幼児期から児童期における言語的・非言語的な感情認識プロセスの発達過程の解明
幼児期から児童期における言語的・非言語的な感情認識プロセスの発達過程の解明
批准号:
22K13823
负责人:
池田 慎之介
金额:
$2.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
2022年度は,成人を対象とした実験に寄り,表情に対する接近回避反応を測定するための新たな手法を開発した。喜び表情と怒り表情を用い,呈示された表情刺激に対して実際に前進,或いは後退するまでの時間を計測した。その結果,この反応時間が理論的に想定される接近回避反応と一致することが示された。この知見は,心理学一般を射程に含める国際誌であるCurrent Psychology誌に掲載された。接近回避反応は,これまで手指の微細な動きによって検討されてきており,その難しさから幼児や児童を対象とした研究はほとんど行われていなかった。そのため,接近回避反応には進化的な起源が想定されているにも関わらず,それが本当に幼いころから見られるのか,また発達的にどのような変化を遂げるのかなどはまだ明らかにされていない。2022年度の研究によって確立された手法は,幼児にとっても容易に実施できるものであるため,次年度以降はこの手法を用いて接近回避反応の発達的変化について検討を重ねていく予定である。また加えて今年度は,幼児及び成人を対象として,語長効果の予備実験を行い,手続き等の確認を完了させた。語長効果とは,主に視覚提示された刺激を記憶する際,その名称の文字数が記憶成績に影響するという現象であり,幼児期から児童期にかけて生じ始めることが指摘されている。これは,視覚刺激を言語化して処理する傾向の表れを反映していると考えられるため,次年度以降は語長効果を取り扱い,この言語化傾向が感情認識に及ぼす影響を明らかにする。
英文摘要
2022年度は,成人を対象とした実験に寄り,表情に対する接近回避反応を測定するための新たな手法を開発した。喜び表情と怒り表情を用い,呈示された表情刺激に対して実際に前進,或いは後退するまでの時間を計測した。その結果,この反応時間が理論的に想定される接近回避反応と一致することが示された。この知見は,心理学一般を射程に含める国際誌であるCurrent Psychology誌に掲載された。接近回避反応は,これまで手指の微細な動きによって検討されてきており,その難しさから幼児や児童を対象とした研究はほとんど行われていなかった。そのため,接近回避反応には進化的な起源が想定されているにも関わらず,それが本当に幼いころから見られるのか,また発達的にどのような変化を遂げるのかなどはまだ明らかにされていない。2022年度の研究によって確立された手法は,幼児にとっても容易に実施できるものであるため,次年度以降はこの手法を用いて接近回避反応の発達的変化について検討を重ねていく予定である。また加えて今年度は,幼児及び成人を対象として,語長効果の予備実験を行い,手続き等の確認を完了させた。語長効果とは,主に視覚提示された刺激を記憶する際,その名称の文字数が記憶成績に影響するという現象であり,幼児期から児童期にかけて生じ始めることが指摘されている。これは,視覚刺激を言語化して処理する傾向の表れを反映していると考えられるため,次年度以降は語長効果を取り扱い,この言語化傾向が感情認識に及ぼす影響を明らかにする。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Step forward to happiness and back from anger: investigation of approach avoidance?responses to facial expressions using a dance pad
走向快乐,从愤怒中回来:研究回避接近?使用舞垫对面部表情的反应
DOI:
10.1007/s12144-023-04293-x
发表时间:
2023
期刊:
Current Psychology
影响因子:
2.8
作者:
[Yamaguchi Kazuhiro, Zhang Jihong, Ikeda Shinnosuke]
通讯作者:
Ikeda Shinnosuke
発話からの感情理解の発達:乳児期から児童期にかけての様相とメカニズムの解明
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批准号:17J03631
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2017
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负责人:池田 慎之介
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依托单位:
海外基金