反復ばく露を用いた産業化学物質の遺伝毒性スクリーニング及びメカニズム解析
反復ばく露を用いた産業化学物質の遺伝毒性スクリーニング及びメカニズム解析
批准号:
21K17893
负责人:
小林 沙穂
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2023-03-31
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英文摘要
化学工場などにおける産業化学物質の“反復”ばく露が発がん等の疾病と関係していることに着目して研究を進めてきた。in vitroにおいて、職業性の膀胱がんと関連する芳香族アミン類 MOCAを反復ばく露した場合、単回ばく露と比べ、EKR等の発がんシグナル がより低濃度で活性化することを見出した (小林沙穂 et al., 労働安全衛生研究 in press)。また、MOCAの毒性メカニズムについても解析を行った。国際がん研究機関IARCでグループ1(ヒトに発がん性あり)であるMOCAはDNA損傷性を有することが知られ、そのことが発がんの引き金となっていると考えられている。予想通りパルスフィールド電気泳動法では明らかなDNA損傷性を検出することができた。しかしながら、より感度の高いDNA損傷マーカー; gH2AX抗体を用いた方法では、MOCAの損傷性が検出されにくいことを見出し、 それにはH2AX mRNAの低下が関与していることをRNAシークエンスにより明らかにした(Kobayashi and Kashiwagi, 2023 Fundam. Toxicol. Sci. in press)。このようなケースは稀と考えられる一方、遺伝毒性スクリーニングにおいて偽陰性となる可能性があるため、“複数”の検出法を組み合わせて毒性スクリーニングを行う必要があると言う重要な教訓も得られた。最後に、MOCAがDNA損傷性だけでなく、染色体異常を引き起こすことを見出し、その知見については、その詳細については国際誌に投稿すべく最終準備段階である。このように、MOCAの様々な毒性実験を通して、新規毒性メカニズムを見出すことができた。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
芳香族アミン類MOCAのニワトリ細胞DT40ノックアウト細胞群を用いたDNA修復経路の探索
利用芳香胺MOCA鸡细胞DT40敲除细胞群探索DNA修复途径
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Saho Kobayashi, Hiroki Kashiwagi, 小林沙穂]
通讯作者:
小林沙穂
Towards the establishment of an <i>in vitro</i> test able to assess the toxicity of chronic exposure to industrial chemicals: the comparison of acute and chronic exposure of cells to MOCA, a bladder carcinogen.
建立能够评估长期接触工业化学品毒性的<i>体外</i>测试:比较细胞急性和慢性接触MOCA(一种膀胱致癌物)的情况。
DOI:
10.2486/josh.josh-2022-0019-cho
发表时间:
2023
期刊:
Journal of Occupational Safety and Health
影响因子:
--
作者:
[小林 沙穂, 柏木 裕呂樹, 豊岡 達士]
通讯作者:
豊岡 達士
DNA damage mediated by 4,4'-methylenebis(2-chloroaniline) cannot be detected via the DNA damage marker γH2AX: A case study
无法通过 DNA 损伤标记 γH2AX 检测到 4,4-亚甲基双(2-氯苯胺)介导的 DNA 损伤:案例研究
DOI:
10.2131/fts.10.21
发表时间:
2023
期刊:
Fundamental Toxicological Sciences
影响因子:
--
作者:
[Saho Kobayashi, Hiroki Kashiwagi]
通讯作者:
Hiroki Kashiwagi