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コムギにおけるトランスポゾンタギングシステムの開発

小麦转座子标记系统的开发

基本信息

批准号：
10760005
负责人：
宅見薫雄
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至 1999
项目状态：
已结题

项目摘要

パンコムギにおけるトウモロコシAc/Dsエレメントを用いたトランスポゾンタギングシステムを開発するためにその基礎的研究として以下の2つの実験を行った。まず、コムギ細胞中で効率的にトランスポゾンを活性化するためにAc transposase(TPase)遺伝子の発現量とDsエレメントの切り出しとの関係について研究を行った。イネアクチン遺伝子プロモーターとGUS遺伝子の間にDsが挿入されているプラスミドを、すでに育成したTPase 遺伝子を発現している形質転換カルスにパーティクルガン法によって導入しGUSの一過性発現を調べることでDsの切り出し頻度を推定した。遺伝子導入を行ったカルスにおけるTPase遺伝子の発現量を比較し、Dsの切り出し頻度との相関を解析したところ、TPase遺伝子の発現量が高すぎる系統ではDsの切り出しが抑制されるというnegative dosage effectを支持する結果が得られた(Takumi et al.1999)。次に、すでに育成されているCaMV35Sプロモーターとhphの間に非自律性転移因子Dsが挿入されているプラスミドを組み込んだDs系統と、35Sプロモーターに転移能力を失ったAcTPase遺伝子が連結されているプラスミドを組み込んだAc系統、この両系統のF_1からF_2種子を収穫した。F_1個体ではサザン法によるDsの組み込みとノーザン法によるTPase遺伝子の発現を確認した。次にハイグロマイシン耐性を示すF_2植物の選抜を試みたが、植物体中でDsエレメントの存在とTPaseの発現が確認された6系統(F_1)由来の240粒のF_2種子からはハイグロマイシン耐性個体を選抜することが出来なかった。メチル化等の要因によりDsエレメントは不活化されていることが示唆されたのでF_2種子の未熟胚培養を行いDsエレメントの転移を促した。その結果7交配組み合わせ由来1328のF_2胚から3個体のハイグロマイシン耐性再分化個体を得た。これらの個体においてDsエレメントの転移が起こったのかどうかさらに自殖後代を用いて確認していく必要がある。

The basic research on the development of the system is as follows: Study on the relationship between the production and expression of Ac transposase(Tase) gene and the activity of Tase gene in human cells To estimate the frequency at which the transient occurrence of GUS gene is modulated by the introduction of GUS gene into the medium and the occurrence of GUS gene in the medium. Comparison of TPase gene expression, analysis of correlation between Ds and Tase gene expression frequency, and analysis of high TPase gene expression in the system supported the suppression of Ds and negative dosage effect (Takumi et al. 1999). The CaMV 35S is a non-autonomous migration factor in the breeding process. F_1 individuals were identified by the method of identification. The results showed that 240 seeds of F_2 from F_1 plants were selected from F_2 plants, and the existence of Tase in F_2 plants was confirmed. The main reasons for the development of F_2 seeds are the activation of F_2 seeds and the transfer of F_2 seeds. The results of 7 mating groups were obtained from 1328 F_2 embryos and 3 individuals from 1328 F_2 embryos This is the first time that we've ever seen an individual who's been identified as a member of a family.