昨年度に引き続き、不規則抗体を保有する症例を集積した。今年度は、不規則抗体保有症例に加えて自己抗体を保有している症例についても集積を行った。不規則抗体は同種免疫によって産生される抗体であるのに対し、自己抗体は免疫寛容の異常や破綻により自己赤血球成分に抗体を産生したものと考えられている。それらに共通するのは、赤血球成分に対して抗体を産生するという点である。これらの症例のHLA遺伝子タイピング(HLA classⅠ; HLA-A, HLA-B, HLA-C, HLA classⅡ; HLA-DRB1, DQB1)を実施している。まず、2種類の不規則抗体について着目し、HLAと血液型抗原の親和性をin silicoで解析した。その結果、いくつかの種類のペプチドで親和性があることが明らかになった。次のステップは、このペプチドの候補の中から不規則抗体産生に影響していると思われるペプチドをin vitroの実験によって明らかにする。さらに自己抗体を保有する症例についても前述の通りHLA遺伝子タイピングを実施した。その結果、抗体保有群でHLA classⅡのHLA-DRB1の型の一つが有意に高頻度で存在することがわかった。そのHLA型は他の自己免疫疾患とも関連性があることが報告されており、自己赤血球に対する抗体の産生機序にも関わっていると推察している。引き続き、in silico解析を行い赤血球抗原との親和性の確認を行うと共に不規則抗体群との比較検討も進めていく予定である。以上、今年度は同種抗体産生と自己抗体産生の2種類の対象に着目することで不規則抗体産生の機序を検討した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1007/s12185-021-03242-3
发表时间:
2021-10-29
期刊:
INTERNATIONAL JOURNAL OF HEMATOLOGY
影响因子:
2.1
作者:
[Matsuno, Takahiro, Matsuura, Hideaki, Miura, Yasuo]
通讯作者:
Miura, Yasuo
抗赤血球抗体産生メカニズムの解明およびその制御と治療法に関する研究
-
批准号:24K18653
-
项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
-
资助金额:$2.91万
-
财政年份:2024
-
负责人:松浦 秀哲
-
依托单位:
海外基金