Modern and social reconsideration on the risk-taking by victims themselves and its decriminalisation mechanism: in the cases of casualties
Modern and social reconsideration on the risk-taking by victims themselves and its decriminalisation mechanism: in the cases of casualties
批准号:
22K13300
负责人:
北尾 仁宏
金额:
$1.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究は、被害者自身がリスクを取ったことそれ自体を理由とする不処罰化を導く法理論(具体的には、危険運転致死傷罪における好意同乗者事例における運転者の処罰と臨床試験等における被験者事例の実験者の不処罰に共通する法的基盤)として、危険引受けを通じた違法性阻却・正当化を模索し、その実体的根拠と機序を明らかにすることを目的とする。初年度である2023年度は、特に日本法における先行研究に着眼し、①同意論・過失犯論との異同、及び②危険引受けにおいて想定されている「危険」(リスク)それ自体の意義と性質について研究した。①については、リスク・テイキング自体が犯罪を構成する場面が故意犯・過失犯の双方とも異なる独立的な第三の地位にあるという私見を反映させ、犯罪成立を否定する場面においても故意論・過失論とも異なる独立的な正当化法理が必要であるとの仮説の下、主として日本法における先行研究を渉猟し、特に非治療的な臨床試験などの場合には従来の学説理論がうまく機能しないこと、唯一可能な選択肢として危険引受けだけが残ること、これら二つの結論を得た。②については、従来、違法性阻却について優越的利益説を採用すると社会的相当性説とは相容れないと考えられてきたところ、引受け対象たるリスクの確定作業においては、優越的利益説からも引受対象としての適格性を問わなければならず、その考慮の際に社会的相当性的な考え方を取り込む余地があるとの結論を得た。上述の適格性を暫定的に引受許容性と称することにした。
英文摘要
本研究は、被害者自身がリスクを取ったことそれ自体を理由とする不処罰化を導く法理論(具体的には、危険運転致死傷罪における好意同乗者事例における運転者の処罰と臨床試験等における被験者事例の実験者の不処罰に共通する法的基盤)として、危険引受けを通じた違法性阻却・正当化を模索し、その実体的根拠と機序を明らかにすることを目的とする。初年度である2023年度は、特に日本法における先行研究に着眼し、①同意論・過失犯論との異同、及び②危険引受けにおいて想定されている「危険」(リスク)それ自体の意義と性質について研究した。①については、リスク・テイキング自体が犯罪を構成する場面が故意犯・過失犯の双方とも異なる独立的な第三の地位にあるという私見を反映させ、犯罪成立を否定する場面においても故意論・過失論とも異なる独立的な正当化法理が必要であるとの仮説の下、主として日本法における先行研究を渉猟し、特に非治療的な臨床試験などの場合には従来の学説理論がうまく機能しないこと、唯一可能な選択肢として危険引受けだけが残ること、これら二つの結論を得た。②については、従来、違法性阻却について優越的利益説を採用すると社会的相当性説とは相容れないと考えられてきたところ、引受け対象たるリスクの確定作業においては、優越的利益説からも引受対象としての適格性を問わなければならず、その考慮の際に社会的相当性的な考え方を取り込む余地があるとの結論を得た。上述の適格性を暫定的に引受許容性と称することにした。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
抗がん剤過剰投与事件
抗癌药过量事件
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
医事法判例百選[第3版](有斐閣)
影响因子:
--
作者:
[沼田雅之, 大原利夫, 根岸忠, 横濱和弥, 宮村教平, 宮村教平, 宮村教平, 宮村教平, 南迫葉月, 甲斐克則=北尾仁宏]
通讯作者:
甲斐克則=北尾仁宏
放火罪における「公共の危険」の意義
纵火罪中“公共危险”的意义
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
松原芳博編『続・刑法の判例各論』(成文堂)
影响因子:
--
作者:
[沼田雅之, 大原利夫, 根岸忠, 横濱和弥, 宮村教平, 宮村教平, 宮村教平, 宮村教平, 南迫葉月, 甲斐克則=北尾仁宏, 北尾仁宏, 北尾仁宏]
通讯作者:
北尾仁宏
危険ドラッグの影響による準危険運転致死傷罪の成否
受危险药物影响而导致半危险驾驶的成功或失败
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
松原芳博=杉本一敏編『判例特別刑法第4集』(日本評論社)
影响因子:
--
作者:
[沼田雅之, 大原利夫, 根岸忠, 横濱和弥, 宮村教平, 宮村教平, 宮村教平, 宮村教平, 南迫葉月, 甲斐克則=北尾仁宏, 北尾仁宏]
通讯作者:
北尾仁宏
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