口腔癌細胞でのリソソーム・カテプシン群の分泌と浸潤転移のバイオイメージング
口腔癌細胞でのリソソーム・カテプシン群の分泌と浸潤転移のバイオイメージング
批准号:
22K17186
负责人:
坂元 裕
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
癌細胞が浸潤や転移を起こす際にはリソソームから大量のプロテアーゼ(カテプシン群)が分泌される。我々は独自の研究から、扁平上皮癌の浸潤能と相関する種々のリソソームタンパク質を同定してきた。しかし、カテプシン群の分泌過程を同一細胞や個体を用いて、時間軸で追跡された研究は殆ど無い。本研究では口腔扁平上皮癌細胞から分泌されるカテプシン群について、様々なイメージングを組み合わせて追跡する実験を行う。カテプシン群分泌のタイミングや浸潤との関連性を可視化する事により、分子から細胞レベルを経て個体レベルでの動態をミクロからマクロレベルの解析へと広げていく。本研究を通じてこれまで断片的にしか理解していなかったカテプシン群の動態と癌細胞の浸潤と転移のメカニズムについて時間軸を加えた知見へと広げていく。まずリソソーム酵素群のマスター転写因子であるTFEBについて着目した。扁平上皮癌細胞においてTFEBを遺伝子ノックダウンにより抑制すれば、浸潤能や遊走能が劇的に低下することを見出した。しかしノックダウン実験はTFEBの発現低下が確認できたが、TFEB遺伝子の過剰発現した細胞は作製できなかった。増殖能についてTFEBノックダウン細胞とコントロール細胞を用いて比較したが、両者の間に有意な差は認められなかった。これらの結果から、不明な点が多く残されていた癌細胞の浸潤と転移に関して、TFEBが関与する詳細なメカニズムの解明に本研究は有益な情報となると考えられる。
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